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NYで化粧品会社で働くにはどこでどのような勉強をすればいいですか?

私の甥っ子から相談を受けたので、皆さんのお知恵を拝借したいです。
甥っ子は将来NYで働くのが夢です。そのために、高校卒業後すぐにアメリカの
大学に進学して勉強し、就職活動をして、NYで就職したいと思っています。
2012年の秋に留学を考えています。

NYで働くには、NYの大学に進学した方がいいのでしょうか。
シアトルでhomestayした経験があり、シアトルも気に入っているようです。

将来、海外ブランドの化粧品メーカーに就職したいようなのですが、
大学では何学部でどんな勉強をしたらいいのか、聞かれたのですがわかりません。
大学選びのポイントは何でしょうか?

4年制に最初から入るのと、2年制に入ってそれから4年制に編入するのではどちらが勉強しやすいでしょうか。2年制の方がこじんまりして、親切、いい点数が取りやすい、と聞いたことがあるのですが。

留学経験者の方、留学にお詳しい方、お返事いただければ幸いです。

A 回答 (3件)

アメリカの化粧品などの分野で働きたければ、就職したい会社の近所の4年制大学を出ることがポイントです。


留学生には雇用先が保証人になる就労ビザというハンデがあり、米企業に雇って貰うのはかなり難しいため、学生時代にインターンをしてかなり自分を売り込まなければ就職先を見つけられないからです。
学校が遠ければ、インターンするのも就職活動するのも殆ど無理です。

化粧品会社の仕事と言っても、さまざまな業種がありますよ。
成分などの中身の開発をしたければ4大のChemistryを、パッケージなど開発や工場管理をしたければ4大のChemical EngineeringかPackage Enginneringなどを専攻することです。
これらは理系なので、英語はもちろんのこと、数学・化学は必須です。

甥御さんが今から自分で調査して、お目当ての企業と共同研究をしている大学を選べば就職しやすくなります。
理系では、教授の紹介で大学時代にその企業でインターンすれば、卒業後にそのまま就職させて貰える場合が多いのです。
可能であれば、大学院へ進学してください。理系は修士卒が一般的なので、就職できる確率が上がります。

一般的に、外国人は理系などの技術系の方が就職を見つけやすいです。
ただし、技術系の勤務先は工場や研究所になるため、NY市内ではなく、NY郊外や隣州(ニュージャージー州やコネチカット州に多い)になるでしょう。

商品企画ならMarketingを、経営ならBusinessを専攻してください。
こちらは文系で、数字相手の理系とは異なり、相当の英語力が必要になります。
特にマーケは人気のある職種なので、米国人学生を押しのけて外国人が就職するには、相当に優秀な成績で卒業する必要があるでしょう。
もちろん、大学時代にインターンをして自分を売り込むことも大切です。
それでも就職できる保証はありませんが。

広告やデザインをしたければ、美術学部のグラフィックデザインやパッケージデザインなどを出る必要があります。
こういう職種の就職はものすごく難しいです。

アメリカで就職を目指すなら、高校のうちに英語を勉強してTOEFLをクリアし、できるだけ良い4大へ日本から直接に入学することをお勧めします。
2年制のコミュニティカレッジは誰でも入学できる低レベルの学校なので、希望する4大へ確実に編入できるとは限らないからです。
まあ、TOEFLやSATがクリアできないようでしたら、コミカレから始めるしかないでしょうけど。

学校はたくさんあるので、充分に下調べをして選んでください。
以下にアメリカ留学の手引きがあります。
http://www.fulbright.jp/study/index.html
http://www.jasso.go.jp/study_a/oversea_info.html

ただ、ニューヨーク市立大学(CUNY)だけはお勧めしません。
3年生への進級時およびコミカレからの編入時に課される英作文試験がとても難しくて、進級・編入できない留学生がたくさんいるからです。

また、NY近辺は物価が高いので、1年間の学費と生活費は州立大学でも300万円くらい、私立大学では350~600万円も掛かります。
特にマンハッタン内は狭いアパートでも月1500ドル以上、マンハッタン外でシェアしたとしても700ドル以上します。
寮でもかなり高いです。

留学生のバイトは原則禁止されていますし、許可を取っても週20時間までなのでお小遣いにしかなりません。
それに、アメリカでの就職には成績と推薦状がモノを言うので、良い成績を取るためには朝から晩まで勉強しなければならず、バイトしている暇はありません。
よって、親御さんは4年間で1000万円以上の仕送りを覚悟しなければなりませんよ。

参考までにニューヨーク州立大学(SUNY)のサイトを上げておきます。留学生はOut-of-Stateの値段になります。
http://www.suny.edu/student/paying_tuition.cfm

この回答への補足

詳しい情報をお送りいただきまして有難うございました。高校入学後、TOEFLの勉強を始めながら,留学斡旋会社を探したり、アメリカの大学のHPを見たりして参りましたが、今回のように現実的かつ客観的な情報をいただけたのは初めてです。本当に有難うございました。アメリカでの就職が厳しい事はよくわかりました。ご紹介いただいたサイト等でもっと勉強させていただきます。

留学斡旋会社なんですが、100万円近くを払ってアメリカの大学対策とTOEFL対策授業を受けさせる教育機関付きの会社と、5~10万円の手数料で大学紹介と手続き代行のみを行う会社の大きく分けて2種類あるかと思います。お話ですと、レベルの高い4年制大学に直接入学した方がいい、とのことですが、そのためには前者の教育機関付きの会社に行かせた方が良いと思われますか?

いろいろお伺いいたしまして、申し訳ございません。なかなか、皆さん良い事ばかりおっしゃって、客観的な意見をおっしゃっていただく方がいらっしゃいませんので、ご意見お聞かせいただければ助かります。よろしくお願いいたします。

補足日時:2010/03/26 18:30
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私はNY近辺の理系の院を卒業し(ずいぶん昔の話ですが 笑)、アメリカの似たような業界で技術系のマーケティングリサーチを仕事としているからなんです。


昨年、転職して引越しましたが、15年以上NY近辺で暮らしていました。

>100万円近くを払ってアメリカの大学対策とTOEFL対策授業を受けさせる教育機関付きの会社と、5~10万円の手数料で大学紹介と手続き代行のみを行う会社

前者は基本的に「とりあえずどこでもいいからアメリカの大学へ行きたい」という学生を顧客にしている企業です。
日本で1年くらい英語の特訓をさせ、最終的に田舎の提携している無名大学へ押し込むのが目的で、余り良い評判を聞きません。
日本でのんべんだらりと勉強して英語力が上がらず、渡米後にESLの再履修という学生までいるそうです。
100万では済まず、最終的には渡米まで300万円くらいかかることもあると聞いております。

甥御さんの場合は、目標がはっきりしており、自発的にTOEFLの勉強を始めておられるわけですから、こういう業者はオススメしません。
実際の話、留学業者のアドバイザーをしているのは、1~2年ほどワーホリや語学留学をした方々で、大学入学について詳しいわけではないように思います。
きちんとアメリカの大学や大学院を卒業された方は、やはりそれなりの仕事についておられ、給与が安く人使いの荒い留学業者に就職したがらないからです。
また、アメリカにはものすごい数の大学があるわけで、一介の留学業者が全ての情報を得るのは不可能なため、結局はネットの情報を日本語に直してお伝えするだけだと思います。

基本的に、必要な情報は全て大学のサイトに書いてあります。
また、アメリカの大学は留学生に慣れているため、メールで質問すれば、簡単に答えてくれます(まあ学校によっては返事が遅いこともありますが)。
TOEFLの方は、夏休みなどの単発セミナーで特訓する方が伸びますし、高校卒業で勉強したのでは遅すぎます。

よって、手続きのみ依頼される方がいいと思われます。
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長くなったので分けます。


留学手続きは簡単なので自分でもできますが、親御さんが英語が得意でない限り、高校生が全てを自力でするのは大変であるため、大学選択と手続きのみ廉価で請け負ってくれる良心的な業者を探すことをお勧めします。
その代わり、最も大切な学校選びは、業者に丸投げではなく自分から率先してやる必要がありますが。

学校選びのポイントですが、マーケやビジネス専攻なら、インターンのチャンスが多いマンハッタン周辺の大学が良いと思われます。
理系で、たとえばエスティーローダーを目標にするのであればロングアイランドの大学、エイボンであればNY市北部またはコネティカット州南部の大学が有利でしょう。
その他にも小さな化粧品会社がコネティカット州にたくさんありますから、ネットでいろいろな化粧品会社のサイトを探してみてください。

私見ですが、それほどレベルの高くないNY市周辺の小さな4年制私立大学がお勧めです。
大人数の州立大と異なり、こじんまりとしていて教授や職員との距離が近くてサバイバルしやすく、成績が良ければ賞与の奨学金のチャンスがあるからです。
大学の学費上昇で、希望者が減少した小さな私立大は精力的に学生を募集しており、入学しやすいですしね。
留学生はどのみち非州民値段なので、州立でもそれほど学費が安いというわけではないですから。
また、NY近郊は、アメリカには珍しく公共交通が発達している方なので、車なしで生活できることも利点です。
私立4大からでも途中で他大学への転校が可能なので、小規模な私立大で留学生活に慣れてから有名大学への編入を考えてもいいでしょう。

学費が安い州立を考えるならば、選択はNY州立大学(SUNY)とコネチカット州立大学(UCON)、ニュージャージー州立大学あたりになるでしょう。
特に、理系であれば、レベルの高いSUNYはお勧めです。
ただし、どれも田舎の僻地にあるのが普通なので4年間を車なしではきついです。

これらの州立大学は、成績さえ良ければ同系列のコミカレから4大分校への編入はそれほど難しいことではないため、他州の大学への編入を考えないのであれば、とりあえず全入のコミカレから始めるというのも一つの方法です。
TOEFLがクリアできなければ、コミカレは半年くらい付属語学学校に通って上級コースを修了すれば、TOEFLなしの無試験で殆ど入学させてくれます。

ただし、コミカレ入学1年後には編入準備(TOEFLは必須、要求されればSAT)に取り掛からないと良い4大分校からの編入許可が下りないため、日本でできるだけTOEFLとSATをクリアしておく方が効率的です。
学校の勉強が忙しく、TOEFLまで手が回らなくてコミカレから編入できずに足踏みする留学生はたくさんいますので。
また、TOEFLはコツがあるので日本に居るときに集中して勉強した方が得点を上げやすいですしね。

2012年の秋入学を目指すなら、応募受付が始まる2011年の秋~冬までに全ての準備を整えておく必要があります。
入試はなく、合否はTOEFL・SAT・高校の成績・推薦状で決まります。
複数の大学へ応募できるので、合格してから行く大学を決めることが可能です。

ざっと書きましたが、他に知りたいことがあれば、また質問してください。
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