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10月上旬にアザレアの鉢植えを買い、日差しが注ぐ窓辺に置いています。
購入当初は花がいくつか咲いていて、蕾もたくさんついていたので、
これからどんどん咲くだろうと期待してましたが……。
最初の花が散ったあと、いっこうに次の蕾が開花する気配がありません。
蕾は少し茶色になっているものもありますが、枯れたり腐ったりしている感じでもないようです。
このまま蕾の状態で来年まで咲かないものなのでしょうか?
なんとかこの冬に花を咲かせる方法などありましたら、教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

湿度、水遣り、置き場所、これらに問題は無いと思われます。


やはり夜間温度が下がり過ぎるのが原因でしょう。
少し夜間から朝方にかけての保温に努めましょう。
ひらたく言えば加温できる温室内であれば元気に花を咲かせ続けたという事です。出荷前はこのような状態に置かれていたわけですね。

>ではこのまま咲かなくても、来年の春がくれば、いま残っている蕾が開花する可能性はあるということでしょうか?
低温状態が続けば蕾が枯れ落ちてしまう可能性が高いです。まだ花芽の状態ならば春まで持ちます。(来年度の冬はそうなります。)
蕾になったものはもう早く咲かせ切らした方が良いでしょう。まあ生産業者も花が乏しい冬に咲くもの、また室内栽培向けのものとしてアザレアを商売として扱っているものと思われます。
花芽も今からの時期にはもう形成されませんから、今回は来年の春までには花は終わってしまうでしょう。今回は冬花として楽しみます。

花が終われば、まだ室内栽培ですが、もうあまり水遣りの頻度や夜間温度に気を使わなくとよくなります。春になるまでこの状態を保つようにします。
暖地あたりであれば、霜や雪を被らない所に置いて屋外栽培も可能です。
(暖地あたりではそういう凍えそうな夜は、玄関内でも取り込んでやれば良いでしょう。)

・生育期(4月~10月)の屋外栽培について。
平均気温24℃ぐらいになった春で植え替えと剪定を行います。(再来年からは花後に植え替えと剪定を行います。)
ひと回り大きな鉢を用意して、根土も半分ぐらいはほぐします。長すぎる古根、痛んだ古根はハサミで切り落とします。新しい根を生やすことによってまた元気な株となります。古根よりも新根の方が養分や水分を多く吸収します。
用土は水はけの良い酸性土を用意します。ツツジ科植物は酸性土を好みます。
具体的には鹿沼土中粒(下層~中層)鹿沼土小粒(中層~上層)にピートモスを2割ぐらい混ぜたもの、鹿沼土の選別には網目の大きさの違うフルイが必要ですが、難しければ市販品用土として酸性土の「ブルーベリーの土」が使えます。鉢底石も必ず入れます、またアルカリ性の石灰類や草木灰は混入しません。
また用土に元肥としてリン酸の多いマグァンプKの中粒を混ぜておくと、花付きが良くなるでしょう。6~7号鉢でティースプーン3~4杯ぐらいの量です。
http://www.hyponex.co.jp/catalog/02/index.html#b
深植えしないように注意し、根に土を十分行き渡らせるようにして植え込んでいきましょう。
剪定も植え替えと同時的に行います。夏あたりで花芽分化しますから花後の剪定が無難です。もし夏以降に見苦しい徒長枝が伸びるようならば、それだけ切り落とすのは構いません。
植え替え後は1週間ほど日陰に置き、もう1週間は明るい日陰に置きます。それ以降は日当たりの良い所に置きます。盛夏は乾き過ぎるので大変明るい日陰ぐらいが良いでしょう。
水が好きな植物ですから、表面の土が乾けばタップリ遣ります。盛夏は朝夕2回水遣りが必要になるでしょう。また水遣りの際、葉の表裏にも水や霧をかけてやれば、ハダニやグンバイムシの害虫予防にもなります。特にグンバイムシには要注意です。
http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu10.html
また葉を食害する幼虫類がいないでもないですが、4月~10月あたりまでオルトランDX粒剤を1ヶ月おきに株元へ1~2gばら撒いて予防に努めると良いでしょう。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00529.html

追肥は植え替え後20日ぐらい経って与えますが、緩効性の固形肥料の置き肥、発酵済みの油粕+骨粉の玉肥、もしくは骨粉の代わりに配合肥料を入れた油粕の玉肥がベストですが(肥効1ヶ月)、6月あたりでコバエが発生するようになれば緩効性の化成肥料に替えても構いません。
http://www.hyponex.co.jp/catalog/05/index.html(肥効2ヶ月)
それぞれ鉢の隅に規定量を置き肥します。油粕玉肥は6号で4個、7号で5個ぐらいです。
盛夏(7月下旬~9月中旬)はその半分ぐらいの量で良いでしょう。9月下旬あるいは10月の初めにまた規定量与えて最後の置き肥とします。
また追肥には液肥もありますが、薄い液肥(例、ハイポネックス原液の1000倍希釈液。)を1~2週間に1回ほど水遣り代わりに与えてもよろしいでしょう。
液肥が葉や枝にかかっても構いません。http://www.hyponex.co.jp/catalog/03/index.html
しかしあまり多肥にすると徒長枝が増える可能性もあります。夏以降の切り落とした徒長枝はその枝に付いた花芽を切り落とす事になりますから、施肥の加減も必要でしょう。
10月も下旬あたりになれば、全ての施肥は終了します。
大体網羅しましたでしょうか?。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とても詳しく丁寧に教えてくださり、本当に助かりました。
ひとまずこのまま保温に努めて様子を見ていきたいと思います。
今季の開花が無理なようでしたら、ご指導いただいたとおり植え替えしまして、
今後は春に花を咲かせられるよう頑張りたいです。
貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/30 18:10

まず水不足と乾燥と低温が疑われます。


開花中は水を欲しがります。鉢土の表面の深さ1cmぐらいが乾けば、鉢底から十分流れるぐらいに水遣りしましょう。(5~6号鉢基準。)
乾燥はエアコン等の温風が直接植物に当たらないように気をつけます。
加湿器の設置や、あるいは花や蕾に霧がかからない様に注意し、霧吹きなどで葉水を時々与えてもよろしいです。

アザレアは半耐寒性のものが多いので11月から3月ぐらいまでは室内栽培ですが、本来は春花ですから冬に花を咲かせる為には出来るだけ3月4月ぐらいの環境に近づけてやる必要があります。
日中はまだ良いとしても夜間温度が下がる場合は、暖房の切れた夜間から朝方にかけて保温のために、ダンボールや発泡スチロールの箱でスッポリ被せてやると良いでしょう。
また今日の様に比較的陽気な日(最高気温18℃~20℃)は日中だけ外に出して外光や外気を浴びせても構いません。夕方には室内へ取り込むようにします。

あくまでも秋冬に花が咲くのは、生産業者が促成栽培で出荷したものです。
来年度からは晩秋から冬にかけては休眠期となります。この時期にはもうすでに花芽は形成されていますが、花が咲くのは再来年は4月あたりになるでしょう。また休眠期における水遣りは今年よりは控えめなものとなります。(花芽形成の初期の花芽分化は多分夏あたりです。夏以降に剪定すると花芽を切り落とす事になります。剪定は花後に行うのが無難です。)

アザレアも多分季節がわからなくなって困惑しているでしょうね。
水遣り、乾燥、温度に注意してみましょう。
無理矢理秋冬に花を咲かせるのは、多少の手間暇はかかります。
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この回答へのお礼

詳しくご説明いただき本当にありがとうございます。
室内は湿度が高く(常に60%ぐらい)、一日一回は葉水を与え、
温風も当たらない場所なので、乾燥が原因ではないかと思われます。
水は土の表面が乾いてから(三~四日に一度)たっぷりあげてましたが、
水不足だったのでしょうか。
また、昼夜の温度差が激しい部屋で、特に夜は寒いので、低温が大きな原因
なのかもしれません。早速、保温に気をつけるようにしました。

アザレアはもともと春花なのですね。とても勉強になりました。
ではこのまま咲かなくても、来年の春がくれば、いま残っている蕾が開花する
可能性はあるということでしょうか?
だとすれば、無理せず蕾を温存しておきたいと思います。

お礼日時:2009/11/26 13:03

こんばんは



心配ですよね
参考までにですが
http://www.hicat.ne.jp/home/hiro-h/azarea.htm
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この回答へのお礼

早々にありがとうございます。
ご紹介いただきましたページは以前こちらでも調べまして、
いろいろと参考にさせていただいていたところです。
できる限りのことはやって、しばらく様子を見たいと思います。
ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2009/11/26 12:51

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