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フランス語初学者で発音で悩んでいるものです。よろしくお願いします。
活用の際の発音でわからなくなってしまいました。
 je chante「ジュ シャントゥ」…語末のeが取れるが,tの音でトゥとなる?
 tu chantes「トゥ シャントゥ」…読まない子音zにある前にあるeはエと読むはずじゃ?
 vous chantez「ヴ シャンテ」…読まない子音zにある前にあるeはエと読む
 ils chantent「イル シャントゥ」…??
次に,bien「ビィャン」とあるのですが,このヤの発音はどこから出てくるのでしょうが。
私の文法書ではienでの発音は載っていませんし,enの発音をみると「ァン」とあるので「ビァン」となりそうなのが,どうなのでしょうか。

A 回答 (4件)

片仮名は一応の目安に過ぎないものです。

だからといって発音記号が万能かというとそうでもありません。片仮名にせよ発音記号にせよある言語の範囲内、もっと狭くはある辞書や文法書内での約束や慣例で成り立っているものです。同じ仮名や発音記号が似てはいるが違う音を表していることも珍しくありません。問題なのはその「約束事」が充分に書かれていない、あるいは見過ごしていることが多いことです。

さて、動詞の活用語尾、特に -ent は例外として記憶してください。古い時代の綴りを今に伝えているに過ぎません。

子音の前の e ですが、-es はなるほど les, des, mes, tes, ses などというごく基本的なものがありますから [e] と読みたくなりますが、動詞の二人称単数や名詞の複数形では s はそれ自体発音されずもとの単語の発音にも影響しません。むしろ上に挙げた冠詞や所有代名詞の方が例外的です。

ien について

en と ien では、まず同じ e でも発音が違います。正確な音は録音などを聴いてもらうしかありませんが、en は「アン+オン」の感じ、ien の -en は「アン+エン」で前の i と合わさって「ィヤン+ィエン」のようになり、i は半母音の [j] になります(+は2つを同時に発音したような感じと解釈してください。また「ン」が鼻母音であるのは言うまでもないことです)。
ien の発音について本当に書いていないとしたらそれは完全に不備です。
気をつけなければならないのは en も an もそれだけなら同じ「アン+オン」ですが i を伴うと ien は上記の通りなのに対して ian は「ィヤン+ィヨン」であるということです。

defiant デフィヤン+デフィヨン

最後にヤ行で書くのはなぜか、です。実は辞書や文法書によってはヤ行でなくア行で書いているものもあります。また商品名などに使われるときは圧倒的にア行です。bien を「ビヤン」と書いているのは見たことがありません。なにしろ(今回の質問とは別の音ですが)maquillage(マキヤージュ)を「マキアージュ」とするくらいヤ行は嫌われて(?)います。

それはさておき、これも実際の音を聴いてもらうといいのですが、フランス語の [i] は鋭い「イ」で英語の pit などに見られる「緩んだ」イではありません。日本語のイの段もやや鋭い音で、ゆっくり意識して発音しないとたとえば、「慰安旅行」が「いやん旅行」のように聞こえることは珍しくありません。
このように鋭いイは次に来る母音をヤ行化(軟音化、ヨッド化などといいます)する性質があり、フランス語では i 自体も [j] となり「i+他の母音」が一緒になってヤ行のようになります。

以上から bien を「ビァン」のように書くのは i の性質を反映していないことになります。

最後に、辞書の発音記号では子音で終わっていても、実際の発音では弱い「ウ」を付けて発音されることがむしろ普通です。歌では発音記号上ないはずの e に長い音符がつくこともあります。これは有声子音はもちろん無声子音でも起こりえます。 chante [∫α~t] とあっても最後が子音の [t] だけではないのです。
速い発話では子音だけになることもあります。つまり許容範囲にあるということで、発音記号では書かないのが普通です。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
-entは例外的に覚えればいいんですね。リョウカイです。
「ビィャン」となるのは何となく分かってはいたのですが,確認がとりたくて。
参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/11/24 12:21

#3ですが訂正を。



ien については二通りあります。

bien, rien, mien, sien などは「ィヤン+ィエン」

experience, orient などラテン語の形を比較的残して、英語にもほぼ同じ綴りがある -ience, -ient は「ィヤン+ィヨン」

失礼しました。
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nous,vous 以外は全て「ショント」です。

ただし、此処では「ョ」と書きましたが、鼻母音で「アとオ」の間に近い音です。また最後の「ト」も「トゥ」に近い音です。カタカナでは表記できないので、先の方が言っているように、正しいものを聞いて覚えてください。
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回答ではないのですけど。



話せるようになることが目的なら、赤ちゃんのように自分の耳を頼りに、単純に native の発音をまねすれば良いです。慣れれば発音の法則は自然に身につきます。発音の細かい規則を憶えてそれを適用してみたり、一旦カタカナになおして発音するのは有害無益だという意見です。
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この回答へのお礼

フランス語なんて,単位とれればいいんです

お礼日時:2009/11/24 12:17

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