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アルコール依存症の父と私達家族について

私の家は酒屋をしていましたが、一昨年家に店をやめました。
姉二人は既に家族を持ち実家の近くに住んでいて、私は海外に住んでいます。なので家には父と母の二人で住んでいます。
父は昔からずっとお酒を飲んでいて、小さい頃から父の酒乱に家族皆がビクビクする毎日を過ごしていました。

今でこそ私達は成人し、父にも意見を言えるので父としては娘達に昔程の被害はないのですが、姉達の旦那と母には酔っぱらった時の暴言や怒鳴り声は相変わらずです。

母は昔から私達を守るためにただただ父の理不尽な行動や態度をずっと我慢してきました。
そして私達に心配をかけまいと父に暴力を受けても内緒にしたり、翌日父に謝って事なきを得てきてました。

しかし、店をやめて暇な上、今年の異常気象の中エアコンのない生活でイライラも限界を超えたのか、朝から隠れて日本酒を飲んでは一日一升瓶を飲み干すペースでほぼ毎日を過ごしていた様です。
母への暴力も度を越し、母はストレスでとうとう倒れてしまいました。
何日も原因不明の激しい頭痛で救急車に運ばれてはCT検査等をしても身体への異常はないのです。

後日精神科で診察してもらって、上記でお伝えした様な父の素行が私達娘にも伝わりました。
初めて倒れた日も直前に父が酔っぱらって暴力を振るおうとしていたようです。

母がここまでなるまで私達が気づいてやれなかった事を悔みましたが、過去を後悔しても始まらないのでこれからの事を考えていますが、肝心の父が自分が原因だと全く思っていません。

後日、精神科に父母と姉二人が一人ずつ先生の問診に答え、今までのいきさつを伝えたそうです。結果先生に父はアルコール依存症だと思われるので、母を治すには父の治療が必要だと言う事で、父は反省したかにみえたのですが、その日の夕方にまた飲酒をして母も頭痛を訴え、長女が母を連れ出し家を出ました。

次の日に父の姉夫婦の家に相談に行き父の兄弟と姉で父に病院に行く様説得し、父は納得しないまま病院に行く約束をしました。
そして病院へ行き、父はアルコール依存症と診断されたのですが、本人は納得せず、けれども姉が先生に入院させてほしいと懇願しました。先生は今すぐ入院は出来ないけど予約リストに入れておくので、また父がお酒を飲むようなら入院させようとなりました。

父は憔悴しきった姉と次お酒を飲んだら強制入院という事もあり、お酒をやめる決意をし今に至ります。
断酒を始めて今日で5日経過し、父はお酒の変わりに野菜ジュースやコーヒーを飲んでいるそうです。
姉はそんな父を見て、希望を持ち始めたそうですが、昨日姉にいつまで酒をやめていたらいいのかと聞いたそうです。自炊も面倒なのかご飯すら炊かず、惣菜や食堂で済ませています。
姉は実家の隣りに住んでいるので、自炊がだらけてもお酒を飲まずに頑張っている分、大目に見る事にしたそうです。

そこで父も頑張っているし、母も家を出てから嘘の様に体調が回復したのもあってそろそろ家に帰ろうとしたのですが、今日病院に行って父の話しをしようと父の事を考えたらまた激しい頭痛が襲い、先生もその状態では家に帰る事は出来ないと言われました。また先生は父には一人になって誰の優しさも受けずに耐えなければならないとも言っていました。
先程私が父と電話で話しをしたのですが、父は今日も頑張ってはいたのですが、母の体調不良の原因は自分である事は今でも全く理解しておらず、母の性格の問題だと言っていました。

断酒を頑張っているのはわかるのですが、父の性格上にも原因があり、母と父がまた一緒に暮らすのは難しいかもしれません。けれど姉としては父の頑張りも母の辛さも見てるので、どうしたらいいのかわからないのです。

母は病気の回復の為にも自分の今後の人生の為にもアパートを借りて住もうとして明日父の兄弟と一緒に家に行き、父にその旨を話すそうですが、姉としては頑張っている父も何日かでも見てきたので明日の話し合いで父を悲しませるのではないかと苦しんでいます。また父は自暴自棄になってまた飲酒をするのではないかと心配です。

断酒を頑張り始めた父に励ます人間を遠のかせ、一人で耐えさせる環境を作るのは果たして良い結果を生むのでしょうか?姉はどうしても納得できないようです。私も姉の意見に同意ですが母の事も考えたら簡単には発言出来ません。

どうしたらいいのでしょうか、このままでは家族本当にバラバラになってしまいます。姉もこのままでは鬱になってしまう位憔悴しきっています。

皆さんの意見を是非お聞かせ下さい。まとまりのない長い文章になってしまい申し訳ありません。

A 回答 (13件中1~10件)

お礼ありがとうございます。



まず大切なことはやはり
*お父様自身の問題、危機感を「自分で気づくこと」
*お父様がお家のお金を握ってる状態をお母様に権利を渡すこと
*アルコール中毒が長く続くと肝臓などに障害の出る可能性が強いことを知る
*そしてお母様が精神的に耐え続けていける問題ではないこと
*今後さらに長期化するようであれば、別居というより離婚の問題にもなり得ること
*お姉さまにも負担が重く圧し掛かるのでご家族共に共倒れの可能性もあり得ること

ここまできてしまうと、もう離婚されて、それぞれ別の家で暮らすことがいいんじゃないかと
最終的にはそう思えてしまいます、悪い意味よりもお父様の回復を願ういい意味で、ですね。

話し合いの原点は「お父様を除いて」です。
病人である本人が「別に(自分の状態が)異常ではない」と思っている状態では
本人の正常な客観視が出来ないからです。
そこでは正常な判断での話し合いはできないんじゃないかと思います。

まず、お母様とお姉さまはもう精神的に疲れ果てていると思います。
なので「どうしたらいいか」の判断さえ「もうなるようにしか・・・」と思えなくなっていると察します。
お礼の文章で思いましたが、お金の管理がお父様では駄目です。

お金に対する執着心も、自分が好きなときに好きなだけ使えて、
人に操られる(お小遣い制になるなどの)苦悩も避けたいのだと思います。
まずはお家のお金の管理を本来握るはずであるお母様に全て渡すべきです。
ここまでするのは大変だと思いますが、こうするでしかアルコール中毒は抜けられません。
アルコール依存症は一度かかってしまえば一生お酒は飲めなくなりますから。

一人にさせてみる、と言ったのは一人で暮らしていくことの苦労と、
まず一番最適なのは本人が「アルコールに依存してる今の状態」が「異常」だと
気づかないと話が進んでいかないかな~と判断したので、それで精神保健福祉センターを勧めました。
地域によってはアルコール依存の人の集まりがあるのでそこに出席してみて
「自分は異常だった」と認識させるのがまずはわたしは良いかな、と思いましたが難しいかな~。

断酒って依存の人以外の人でも結構きついみたいだし、つらいことの方が多いと思うので
断酒の代わりに何かお父様が「趣味」を持てると気持ちが紛れると思うからいいな、とは思うんだけど
趣味もなかなか見つけるのは大変ですよね。

この回答への補足

私から助けを求めこちらのサイトに質問をし、皆さまのご回答を読んでいましたが、徐々に読むのも辛い日々になってしまいまして、お礼が遅くなってしまいました。

何卒ご理解を頂ければ幸いです。

補足日時:2011/01/03 19:13
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この回答へのお礼

長い間お礼を申し上げる事が出来ずに申し訳ありませんでした。

家族は全くもっていい方向へは進む事が出来ていませんが、解決するまでここを解放していても失礼だと思い、そろそろ締め切る事に決めました。

この場を借りてご回答下さいました皆さま方にお礼を申し上げます。

色々なご意見、ご助言をして頂き、本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/01/03 19:10

お礼ありがとうございます。



まず大切なことはやはり
*お父様自身の問題、危機感を「自分で気づくこと」
*お父様がお家のお金を握ってる状態をお母様に権利を渡すこと
*アルコール中毒が長く続くと肝臓などに障害の出る可能性が強いことを知る
*そしてお母様が精神的に耐え続けていける問題ではないこと
*今後さらに長期化するようであれば、別居というより離婚の問題にもなり得ること
*お姉さまにも負担が重く圧し掛かるのでご家族共に共倒れの可能性もあり得ること

ここまできてしまうと、もう離婚されて、それぞれ別の家で暮らすことがいいんじゃないかと
最終的にはそう思えてしまいます、悪い意味よりもお父様の回復を願ういい意味で、ですね。

話し合いの原点は「お父様を除いて」です。
病人である本人が「別に(自分の状態が)異常ではない」と思っている状態では
本人の正常な客観視が出来ないからです。
そこでは正常な判断での話し合いはできないんじゃないかと思います。

まず、お母様とお姉さまはもう精神的に疲れ果てていると思います。
なので「どうしたらいいか」の判断さえ「もうなるようにしか・・・」と思えなくなっていると察します。
お礼の文章で思いましたが、お金の管理がお父様では駄目です。

お金に対する執着心も、自分が好きなときに好きなだけ使えて、
人に操られる(お小遣い制になるなどの)苦悩も避けたいのだと思います。
まずはお家のお金の管理を本来握るはずであるお母様に全て渡すべきです。
ここまでするのは大変だと思いますが、こうするでしかアルコール中毒は抜けられません。
アルコール依存症は一度かかってしまえば一生お酒は飲めなくなりますから。

一人にさせてみる、と言ったのは一人で暮らしていくことの苦労と、
まず一番最適なのは本人が「アルコールに依存してる今の状態」が「異常」だと
気づかないと話が進んでいかないかな~と判断したので、それで精神保健福祉センターを勧めました。
地域によってはアルコール依存の人の集まりがあるのでそこに出席してみて
「自分は異常だった」と認識させるのがまずはわたしは良いかな、と思いましたが難しいかな~。

断酒って依存の人以外の人でも結構きついみたいだし、つらいことの方が多いと思うので
断酒の代わりに何かお父様が「趣味」を持てると気持ちが紛れると思うからいいな、とは思うんだけど
趣味もなかなか見つけるのは大変ですよね。
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お礼ありがとうございます。



まず大切なことはやはり
*お父様自身の問題、危機感を「自分で気づくこと」
*お父様がお家のお金を握ってる状態をお母様に権利を渡すこと
*アルコール中毒が長く続くと肝臓などに障害の出る可能性が強いことを知る
*そしてお母様が精神的に耐え続けていける問題ではないこと
*今後さらに長期化するようであれば、別居というより離婚の問題にもなり得ること
*お姉さまにも負担が重く圧し掛かるのでご家族共に共倒れの可能性もあり得ること

ここまできてしまうと、もう離婚されて、それぞれ別の家で暮らすことがいいんじゃないかと
最終的にはそう思えてしまいます、悪い意味よりもお父様の回復を願ういい意味で、ですね。

話し合いの原点は「お父様を除いて」です。
病人である本人が「別に(自分の状態が)異常ではない」と思っている状態では
本人の正常な客観視が出来ないからです。
そこでは正常な判断での話し合いはできないんじゃないかと思います。

まず、お母様とお姉さまはもう精神的に疲れ果てていると思います。
なので「どうしたらいいか」の判断さえ「もうなるようにしか・・・」と思えなくなっていると察します。
お礼の文章で思いましたが、お金の管理がお父様では駄目です。

お金に対する執着心も、自分が好きなときに好きなだけ使えて、
人に操られる(お小遣い制になるなどの)苦悩も避けたいのだと思います。
まずはお家のお金の管理を本来握るはずであるお母様に全て渡すべきです。
ここまでするのは大変だと思いますが、こうするでしかアルコール中毒は抜けられません。
アルコール依存症は一度かかってしまえば一生お酒は飲めなくなりますから。

一人にさせてみる、と言ったのは一人で暮らしていくことの苦労と、
まず一番最適なのは本人が「アルコールに依存してる今の状態」が「異常」だと
気づかないと話が進んでいかないかな~と判断したので、それで精神保健福祉センターを勧めました。
地域によってはアルコール依存の人の集まりがあるのでそこに出席してみて
「自分は異常だった」と認識させるのがまずはわたしは良いかな、と思いましたが難しいかな~。

断酒って依存の人以外の人でも結構きついみたいだし、つらいことの方が多いと思うので
断酒の代わりに何かお父様が「趣味」を持てると気持ちが紛れると思うからいいな、とは思うんだけど
趣味もなかなか見つけるのは大変ですよね。
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回答その3



No.1で回答した精神科の看護師です。
・・・さすがに、ここまでの長文を一気に入力していると、少し疲れてきましたが、頑張りましょう。

>来週にまた病院で診察があるようなのですが、父の性格や断酒をしないといけない原因を先生がちゃんと父にカウンセリングして頂ける事を願うばかりです。
これはまずないでしょう。というのは精神科医の職務の範疇をはるかに超えていますので。
断酒をしなければならない理由や、性格を「ちょっと変えた方がいいですかね?」くらいの事は言うかもしれませんが・・・。
性格云々を患者に向かって、一生懸命カウンセリングする精神科医はいませんよ。
逆にもしもそれをやってくれる(引き受けてくれる)精神科医だったら、そんな病院には行かない方がいいです。信用も信頼もできません。
もっと、社会生活が困難なくらいの性格の異常で、人格障害(の一種の境界性人格障害)などは精神科の守備範囲です。そういう患者は医療の対象になりますので、治療(をしてもほとんど改善されませんが)が行われます。
しかしお父様くらいでは、アルコールの治療はされても、性格の治療はないですよ。

さて・・・・。
その他に気になった点が一つあります。
それは質問者さんとお姉様についてです。
お二人は似ているところがありませんか?
真面目で、一つのことを真剣に考える・・・。
そういう性格がお二人にはありませんか?
それが悪いと言っているのではありません。
ただ、それらはうつ病の患者に高い確率で見られる性格傾向です。

お姉様がうつの可能性があるのは、前述したとおりです。
しかし、質問者さん自身も、真剣に真面目に考えて、しかも悪い方にばかり考えて不安に思ってしまわれる・・・。
「悪い方に考えるのは、もともとネガティブなんだ」と言われるかもしれませんが。
しかしそれこそが、危険です。
うつ病ないしはその予備軍に陥る可能性があります。
なので、質問者さんご自身も、早めに精神科(心療内科などでなく精神科)を受診された方が良いと思います。
うつ病は、早くに治療を始めれば、早くに楽になります。
あるいはうつ病でなくても、少しの精神安定剤を使うことで、質問者さんご自身がとても(精神的に)楽になる可能性もあります。

また何かありましたら、お礼に書いてください。
お答できるかと思います。
他にご質問がなければ、質問を閉め切ってください。
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回答その2



No.1で回答した精神科の看護師です。

>父は自分にとても甘い分、ちょっと頑張ったりしただけで俺はすごく頑張ったとふんぞり返る節があります。まずこの様な父の性格を治していくことが先の様な気がしないでもありません。でもこの様な性格の人は昔の人にはよくある事だろうから、性格が悪いからカウンセリングをすると言うのもわかりません
性格を治していくことが先というお気持ちは分かりますが、現実問題として無理でしょう。
また前述のように、性格はカウンセリングでは治りません。

>アルコール依存症の治療をこの先受けていったら、父の性格も落ち着いていくものでしょうか?それとも依存症と性格は別物ですか?
全く別物です。ここで言う「性格」が飲んだ時に暴れる、というような物を指しているなら、アルコール依存が治れば性格も治ると言いたいところです。
が、質問者さんが言われている「性格」は、本当のお父様の性格。専門用語でいえば、「病前性格」のことだと思います。
ですから、アルコール依存の治療を受けても、性格は落ち着いてこないです。
これも前述のように、よく勘違いして「ここは精神科でしょ。息子の性格も治してよ」などという大馬鹿者の患者のご家族がいます。しかし、精神科医療では性格は治りません。

>性格全てを治してとは思いませんが、すぐにカッとなる所と母への感謝と母の性格を誤解してる部分を改善してほしいです
性格を治すのは医療としては無理です。
実際に人道的に、カッとなる所や誤解を改善してもらうには・・・どうすれば良いのでしょうね?
それが分かれば、私は精神科の看護師をやめて、そっちで食べていけそうなくらいのノーベル賞的発見だと思います。
特に誤解を解くのはまだしも、カッとなる所なんて、性格の中でも易刺激性でしょう。これが他の、例えば統合失調症の症状で出ているなら、もとの病気を治せば当然症状も治ります。しかし、こういう性格は・・・アルコール依存を治しても、なおりませんねぇ・・・。

次に、他の回答者へのお礼で、気になった点を指摘します。

>やはり人の意見に耳も傾けず、自分は正しく反省もしない態度を見ると早く死んでくれと思わずにはいられません。姉も同じ意見です。
姉に関しては、死んでくれと思う私はひどい娘なのだろうかと自己嫌悪に陥り、憔悴しきりで見ていられません。
こう考えてしまうのは、ある程度やむを得ないというか、自然な気持ちだと思います。実際、アルコール依存の患者のご家族(お子さんを含む)で、こういう風に考えるという話は珍しくないです。
むしろ、質問者さんのお姉さんの方が心配なんですが。
お姉様、うつ病ないしはうつ状態になっていませんかね。
うつ病は最悪の場合、自殺という形で死にいたる重大な疾患です。
悪化する前に、早めに精神科を受診して、早めに適当な薬(今の段階なら抗うつ剤ではなく精神安定剤でも効くかも)を出してもらい、気持をしっかりさせておいた方が良いと思います。

>話し合いにより、父が少しでも自分の性格を理解し改善される事を願うばかりです。
話し合いで、お父様が「わかった。俺が悪かった。これからカッとなることを抑えるようにするよ」と言う・・・くらいのことは出来るかもしれません。
しかし、実際に性格を治したり、行動を治すというところまでは・・・難しいと思います。実際問題としては無理でしょう。
あまり、この点で期待しない方が良いです。
期待していると、期待していた分だけ、あとの(質問者さんの)精神的ダメージが大きくなります。

>父が秋田の断酒会にも参加を拒否していますし、病院で依存症と診断されたのにそれがどうしたと言う態度です。
幸いにもお酒を飲むと強制入院させると約束をつけた事と姉の元気のない姿によって今断酒をしておりますが、自分が悪いから断酒をしているのではなく、今の状態でお酒を飲んでも家族に怒られるし母も具合が悪くなるので楽しくないから断酒をしているそうです。
アルコール依存の治療は、家族が考えた方向性も大事ですが、何よりも本人に断酒の意思がないと話になりません。
ちょっとこのお父様の発想で、断酒(アルコール依存の治療)を続けていくには、かなりきびしいと思います。

回答 その3に続きます。
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回答その1



No.1で回答した精神科の看護師です。
お礼を書いてくださり、ありがとうございました。
質問者さんご自身、分かっておられるようですが、どの辺が質問になるのか、分かりにくい部分がありますが、できるだけ一つずつお答します。
なお、回答が長くなりますので、2回(ないしはそれ以上)に分けて回答します。
ついでに他の回答者に対するお礼の部分も、気になる点は指摘しておきます。
一応これを、回答その1としておきます。

>お酒をやめることを頑張っている父に、励ましや優しさを与える事もしなければ姉や孫達にも会わせず、一人で耐えなければいけないなんて、とても酷な事だと思うのは共依存だからなのでしょうか?
これは共依存というよりも、むしろ質問者さんの甘えのような気がします。
誰に対しての甘えというよりも、アルコール依存を甘く考えています。

例えば脳梗塞でリハビリをするとします。リハビリは死ぬほど過酷です。
しかしリハビリをしなくては歩けるようになりません。
質問者さんのご家族に、そういう患者がいたらどうされますか?
死ぬほど過酷なリハビリなんかやめてしまえ、と言いますか?
患者の年齢にもよると思いますか?
例えば90歳の方に、リハビリをしても意味はないでしょう。
車いすの生活になれば良いかもしれません。
しかし、通常(高齢者などではない)の場合、医療者は心を鬼にして、リハビリをすすめます。それはリハビリによって改善の可能性があるからです。

アルコール依存も同様です。
現状を改善したいなら、どんなに酷であっても(リハビリを)やるしかありません。医療者側も、当然そちらを勧めます。
しかしご家族やご本人が、それを望まなければ、やらなくても良いでしょう。
その代り、アルコール依存という現状は改善されません。当然です。
アルコール依存は、ちょっと薬を飲めば治るというような、簡単な病気ではありません。
治すにしても、かなり過酷な治療になります。その覚悟を、本人も家族もしなくてはなりません。
先の脳梗塞の例のように、お父様が90歳ならば、断酒なんかしなくてもよいかもしれません。
ですから、ここで問題なのは、どんなに過酷でも断酒をやりぬくかどうか、ご本人とご家族の意向がポイントになるでしょう。

>父の問題はアルコール依存症ばかり親族に注目されて、父の性格まで治さなくてはいけない事を周りは気づいていません。
確かに、質問者さんの文章を読むと、お父様の性格の問題も多分にあるように思います。
しかし、精神科は病気を治す所です。アルコール依存は病気です。だから医療の対象になります。
ですが性格が良くないというのは、病気ではありません。
三つ子の魂、100までも。と言います。
3歳の頃までに培われた性格は、100になっても治らない。
ましてお父様の場合、若いころ(正確には子供のころかな)から積み重ねてできた性格でしょう。
それを今更治すというのは、無理です。
少なくとも精神科医療の対象ではありません。薬を使おうが入院させようが、カウンセリングしようが、電気ショックを与えようが、性格は治せないです。
試してみてもよいかもしれませんが、時間と医療費の無駄です。
だいたい、性格を治すことを引き受ける精神科は(まともな病院であれば)、ないと思います。
こういうのはむしろ、禅寺のような所でどうにかしてもらうべきで・・・。
たまに、精神科に精神疾患と一緒に性格も治してほしい、という患者が来たりします。このような場合、まともな精神科ならお断りしています。

>父としては、大好きな酒もやめて頑張っているのにそれでもまだ俺を責めるのか、ひどい仕打ちをするのかと 自分を悲劇の人と思い逆上することでしょう。すると父はより母を恨んで、二人の仲は修復不可能になるのではないでしょうか?また逆上することでお酒をまた飲むかもしれません
それが恐ければ、アルコール依存の治療(断酒)なんかできないです。
また、それで夫婦仲が修復不可能になっても、医療としてはタッチのしようがないです。
逆上してまた飲酒すれば、またゼロからのスタートになります。
ご家族(そしてご夫婦)が考えるべきなのは、夫婦仲が修復不可能になるリスクを負ってでも、アルコール依存(というこれまでの生き地獄)から脱却をはかるかどうかでしょう。
そんなリスクは負いたくないのなら、アルコール依存という生き地獄に戻るだけです。
そしてそのリスクは、どんな精神科の病院も負ってはくれません。病院としては治療を続けても中断してもどっちでも構わないわけです。ご家族がしっかり遺志を固めなくてはだめです。

回答、その2に続きます。
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こんにちは、はじめまして。



私の亡くなった父もアルコール依存症でした。
質問者さまのご両親の問題は、お母さまがお父さまのとの同居に耐えられるのか? の一点にかかっているのではないでしょうか。
お母さまがご自分で「耐えられない」と感じていらっしゃるなら、それを強制することはできないですよね。お母さま自身の健康を阻害してしまうかもしれません。
お父さまが一人暮らしになってしまうことだけを回避するというより、ご両親とお子様方がこれからどんな生活がしたいかによってお互い何を譲歩できるか、考えてはいかがでしょう。

質問文や他の回答者さんへのお礼の文面で気になったのですが、アルコール依存症になったからといってお父さまが自分のこれまでの生活を「悪かった」「反省する」ということは、私の経験からいってものすごく難しいです。はっきり言って無理だと思います。なぜなら、それは自分のこれまでの人生の全否定に近いものからです。
お酒を飲むのは悪いことではありませんよね。
酒癖が悪いのも本人のせいではありませんよね。
でもね、アルコール依存症患者がお酒を飲むと、周りにものすごく迷惑をかけるのです。
「だから、やめてください」としか周りは言いようがないかなあ、と私は思います。私も最後は「理屈もなにもなく、お父さんがお酒を飲む姿を見るのが私は悲しくて仕方がないので、やめてください」と伏して頼みました。
アルコール依存症は無意識の欲望で「お酒が飲みたい、飲まずにいられない」状態らしいです。そんな無意識の欲望を自身で抑えるためには、本人にそうとうの動機付けと意志力が必要でしょう。
「お酒を飲むと、自分にとっては耐え難いほどの不具合が生じる(一人で暮らさざる得ないとか、孤独になるとか等)、だから飲まないんだ」とお父さま自身が実感できるように、考えてみてはいかがでしょうか。
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ANo.1のものです。



>家のお金は父が握り管理しているので、今の生活も外食等してお金をどんどん使って生活しており不自由さを感じていないのが現状です。
>お金の管理まで父に話す事が出来ずにいます。母も今後の事(アパートを借りて一人暮らし等)を考えるとお金は必要だけど、毎月生活費をくれたらそれでいいと言う感じです。

その件も私の実家のケースと似ています。
裁判所の調停により、「毎月いくら母に支払いなさい」という命令がだされ、母は1人暮らしをしています。
質問者様のお父様に、逃げられない現実と真実を与え、それに向き合わざる負えない状況をつくるこどが一番大切です。
それが、お父様にとって一番必要なことです。
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三重県の津市にある、断酒の家に行ってみたらいかがでしょうか、そこでは、アルコール依存症を対象とした施設です。

そこでは、完全にお酒を辞めるまで家には帰れませんが、家族との面会は自由みたいです。どんな事があれ両親が、離婚するのは避けたいですよね。断酒するのも、家族の力が必要ではないでしょうか?お父さんが、断酒で苦しんだる姿をみれば、最初はなかなか難しいかもしれませんが、きっと、お母さんが、あなた頑張ってと応援してくれると思います。一度三重県の津市にある、断酒家に相談してみてください。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

他の回答者の方も三重県の断酒家を勧めて下さいましたが、私の実家は秋田県で遠いこともあり中々難しいものがあるかもしれません。
なにより肝心の父が秋田の断酒会にも参加を拒否していますし、病院で依存症と診断されたのにそれがどうしたと言う態度です。
幸いにもお酒を飲むと強制入院させると約束をつけた事と姉の元気のない姿によって今断酒をしておりますが、自分が悪いから断酒をしているのではなく、今の状態でお酒を飲んでも家族に怒られるし母も具合が悪くなるので楽しくないから断酒をしているそうです。

むしろアル中で何が悪いの?毎日お酒を飲むのが依存症なら世の中のほとんどの人が依存症だろと開き直り、父は断酒をしなければいけない根本的な原因を理解していないのです。

来週にまた病院で診察があるようなのですが、父の性格や断酒をしないといけない原因を先生がちゃんと父にカウンセリングして頂ける事を願うばかりです。

お礼日時:2010/09/04 04:22

わたしの昔の環境と似ています。



父はアル中&ギャンブル中毒でした。そこでわたしの病気発症。
原因が父の行動だったので母が別居をすることを決めて、父の元から(神奈川→北海道へ)離れました。
その後、わたしたちは母子家庭になり、わたしが中学のときに両親が離婚。

母子家庭だったので母に負担をかけまいと、わたしは小学校へも中学校へも行かず、
毎食の食事と家事、自分のメンタルの問題解決のためスクールカウンセリングと精神保健センターへカウンセリングに通いつめた日々です。
この頃から、周りの人の温かさで自分もカウンセラーになりたいと思いました。
このときにあらゆる書斎を読みまくったので今でもあらゆる精神面のノウハウが分かっています。

わたしが高校生のときです。父が一人身に耐え切れず犯罪を犯し逮捕。
それを知らされたのは母からでした。「隠すわけにはいかない話だから・・・」と。
わたしは父が元々、アル中&ギャンブル依存がひどいのを分かっていたし、心理学の勉強を
独学でしていた時期が長かったため大きなショックではありませんでした。

ぶっちゃけ自分たちに影響さえ(ヤクザとか)来なければどうでもいい話でした。
ただその時に同時に兄を自殺で亡くしていたので100%ショックじゃなかったわけではありません。
何故こんなに不幸が続くのが頭が重たい時期でした。

わたしが経験して思うことは、やはりお父様を「一人の環境」に置くようにして
一人でやっていくことの大変さを、分かってもらうことが必要だと思います。今の状態では
甘やかしが出るだけで、正直どれだけ頑張ろうとしても挫折してしまえば、元の祭りになると思うからです。

また、わたしが通っていた「精神保健福祉センター」でも
アルコール中毒の患者さんや、ギャンブル依存症の人たちの集まり、みたいなサークルで
お互いの悩みを打ち明けて話し合って解決していくところもありますので(無料で冊子も出てるところがあります)
そこも参考にしてみてください。
http://www.pref.nagano.jp/xeisei/withyou/list/li …

わたしの父はその後、刑務所から出て、父の実家である栃木で一人で暮らしています。
わたしも2年前に母を亡くした身分で一人なので、お互い支えあえるような関係にまで修復できました。
ただわたしの病気が治ったかというと、治ってはいませんし、生涯に渡る治療と薬の服用が必要なぐらいです。
ここまでひどくなる前に、もう一度ご家族で話し合って最善な選択をされることを願っています。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

yuyu_heartさんがとても苦しい時期を経験し、それを乗り越え今を生きている事に尊敬致しております。

貴方様の経験としても父を一人の環境に置く事がいいと言う事で前向きに考える事が出来そうではあります。
しかし、家のお金は父が握り管理しているので、今の生活も外食等してお金をどんどん使って生活しており不自由さを感じていないのが現状です。
お金を取り上げるべきなのは重々承知なのですが、父はお金に執着し母は父ほどお金にこだわらないので私が重要さを伝えても中々伝わりません。
姉は断酒中の父にこれ以上負担をかけるのは切ない気持ちになると言うことで、お金の管理まで父に話す事が出来ずにいます。母も今後の事(アパートを借りて一人暮らし等)を考えるとお金は必要だけど、毎月生活費をくれたらそれでいいと言う感じです。

私も姉も以前父に、お金は母に管理させるか半分母に渡すよう話し父も了解したのですが、口だけで行動に移さず今に至ります。

父も母もすでに年金と貯金の切り崩しでの生活なので、今の父の散財の仕方に父母の将来の生活費も危ういのではないかと心配です。

父は悪い人ではないのですが、やはり人の意見に耳も傾けず、自分は正しく反省もしない態度を見ると早く死んでくれと思わずにはいられません。姉も同じ意見です。
姉に関しては、死んでくれと思う私はひどい娘なのだろうかと自己嫌悪に陥り、憔悴しきりで見ていられません。

今日の午前中に姉二人と母と父の兄弟と父で話し合いをするそうです。

話し合いにより、父が少しでも自分の性格を理解し改善される事を願うばかりです。

お礼日時:2010/09/04 04:13

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