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夫の保険は1995年終身付き定期保険に加入しています。当時の予定利率は主契約部分(終身部分)に予定利率3.75%がつけられていました。
また昨年葉書で送付されてきた配当金には1万弱がついており、今現在14万ほど積立られています。

そこで質問なのですが、予定利率とは主契約の保険料(2千円弱)に3.75%つくものなのでしょうか?それにしては1万は多すぎる計算ですよね?

すでに今のこの保険は解約して新しく定期保険と医療保険に加入しようと思っているのですが、予定利率の良い保険は終身部分のみ残したおいても良いとの話を聞いた事があります。
終身の死亡保険金(200万)は特に今必要ないと思っているのですが、「貯蓄」目的でそのまま残しておいた方が得策なのか、私では全く判断がつかないので、ご意見をお聞かせ下さい。

A 回答 (3件)

こんばんは。



予定利率と配当金の関係についてですね。
確かに、予定利率は保険料の割引率ともありますが、
そう考えてしまうと、配当金との関係が分からなくなってしまいます。けして、保険料の中から支払われているものでもありません。

予定利率とは、お客様からお預かりした保険料を予定利率で保険会社が運用します、という約束の利回りです。
例えば、1万円をお預かりして、3%で運用するのと、5%で運用する場合、年利3%だと、25円。5%だと41円になります。

3%の場合は、10000円ー25円=9975円
5%の場合は、10000円ー41円=9959円
と、10000円の保険料から利息分を割り引いて保険料を払って貰います。
だから、予定利率が高いと保険料が安いのです。

配当金は、この予定利率よりも、もっとたくさんの運用が出来たときに支払われます。

3%の約束の保険が、5%で運用出来た場合、
41円ー25円=16円
16円は、運用利益となります。
この16円の内、8割以上を配当金として、契約者に払わなければなりません。
約13円が配当金として支払われます。

そして、残りの3円が保険会社の資産となります。

今の保険はかなり予定利率が低い(約1.5%)ので、この先、もっと景気が上向きになり3%ぐらいで運用出来るようになれば、配当金もぐんと増えるでしょう。

高い予定利率に入られている方は、運用がマイナスになっていますから、配当金が出ていません。
また、その割引している分のマイナスも保険会社が穴埋めしています。
これが逆ざやというものです。

そして、これから更新とのことですが、
更新後の保険料は、年齢も関係有りますが、
更新する保険特約の部分については、今の予定利率が適用されます。
ただ、年齢があがるので、保険料はおのずと高くなります。
が、配当金ベースでみると、高い予定利率よりは、配当金をもらえる確率が高くなると言えます。

どのような保険にはいられているのかわからないので、詳しくは説明できませんが、必ずしも、新しい保険に再加入することが得策とも言えないのです。

保険会社の多くは、相互会社と言います。
これは株式会社と違い、契約者が株主のようなものです。
保険の契約が株券のような役割を果たしています。
ですから、運用が良かったりした場合にかぎり、配当金という還元をしているのです。
そして、証券を確認して頂きたいのですが、利差配当付き~と書かれていませんか?
これは、利差益だけに配当をする保険です。

費差益=事務経費などの削減により出た利益
死差益=思ってたより、死亡者が少なかったときに出る利益
利差益=予定利率以上の運用が出来たときに出る利益

です。
この3つの利益(利率)により保険料が計算されています。
通販などが安いのは、最初の費差益、事務経費が、通常の保険よりも安く出来るので、保険料が安いのです。

思いつきでざ~と書きましたが、不明な点ありましたら、補足お願いします。
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この回答へのお礼

とてもご丁寧に回答いただきありがとうございました。
大まかに予定利率は理解できましたが、やはり自分で計算するのは難しいようですね(過去のレスにもありましたし・・・)
なんとなく配当金や予定利率などは我々には不透明な部分があり、私としてはやはりきっぱり掛け捨ての保険の方が納得できそうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/02 20:55

払い済みにすれば、現在の解約返戻金部分を保険会社が所定の利率で運用してくれます。

保障にかかるコストは差し引かれるため予定利率の3.75%よりは相当低くなりますが。

一応、解約する前に、払い済みにした場合の解約返戻金の年次推移(○年後には幾ら、○年後には幾ら・・・)を会社に問い合わせてみて下さい。
他で運用するよりも良い利率で回る「貯蓄商品」になるかもしれません。

予定利率5.5%のものでしたら、払い済みにすると3%台後半で回る「貯蓄商品」になりますので「解約はもったいない」と断言できるのですが、ご質問の保険はどうでしょうね・・・?

配当金とは言わば「集めすぎた保険料の一部を返す」ようなものですので、終身に対して付くものではありません。
昔の予定利率の高い契約ほど配当金は少なくしている会社が多いようです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました、ありがとうございました。
一度生保のコールセンターに電話して夫の保険が払い済みにできるのか聞いてはみましたが、最初の女性はほとんど回答できず、次の女性も配当金の当たり前に回答しかもらえず、払い済みの件で質問すると、改めて上の者にかわりますのでと言われ、そうそう長電話できるような暇も無かったので、結局聞けずじまいでした。
聞いたところで、やはりあまり得策とも思えないので思い切って、近いうち解約しようかと思っています

お礼日時:2003/07/02 20:52

 予定利率とは利息ではなく、保険料の割引です。

ですから予定利率の低い終身保険に加入すれば、理論上は月々の保険料が高くなります。
 1万円弱の配当金とは、1995年から8年間の間に、保険会社が利益を出し、その配当として積み立てられた金額なので、予定利率とは関係ありません。
 200万円程度の終身保険であれば、ほとんど貯蓄にはなりませんので、必要なければ解約するか払い済みにしてはいかがでしょうか?
 「払い済み」とは、これ以上保険料を払わず、一生涯の保障だけを残す方法です。金額は、現在の保険会社にお問い合わせください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。今は終身の保険は必要ないと思っているので、払い済みより解約する方法をとると思います。
1万弱の配当がついたという事で計算上は月900円ほど低い保険料を払い続けている事になりますが、やはり更新の時期が近いので、別の保険に加入した方が得策のようですね。

あまり予定利率が高い時期だからを温存する必要は無いようですね。
ありがとうございました

お礼日時:2003/06/30 15:40

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