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資本金増資の意味
会社を設立しています。設立当時は消費税等の関係もあり資本金を1000万未満で設立をしました。
3年以上立つので消費税の意味合いでの資本金を1000万以下にするメリットはなくなりました。
今の所、銀行や国金等の金融機関での借入金はありませんし、今後も発生するとは思えません。
ある程度は利益も出ているので、増資をしても資金としてはあります。
そのような場合で増資をするメリットとしては何があるでしょうか?
会社として利益を残すのであれば現金等として残して行けばいいような気がします。

A 回答 (2件)

利益をそのままで自己資本に残すか、資本金に振り替えかは、色々な観点があります。



まず社会的には資本金の大きい方が信用は大であるということはいえます。たとえば大企業の得意先の与信限度額の設定などに資本金の大小が条件となる場合があります。
また債権者から見ると、利益剰余金は配当によって何時減少するかわかりませんが、資本金はその恐れはないので、それだけ安心です。
また、借入金よりも負債として企業の負担が少ないので、その点でも信用が高くなります。
従って、積極的に事業の拡大を図る企業では、それに応じて増資していくことはよくあります。

一方日本では中小企業は各種の税制上や政策的な優遇策があり、これは資本金でその資格が決まることが多く、例えば1億円以上の資本金の会社はこれらの優遇を受けられないことが普通です。

また、利益の資本金への振替は、利益の配当とみなされて源泉税が係ります。個人も会社も1円も資金が動かないのに課税されるのは納得できないでしょう。

従って、会社の今後の安定性と外部的信用を確保して、成長を図るのならば増資はよいでしょう。
一方そのような積極的な目的がないのならば、上記の課税問題もあり、あえてそうする必要もないでしょう。

なお増資の課税関係は下記のサイトに説明があります。

参考URL:http://www.tabisland.ne.jp/explain/zeikin3/zkn3_ …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
利益から資本金の振替に税金がかかるとは知りませんでした。
色々と疑問が解けました。また参考URLもお気に入りにしてプリントアウトしてみています。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/23 20:21

利益が出て、配当と税金を払った残りは、内部留保されますので、実質変わりません。

資本金が多ければ、信用は大きく見える、的なメリットはあるかもしれません。


ただ、株主構成が複雑になり、創業者、創業メンバー、第3社割当増資・・・・など、となっていくと、発行株数、株価、持分から来る、所有の割合を決める根拠になるのが、株式であり、資本金です。

そういう会社の成長のなかで考えていけばいいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
株主は自分一人なので、100%の個人会社です。ただ他の会社を見ているとある時期に資本金を増資している例が何件かあります。
お金を借りてまで会社を伸ばす危険を冒す必要もないので、借入金をする予定はないのですが、なぜか
増資をしている例をよく見かけ、何か目的があるのではないかと考えました。
まだ、待って売上が2億を超えた段階で考えてみます。

お礼日時:2010/08/23 20:20

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