この人頭いいなと思ったエピソード

SF小説について質問させていただきたいと思います。
Sアニメ、洋画などでよくある
「地球人、及び宇宙人の起源は古代宇宙人」という設定の起源となる小説のタイトルを知りたいと
思っています。
私がこれまでに見た同内容のシチュエーションの作品は

マクロスシリーズ(1982~)
スタートレックシリーズ(1966~)

以上2作品だけですが、幼少の頃に見たアニメなどでもあったような気がします。

・このような設定の起源となる作品が知りたい
・このような設定を利用した作品が知りたい

以上の二点、分かりにくい文章かと思いますが、ご協力よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

まぁ古典SF小説が厖大な量になりますから元ネタを特定できるかはさておき個人的な多分これが元ネタじゃ!は



初代スタートレックは宇宙船ビーグル号 A・E・ヴァン・ヴォクトでしょう。
 但し初期2シーズン目からは脚本家もかなり本格的なSFを意識し始めたので個々の元ネタは多種多様でバレるような無様な真似はしない。
ましてやネクストジェネレーション以降は栄光のシリーズだからと気合が違う。

マクロスになるとさらに事情が複雑かな。
ガンダムの殻を破るための変化球だし、それまでの手塚治虫や弟子の石森、藤子などがSFマンガを発展させてきたし、今や日本SF界の巨匠たちもTVのSFアニメの脚本に携わって小説の安い原稿料を補っていた。
そりゃ鉄腕アトムとか古いアニメが今でも評価されるにたるSF新進気鋭若手のアイディアが溢れていた。
アニメーターも若き日の宮崎駿氏とかとか富野氏とかいてそれに引き寄せられた若い才能がってことだから・・・

まぁ少なくとも下記のリストの古典SF小説は大体読んではいたでしょう。

http://d.hatena.ne.jp/ruyue/20090207/p1

マクロスだと基本は『銀河帝国の興亡』「ファウンデーションシリーズ 」アイザック・アシモフ
『星を継ぐもの』 ジェイムズ・P・ホーガン
(こっちが本家!Zガンダムじゃないから!)
後は「宇宙の戦士」 少々

そして日本のロボットアニメのお家芸変形合体!!
そしてそしてアイドル誕生!(歌はいいね、リリンの生み出した文化の極みだよ)


ガンダムだと「宇宙の戦士」と「月は無慈悲な夜の女王」 ロバート・A・ハインラインのエッセンス

宇宙戦艦ヤマトも人類滅亡に追い込む遊星爆弾はでっかい目のミュータントで有名な古典SF映画「宇宙水爆戦争」の流星爆弾から美味しく頂いています。


>幼少の頃に見たアニメなどでもあったような気がします。

マクロスで宇宙ものでもある程度視聴率がとれると、1984年「GALACTIC PATROL レンズマン」が日本でTVアニメ化されましたけどね。もしかしたらそれかな?

もっともレンズマン自体が古典SFスペースオペラの立役者という作品ですので、アニメ化されたその作品は・・・ガンダムやマクロスは憶えているけどさっていう程度

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%B3% …

もっとも元ネタ云々はあるけど、最終的にはその作品が持つパワーです。
今の映画やドラマだって元ネタ的に言えば大半がシェイクスピアの作品群な訳です。

あくまでも個人的な独断と偏見に基づいたものなので参考にならない かも。

この回答への補足

wikiを渡り歩いた結果「古代宇宙人飛行士説」なるオカルト科学とよばれるジャンル??のようです。

ただ、この設定を利用したフィクションとして例に挙がっているものの最古はウルトラマン(1966年)
だそうで、スタートレックと同年。
漠然とですが映像作品よりは小説の方が、先進的であったような気がしますので
1966年以前のSF小説で調査続行したいと思います。




http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3% …

補足日時:2010/05/13 12:52
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
とても参考になりました!
リストにある古典SF小説は、いくつか読んでみようと思います。

われはロボット
宇宙船ビーグル号
火星年代記
夏への扉
星を継ぐもの等。

お礼日時:2010/05/13 05:51

> ・このような設定の起源となる作品が知りたい


と言うことであれば、ANo.2のご回答にもあげられていますが

▼E.E.スミス「レンズマン・シリーズ」(1937~1950原著、1966年(旧訳)および2002年(新訳)いずれも創元推理文庫より邦訳版)

あたりが「先行異星人による地球人類育種」テーマの最初期の作品の一つではないかと思われます。

……数十億年前、二つの銀河系の衝突によって無数の惑星が誕生し(執筆当時の惑星生成理論)、その頃すでに進化の頂点に達していたある種族が、異次元からの侵略生命体を駆逐する目的のために、地球を含む4つの若い惑星上での知的生命の進化を援助し導いていく……
という設定が物語の背景に据えられています。

詳しくはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%B3% …

また、翻訳された同シリーズはこちら
http://www.tsogen.co.jp/np/searchresult.html?key …
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。

レンズマン・・・うっかり見落としていましたが、このような設定では最古のようですね。
○○マンと名がつくと日本人の悲しい性か、少し幼稚なヒロイックファンタジーのような物を
想像してしまいました。
ミラーマンの先祖かな?みたいな。

wikiを読ませていただいた限り、これが最古の設定かな?とも思います。
同じ作者で「スカイラークシリーズ」というのが1915年に出版された様で
こちらの内容も気になりますが、検索してもあらすじ程度しか抽出できず(当たり前ですが)
今回の調査??では「レンズマン」に決定したいと思います。



ご協力いただいた皆様、本当に有難うございました。
ご紹介いただいた本、DVDは時間がかかると思いますが、手に入りやすい物から見ていこうと
思います。

お礼日時:2010/05/17 23:15

人類がファーストコンタクトだと思っていたら、実は遥か昔から知らないうちに干渉されていた。



まぁ基本的には「幼年期の終り」アーサー・C・クラークが全てを包括していると考えます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BC%E5%B9%B4% …

ある日突然というプロローグ で始まりますが、スタートレックでも自力で宇宙に飛び出せない文明には出来る限り接触しないのが鉄則になっています。

そして「幼年期の終り」の人類はテイクオフの準備が出来たからこそオーバーロードが接触を図ったとも考えられる。
つまり語られない規程事実があった。
ちゅうか彼らの目的が知的生命体の進化だから要素のある種は大事に育てる筈。
つまりは収穫の時期になったから、圧倒的な力を見せつけて危うい状態の人類を屈服させ本来のコースに導く。

そう言った視点でのアンサーが「2001年宇宙の旅」だったと思います。

日本で「幼年期の終り」を意識した作品としては
「果てしなき流れの果てに」 小松左京
「百億の昼と千億の夜」百億の昼と千億の夜

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%9C%E3%81%97% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E5%84%84% …

共に1965年連載を開始しています。
一見「果てしなき流れの果てに」はタイムパトロールの話だし「百億の昼と千億の夜」は釈迦と亜修羅王がイエスと戦う話に見えますが過酷な人類育成が内包されています。

まぁ神話自体が見方を変えれば宇宙人が地球の土着民を指導する話とも言える訳で・・・

アニメ以前にSFは映画と深い関わりを持っています。
SF小説を書くのがSF作家とするならば彼らの多くが映画で脚本を書いているか監修していると思います。

日本のTVアニメは『鉄腕アトム』からですがTVのSFものは『遊星王子』宣弘社から和製スーパーマンとしてありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8A%E6%98%9F% …

ナショナルキッドの方が古いかと思ったら遊星王子の方が古かった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B7% …

映画だと宇津井健主演で『スーパージャイアンツ』なる作品も
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC% …

まぁ正義の味方の宇宙人が危機に瀕した地球人を助けるスーパーマンの亜流ですが。

ウルトラマンが斬新だったのは巨大なヒーローで、地球人も科学装備をして戦うが危機になるとウルトラマンが現れて怪獣や宇宙人とプロレス技で戦う。
制限時間3分間。

東宝、円谷プロもウルトラQやウルトラマンの頃はSF作家達と結構振興があった様です。大人の事情で疎遠になったのはどういった経緯なのかも今となっては判然としない黒歴史。
マニアの方の推測は諸説ありますが裏がとれる程のものはなし。としておこう。

とはいえ映画界とSF界の繋がりは深かった、SF雑誌自体がSF同人誌『宇宙塵』と「SFマガジン」位しかない時代です。
書きたくてもその場所がなかったSF小説家の卵は自然とSF映画に今で言うメディアミックスという形に・・・
うまくいけばハヤカワで単行本が出せるなんてね。

それに東西冷戦、ベトナム戦争なども真っ盛りで今よりも核戦争などへの危機感が強かった時代ですので下記のような話の方が受けが良かった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99% …

この回答への補足

>散漫かつ読みにくい文になりましたが、見識の広い意見、有難く頂戴いたしました。

正しくは
・散漫かつ読みにくい文になり申し訳ありませんでした。
・見識の広い意見、有難く頂戴いたしました。

になります^^
上の文では、誤解されかねない文なり、失礼に当たると考え修正。

補足日時:2010/05/14 17:47
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この回答へのお礼

詳しいご回答有難うございました。
幼年期の終り(1953年)に人類への介入のアイデアが確立され、
下記のような流れになるかと思います。

日本の小説界においては「果てしなき流れの果てに」 「百億の昼と千億の夜」(共に1965年)
テレビドラマでは「ウルトラマン第7話」「スタートレック」(共に1966年)
アニメにおいては1982年からの「マクロス」「アンドロメダストーリーズ」「ヤマト完結編(1983)」

幼年期(1953)から「果てしなき」「百億」(1965)の間の12年間にどのような動きがあったか
分かりませんが、仰るように、冷戦や仮想敵国なる危機感の強い時代背景も無関係ではないように思います。

今回色々なサイトを巡回してみてH・G・ウエルズ(1866~1946)が、SFの父と呼ばれ、数々の
SFギミックを開発したとの事を知り、ひょっとしたらこの方の作品にも、
似たような設定が、あるかもしれない?と思うようになりました。

またwikiにて地球は宇宙人から見れば動物園のような観察対象に過ぎないという「動物園仮説」
なるものを発見したので備忘録的になってしまい申し訳ないのですがリンクを貼っておきますhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9% …

散漫かつ読みにくい文になりましたが、見識の広い意見、有難く頂戴いたしました。

お礼日時:2010/05/14 17:43

■アニメ


「アンドロメダ・ストーリーズ」(1982年「愛は地球を救う内」)
「宇宙戦艦ヤマト完結編」(1983年劇場公開)
「ガルフォース・エターナルストーリー」(1986年OVAで発売)
「天地無用!魎皇鬼」(1992年~OVAで発売)

この回答への補足

そういえばふしぎの海のナディアも、そのような設定だったような気がします。
wikiで調べてみるとM78星雲から来た宇宙人が、類人猿をベースに人類を創造した旨書いてありました。

補足日時:2010/05/13 05:45
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
回答いただいた作品はどれも見たことが無かったのですが、近所のゲオに
天地無用のDVDが確かあったと思うので見てみようと思います。

お礼日時:2010/05/13 05:23

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