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モーツァルトのクシコスポストを練習してて 疑問に思ったことがあるのですが、最初のシラソ♯ラドの 譜面表記で、装飾なのにCDで聞くと8分音符なのは なぜでしょう。

A 回答 (1件)

こんにちは。



モーツァルトのトルコ行進曲(正確に言うとモーツァルト,ピアノ・ソナタ第11番 K.331 第3楽章)ではないですか?(間違っていたらごめんなさい)


譜面上では 装飾音(斜め線の入っていない)がシの音。ラは8分音符。ソ#とラは16分音符になっていると思います。

この斜め線の入っていない装飾音のことを『長前打音』と言って バロック時代の作品に多く見られる記譜法です。
モーツァルトもこの記譜法を多く用いた作曲家の一人だと思います…

長前打音(シの音)は主要音(この場合ラの8分音符です)が2等分できる音符の場合, その2分の1の長さを借用する形で演奏します。

主要音は長前打音に2分の1の長さを貸した形になりますので 長さも2分の1になります。

主要音(ラ)の8分音符の2分の1は16分音符ですから 長前打音(装飾音)も主要音も16分音符で演奏します。

なので その後のソ#ラも16分音符ですから 実質的にはシラソ#ラの4つは全て16分音符で演奏することになります。


他にも長前打音の奏法はあるのですが ややこしくなりますので割愛させて頂きますね。


今では,トルコ行進曲は実際に演奏する16分音符4つで記譜されている楽譜が多くあります。


ご参考まで♪
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この回答へのお礼

トルコ行進曲 でした。 すみません。。思いっきりの勘違いです。バロック時代の作品に多く見られる記譜法なんですね。   わかりやすく 丁寧な回答 ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/11 01:49

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