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 円高が進み、今日は14年振りに86円台になったと報じていました。藤井財務相はおおむね円高容認のようです。
 今後、仮に70円、50円へと円高が進むとすると、日本の経済はどのように動いていくのでしょうか。円高で隆盛していく業種、衰退していく業種、それに日本自体の経済はどうなっていくと予想されますか。
(過去のQ&Aを読んでいなくて申し訳ありません。)教えてください。

A 回答 (7件)

今の円高、ただ単に米ドルだけが勝手に下がって行ってる状態。

ドルの独歩安です。
対米輸出には支障が出るが、今は昔ほど対米輸出に依存してません。米国からの輸入品は安くなるし、米ドルだけが勝手に下がっていっても、一部を除けば大きな影響は無いような…
イザとなれば基軸通貨を変えればそれでOK。ユーロにしてみるかな?それとも元は嫌だしなぁ。円でもいいけど?  とか。
その程度の問題。

昔は米国はこういう動きには猛烈に反発したが、もう米ドルの独歩安は避けられず、今や逆にドル安誘導してまでもアジア地域主体に輸出して儲けたい様子。
そうなってしまうとドルを機軸通貨から外す動きにも文句付けにくいでしょね。

なので円高で衰退する業種は、「対米輸出業種」。
そして円高で隆盛して行く業種は、「対米輸入業種」。単純に言ってしまえばそんなもんかと。
米国に輸出していた▲先端部門産業▲の輸出先をEU辺りに振り向けないといけませんね。逆に牛丼屋とかは活況を呈するかも。
トウモロコシも安くなるだろうから、養鶏業者はホクホク顔ですわね。

仮に1ドル50円になったとすれば、1ドル100円の時より、某国へのXドルの資金援助はX/2円となり、半額に減額。笑いが止まりません。
日本経済は米国離れが進み、中国・アジア諸国との関係が深まるんでしょう。
ですが米ドル安くなっている関係上、米国の輸出攻勢には悩まされる。

となると基本はやっぱり現況のまま、日本不景気のままで海外投資してある設備を使って生産して日本を素通りして輸出して儲けるのが常道となるのかな。
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この回答へのお礼

 ご回答を有難うございます。具体的なご説明でとてもよくわかりました。
 今後、ドルの価値が一層下がり、基軸通貨をドルから他の通貨へ変更していくという動きが進んでいくかもしれませんね。
 対米輸出では、困るでしょうが、米国から輸入して消費する側(会社と国民)にとってはメリットなのでしょうね。それにODAも$1=50円とすれば2倍の価値が出てくることもよくわかります。
 今後、2~4年の間に急激に$1=50円、30円になっていった場合に
鳩山政権の対応にもよるのでしょうが、日本経済、また私達庶民の生活はどうなるのでしょうか。その時々の対応で、庶民は平穏に暮らしていけるのでしょうか。
 日本の政府部門と民間部門とで保有するするといわれている800兆円(8兆ドル)の米国債がアメリカがデノミを行って$1=100円を$1円にしたとすると、その日本経済への影響、私達庶民の生活はどのようになるのでしょうか。wwbc様、また、他の方々のご意見をお聞かせください。

お礼日時:2009/11/27 10:55

日本経済、私達庶民の日常生活



・輸出型企業は利益を出せず、人的経費の大幅削減が加速(給与減・リストラ・就職難)
・体力のない中小企業の倒産増

上記理由により、景気悪化は更に進み消費動向(国内小売・外食・娯楽)は冷え込む。そして更に景気悪化。

コスト削減を輸入に求めることになるので、日本国の富が日本国で還流することなく海外に流れる。
そして、日本国は貧国化へ。更に景気悪化。

余談ですが、事業仕分けでの蓮舫議員「国産である意味がわからない。外国産に切り替えるべき」と
発言していましたが、こういう時こそ国産を守るべき日本国の議員として如何なものかと呆れました。
そんな事いう議員が賛辞を受けるのは世界でも日本だけですよね。(苦笑)
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この回答へのお礼

 ご回答を有難うございます。仰るとおりだと考えます。
 胡錦濤国家主席は、日本はあと15年か20年も経てば消えてなくなると言いましたが、この発言が杞憂であればいいと思います。
 デフレスパイラルに陥っている日本の現状において、民主党政権の国家のあり方、国家目標、経済立て直しの具体的・積極的経済政策などは全然見えてきません。ちまちまとあちこち小さいことを取り上げて議論し、マニフェストにこだわって頭で考えてきた理想論を実行しようと躍起になっています。
 鳩山首相は、口を開けば「国民のみなさん」と言い、マスコミや国民の発言を見て右往左往しています。
 普天間基地移転問題も首相、外相、防衛大臣の発言がばらばらで内閣不一致が続き、鳩山首相は1月の名護市長選の結果を見て決めようといった様子がみられ、これまで首相が決断して決めた大きな問題は一つもなく、優柔不断で指導力に欠けると見受けられます。
 民主党政権が発足して国民は鳩山首相に大いなる期待をもって見守っているのです。蓮舫議員がスパコンが「なぜ世界2番目ではいけないのか」と言って、国立大学の学長がそろって会見したり、ノーベル賞受賞者が会見したり鳩山首相と会ったりしています。
 これまでの政権時代にはなかった動きです。それだけに日本の行く末について鳩山首相の強いリーダーシップを望みます。これまで3か月の動きを見ると、鳩山民主党はもっとしっかりしてほしい、というのが国民の希望ではないでしょうか。

お礼日時:2009/11/27 15:58

副島隆臣氏の予測どおりに、優良個人不動産(プライムローン)や商業不動産の金融商品がサブプライム・ローンのように破綻すれば、質問者さまの心配のようにデノミ(ただのデノミではなく新貨幣と旧貨幣の不等価デノミ)が行われるでしょう。

オバマは辞任し、クリントン国務長官が引き受ける(なぜ副大統領ではないのか疑問ですが^^;)というシナリオができていると副島氏は述べていますね。

で、その結果は米国債が紙くず(といっても80兆円は返してもらえますが^^)になってしまうんですが、現在、このサイトで赤字国債に反対している人たちの考えてる状況(=財務省の洗脳状況=借金財政でたいへんだあ状態)に実際になるというだけのことで大した問題ではありません。

きっと、財務省が本当に赤字になって、困って個人資産の没収にかかるでしょうねえ^^。個人資産1500兆円をあの手この手で、奪います。一番てっとりばやいのは、社会主義にしてしまうことなので、ここに世界で初の資本主義から社会主義への移行というマルクスが予測した画期的な事態が発生するかもしれない。

見てみたい気もする^^;
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この回答へのお礼

 ご回答を有難うございます。冒頭は副島隆彦氏でしょうか。
 不等価デノミが行われ、日本国政府が赤字で「本当に困ってくる」と「弱者には優しく」ではなく、弱者も含めて個人資産の没収ですか…。
 私は、世の中は大なり小なりの格差はなくならないもので、努力した人はそれなりに富を得て努力が報われて、ある程度の格差が生じるのはやむを得ないと考えます。
 働いても、働かなくても、同額を得て平等に食べ、時には平等・均一に貧者となっていく(北朝鮮の大多数の国民のように)というのは、あまり好まないので、日本が資本主義から発展?して社会主義の国になり、その世の中で私が生活する…というのは、あと10年くらい待ってほしいと思います。私の余命もあと10年ほどですから。
 皆様のご回答を有難うございました。

お礼日時:2009/11/27 15:22

まず15年前に比べアメリカでは物価が40%以上あがっていますから、実質的には現在はそれほど円高ではなく、過度なドル高が是正されていると見るのが妥当でしょう。



日本単独での円安為替介入は、ゲーム参加者たちの食い物にされてしまう事でしょう。昨日の為替介入示唆発言後に急激に円高に進んだのも、そのせいでしょう。
だから政府はむしろ円高容認する姿勢をみせる事の方が、円安方面に動くバイアスとなるでしょう。これまで幾度も行われてきた日本の円安為替介入はゲーム参加者たちに見透かされ、むしろ仕掛けられて投機家の餌食になっています。

また急激な変動に対し介入が必要な場合では前触れなく突如介入する方が妥当でしょう。

問題なのは”急激な”為替変動です。
よくこの話でもち出される輸出企業ですが、それらの大多数は加工貿易企業です。原油や資源を輸入して加工して輸出しています。なので円高で調達コストが下がるので、損だけが拡大するわけではありません(もちろん各社制度変更、対応に迫られますが)。

この回答への補足

 ご回答を有難うございます。
 No.3の回答へのお礼でもお尋ねしましたが、“急激”な為替変動、アメリカにデノミが起こって日本が保有している800兆円の米国債が吹っ飛んで1/10の価値になり、$1が10円になったりしたら、日本経済、私達庶民の日常生活はどのようになるのでしょうか。お聞かせください。

補足日時:2009/11/27 13:26
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 自分は、今回の暴落前はNO3と同じ意見でした。


しかし、どうやら今回は様子が違います。
 円はドルに対して86円ですいが、同じく、ユーロドル、豪ドル/ドル、ポンド/ドルも暴落しています。
 例えば今まで独歩高の豪ドルは78円
たった今の下落を見てもドル-87に対し、豪ドル-243であり、今年のレジスタンスポイントを割ってます。
 自民のときの下落は単純に経済問題ですたが、今回の場合下落を見ると(インターバンク市場の動きをみる限り)ヘッジファンド系の仕掛けですね。
 ですので2日前ならNO3の回等でよかったんですが、今回の暴落はわけが違います。
 1994年の87.10円は本来オプションバリアとして日銀が守るべきポイントです。しかし本来守るべき87.10を超えても藤井大臣は介入を示唆しませんでした。
 こうなると、次のポイントは79.90までなく、多くのヘッジファンドが安心して日本の円相手にマネーゲームを仕掛けます。
 多くの輸出企業が85円を下限にみているので、こうなると日本企業は大ダメージを受けますね
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この回答へのお礼

 ご回答を有難うございます。
 「ヘッジファンドが安心して日本の円相手にマネーゲームを仕掛けてくる」とは、買いやすくなった円を大量に購入した後、円安(に導入後)になったら円を売って儲ける、といったことでしょうか。

お礼日時:2009/11/27 13:15

そろそろ経団連 日経連の反撃がくるかな?



徹底して 赤字を整理するおかげで トヨタから入る税収が今年無くなるわけで 予算編成にはまとまると影響は大きい 政治 法律で優遇しても そこで得た力で更に政治に圧力を掛ける。困ったもんだ。

 そうであれば 大量にブラジルボンドを買う仕手戦に参加するしかない 多分米国ファンドは日本に売り抜けて多額の利益を上げることになるでしょうが 日本はどこに売るのか??さしたる利益無く無難に売り抜ければ 米国債よりも損害が出ないと見るか それとも両建てで行くか?

敵は国内の新自由主義陣営の戦闘部隊。介入しなければ ケイマンに出て行くかもね。
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この回答へのお礼

ご回答を有難うございます。私は、この問題に対する経済知識が乏しいので、詳細はわからないところがありますが、大筋では理解できました。

お礼日時:2009/11/27 10:24

米国自身が世界中から富を集めることをやめ、普通の大国としての戦略をとろうとしています。


世界的枠組みが大変動しているのに、円安に誘導すれば日本経済は活性化すると信じるのは滑稽です。
そもそも政府によるドル買いは為替リスクを吸収するためです。輸出振興がドル買いの目的になった結果、産業構造の変化が阻害されたともいえます。

隆盛は世界的枠組みの大変動に適応すれかどうかにかかっています。
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この回答へのお礼

ご回答を有難うございます。ご説明よくわかりました。

お礼日時:2009/11/27 10:18

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