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学問の面白さ

勉強が好きな人に興味があります。
私は経済学を専攻する大学生ですが、学問をもっと好きになれたら授業も楽しくなるのに、といつも思ってしまいます。経済学部は就職の為に選んだという気持ちが心のどこかにあり、もともと強く惹かれたわけでは無かった為、なかなか受け身な態度から脱却できずにいます。

自学自習を進んでやっていた、あるいは大学での勉強が楽しかった人はいますか?
どうして学問が好きなのですか?また、どんな大学生活を過ごされましたか?

私も経済学について、もっと自主的に学びたいと考えているところです。

A 回答 (1件)

経済学部にいました。

いろいろ悩みました。思い出しました。
今も実は悩んでますけれど(^^;;

最近出た本に『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』ってのがあります。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478012032/

表紙を見ると購入するのにちょっと勇気がいるかもしれませんが、中身は青春小説ですし、エッセンスとしては組織の構成のお話が出てきます。どっちかというと経営学の話ではありますけれど、経済学でいえば組織間関係とか市場の構成とか人的資本とか産業組織論とか、そういう経済学部で学ぶような事柄に展開していく内容を扱ってみます。


大学の授業は、理論を初歩から積み重ねて、少しずつ専門に入っていく構成になっていますが、ゴールが見えずらいと(そしてその手前にある就職に焦点が合ってしまっていると)、なかなか興味を持ちえなくなってしまいますよね。(私も経験済み)

本書のような、現実的な話題を扱っている小説を見てみて、現実から学問のほうに下りていってみたら、大学の授業に興味を持てるかもしれません。できれば、図書館で借りて済ますのではなく、思い切って買ってみて、読んでみて、経済学部でちょっと勉強してから読み直してみると面白いかもと思います。


同じような位置づけの小説としてオススメなのは天藤真『大誘拐』とか。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4041466016/

ゲラゲラ笑えるミステリー小説ですが、読み方によっては農村と都市の間の地域経済論、世代間の不均衡の是正のための経済の手法(相続税の導入という公共経済学の考え方)なんかの勉強にもなります。


あと、学び方という意味では河合栄治郎『学生に与う』とか読んでみると面白いかもです。70年前の大学生のために書かれているってことを差し引かなければいけないんですが、「なんで勉強せなあかんねん?」って話が中身に入っています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4390116193/

他の人の書評
http://kyoto.cool.ne.jp/bildung/bildung.html

ちょっと難しいとは思うけれど、これは図書館で一度手にとってみてもいいかも。一回ずつ章になっていますから、少しずつ読んでいけるかと思います。


以上3点、とりあえず私が読んだことがある本から紹介していきましたが、何かご自身の興味のある分野の、現実と学問の間を取り持つ本を見つけてそれを読んでみるというやり方があるんじゃないかと思います。

できるかわかりませんが、補足等において、ご自身の興味のあること、就職した先に取り組みたい仕事とか、もうちょっと教えてもらえませんか?私を含め誰か、うまく重なれば、こうしたほうがいいんじゃね?って回答があるかもしれませんよ。個人を特定するものは避けて。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。図書館で紹介された本を読んでみようと思います。
いろいろ迷うことは多いですが、回り道をしながらでもゆっくり前進していこうという気になりました。

お礼日時:2010/05/05 14:51

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