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車や自宅で 潤滑目的で上記の3つを買ってきました。
ベアリングや元々グリスアップされているところはグリスだとして、一般的使い分けがわかりません。(更に言えば 半固形グリスも所持しています)

そこで
  (1)一般的 使い分けの考え方はどのようでしょうか?
    ex 潤滑目的ではグリス>オイル>シリコン の順で選ぶ?とか、、。
  (2)以下の場合何を使うのが良いのでしょうか?
    1)車のボンネットやトランク、ドアのヒンジ部(ベアリング、ゴムなし)
    2)自宅の室内ドアのヒンジ部(差込んであり、回転する部分)
    3)自転車のブレーキハンドル部(ブレーキを握って回転する部分)
    4)自転車のチェーン
    5)車のボンネットなどのキャッチ部(動いてロックする方)

以上 よろしくお願いします

A 回答 (4件)

潤滑油、シリコンにはとても種類が多く、とてもじゃないが


 グリス>オイル>シリコン
と「ひとくくり」にはできないです。シリコンのグリスもあるし・・

(2)以下の場合何を使うのが良いのでしょうか?
    1)車のボンネットやトランク、ドアのヒンジ部(ベアリング、ゴムなし)
  荷重がかかり、しかも屋外(寒暖差が大きく、雨水がかかる可能性がある
   ・・・・よって、グリスが良い。
    2)自宅の室内ドアのヒンジ部(差込んであり、回転する部分)
  いわゆる摺動部で、荷重も大きいため、二硫化モリブデンの配合されたグリス
    3)自転車のブレーキハンドル部(ブレーキを握って回転する部分)
  もうすこし粘度の低いグリス(1)と同じ
    4)自転車のチェーン
  飛び散って失われるため、分子量の大きいオイル。いわゆるチェンオイル
  2サイクルエンジンオイルと逆の性質が必要・・とにかく納豆のように糸を引くオイル
    5)車のボンネットなどのキャッチ部(動いてロックする方)
  摺動部になるので、(2)と同じ

 このように、目的によって潤滑剤は異なります。だからとても種類が多い。

 シリコンですが、これは揮発性があるため長時間作用が継続して欲しい場所や風雨にさらされる場所には向きません。特に荷重が大きい場所には無理です。
 負荷が小さく、すべりを期待する場所・・・サッシの擦れ合う部分とか、引き出しの擦れ合う部分とかには効果的です。木と金属が擦れ合う部分の金属側なども。
 ただし、木製品には基本的に使いません。シリコンが木の組織内に浸透し、強度を低下させます。セルロースとセルロースの摩擦が失われる。汚れを溶かして材にしみこむとかで汚れます。

 たんすや建具などの木製品やジッパーのように、相手を痛めたくない、汚したくない場合は、乾性粉末潤滑剤を使います。これは、フッ素樹脂、グラファイト、二硫化モリブデンなどを原料とするものですが、汚れて欲しくないものには、フッ素樹脂系を使います。たとえば
Three Bond 乾性粉末潤滑剤 1810C(スリー ボンド製) ( http://www.10000sale.com/magic/cgi/item_view.cgi … )

 注意しないとならないのは、クレ556のように、潤滑油を安価なシリコンオイルで希釈したものです。これはシリコンが揮発してしまうため、取り込んだ埃や汚れが残って時間がたつとかえって不具合になるタイプがあるということ。特に特価で販売されているものはシリコンの量が多いため、使った直後は効果を実感できますが、すぐ動かなくなる。
 特に、鍵穴とか錠前の機構部分など、埃が入るとまずい精密な部分には、決して使用してはなりません。錠前メーカーは、製品のマニュアルに特に重視するメンテナンス方法として注意するようにしているのですが・・・・。このトラブルは、本当に多いのです。・・・錠や鍵穴に油をさしたらだめ!!!使用するなら粉末潤滑剤を使ってください。なければ濃い鉛筆の芯で擦るだけでも良い。

家庭で用意しておくと良い潤滑剤
・重荷重用に二硫化モリブデンやグラファイト配合のグリスかオイル。
 スプレータイプが良い
  蝶番(ヒンジ)、戸車(金属)、車のヒンジなど
・低粘度のオイル
  軽加重のもの、プラスチックに使えるものを用意する。
   プラスチックに普通の潤滑剤(シリコン含む)を塗ると割れることがあります。
  いわゆるミシン油・・さび止めにも使える。
・乾性粉末潤滑剤
  精密機械等・・たんすの引き出し、ジッパー、
  障子やふすまにも使える白色のものが良い
・シリコンスプレー
  サッシの擦れ合う部分、はさみ・・さび止め効果ではなくすりあわせを軽くする
  長期間持たないので、都度ふけるようなものだけ
  荷重がかかる摺動部には使えない。

 決して使わないで欲しいもの・・・潤滑油をシリコンオイルで薄めたタイプ。最悪。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

確かに種類がたくさんありますね。
実は半固形グリスは3種類持っています。
よくわからず、都度都度買っていたらこんなになってしまってわからなくなってしまいました。(潤滑として使えるものが10種類ほどあります)

種類はあるにして、やはり グリスがほとんど適して、それが使えないところに潤滑オイルということですね。(更にシリコン)

わかりやすく助かりました、お手数をお掛けしました。

お礼日時:2010/01/23 15:02

 グリースは、No.2のお答えにあるように、常温では固体ですから、


ただ塗りつけただけでは潤滑が必要なところまで流れ込んで行きません。
 ですからグリースは、ベアリングのように初めから封入する、
グリースニップルを付けて圧入する、分解時に必要な箇所に塗りつける、
といったような使い方をするものではないでしょうか。
 長期保持するとは言っても、必要なところへ届いていかなければ役に立ちませんよね。
 お尋ねの5箇所は、どれも時折潤滑油をさしてやればいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
表に出ていなく浸透性が必要なところは潤滑剤とは思いますが、それでは表に出ていれば、やはりグリスが良いのでしょうか?
要はグリスが最適で、それがNG(浸透性などが必要)のところは潤滑材という選択ですね。

お礼日時:2010/01/23 14:56

こんにちは1番の方の補足として、


機械の修理もするのですが、シリコンスプレーでよくトラブルがおきます。
シリコンスプレーは、薄い被膜をはって抵抗をなくすので(きれいな床が滑るイメージ)わずかですが、分厚くなります。
ですから、機械が上下するためのガイド部分とか
きち~っと合っていなくてはならない部分は、油を使ってください。
そこが大きくなったらビクともしなくなります。
修理代もかかるし、大ごとです。
ついでにグリースは常温では固体ですが、
回転など動きによって生じる熱で液体となります。
よって、封入部分などに入れることが多いですよ。
グリースの入れてあるところに油をさすと、
洗剤のように油が、グリースを流してしまうので
最初にグリースをさしてある部分には、油をささないことが原則です。
覚えておくとトラブルが少ないですよ。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。
シリコンは一般家庭内では比較的気軽に使えるので重宝しています。
(荷重もあまりないようなところで、垂れもないので)

グリスが初めから塗ってあるところや、ベアリング部(封入してあるところ)はグリスはわかっているのですが、それ以外のところは、長期保持することを考えて、グリス(スプレー物)を優先して使用するのが普通なのでしょうか?
それとも潤滑オイルなのでしょうか?
例示(2)でお勧めを示していただけると助かります。

お礼日時:2010/01/23 10:39

シリコンは潤滑には一番即効性がありますし汎用性が高いです。


単体でも使いますがグリスやオイルをしているところに少しだけ追加したりするといいです。
スプレーしたあともべとつかないので金属以外の潤滑にもつかえます。
(例えば障子や襖などの溝にスプレーすると軽くなるなど)
但し、持ちが短いことや、ゴム成型などの離形剤としてもつかうので金属とそれと違う材質でできた部品などには向きません。

潤滑オイルは、同じ潤滑でも油がべとついても大丈夫な機械のメンテナンスや潤滑以外にには錆止めの効果が必要なものに使います。但し、べとつくので埃やダストが付着しやすく定期的に取り除く必要があります。

グリスはベアリングのような構造部品、しかも普段は触らない・触れない部品などの継続的な潤滑に必要です。粘性が高いので持続力は長いですが、使える場所もかなりかぎられます。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。

潤滑オイルとグリスの使い分けを教えていただけると助かります。
既にグリスが塗ってあったり、ベアリングはグリスなのはわかっているのですが、それ以外はどちらを優先するのでしょうか?
説明いただいた、「潤滑オイル」のケースでグリスも可能なようなのですが、その場合はグリスが良いのでしょうか?
それとも、ベアリングなどのグリスしかダメなところ以外は、まずは潤滑オイルが優先なのでしょうか?(過重もあまりないケースで)

できれば例示した(2)のケースでそれぞれ何を使うべきか教えていただけると助かります。

お礼日時:2010/01/23 10:33

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