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「調性」という用語は一般的ですか?
今まで「キー」という云い方で通してきましたが、何とか日本語で云いたいと思うようになりました。
「音程」は音と音との間隔、「音階」は音の並び方、ですから全く違います。

音楽用語を調べているうちに、「調性」という言葉がこれにぴったりするのではないかと思うようになりました。
しかし、わたしの周りでこの用語を使っている人は全くいません。
試しに聞いてみると、「エ、何それ?」という返事が返ってくるばかりです。

「調性」は一般的な用語ではないのでしょうか?
「キー」に置換えて使ってよいでしょうか?
例えば、キーがCmajより僅かに上にズレているような場合、「調性(キー)が、Cmaj+20セント(正規の調性からずれている)」というふうに・・・

A 回答 (4件)

まず、C dur(英語ではCmaj)に関する質問です。


あなたは絶対値と書いておられますが、これは間違いです。
何の基準もないC dur は
A=440Hz(Hzは英語で、ヘルツと読みます。日本語では周波数と言います。
これは世界共通で、絶対的な音の高さを表す単位です。
勿論Hzで英和辞典に、周波数で国語辞典に、周波数およびヘルツで
音楽之友社出版の『新音楽事典 楽語』に掲載されています。)かもしれないし
A=442Hzかもしれないし
A=444Hzかもしれない。
C durとだけ聞いて、あなたはどれなのか分かりますか?
私なら、さてA=何Hzなんだろう???と悩みます。

例えば、A=442HzのC dur+2Hzというのなら絶対値といえますが、
これはA=444Hzと同義です。

それで、貴方のkeyが市民権を得ているかという質問ですが
私の手元にある音楽之友社出版の『新音楽事典 楽語』という辞書に
キーkey = 調
調 = key
とあります。
更に、旺文社『エポック 英和・和英辞典』のkeyにも調とあります。
また、小学校の音楽の教科書にも「調」は出てきます。
例えば、音楽の授業やテストでこの曲は「○調」とか
聞いた事はありませんか?

ピッチがずれているのは、私の周りでは「音ずれてる」とか
「音ちょっと高い」とか「音ちょっと低い」とか言います。


さて、ここでまたC durの話にもどりますが
十二平均律(詳しくは『新音楽事典 楽語』を参照)では
音程の周波数比が決まっております。
なので、A=○Hzと分かれば、取り敢えずは同じ音が出せます。
取り敢えずと書いたのは、例えばヴァイオリンで、A=○HzでC durの曲を
演奏するけど、ある音は、音をちょっと高くする、とかあるからです。


つまり、貴方の言われる音の絶対的な高さの総称としては
周波数でしょう。
周波数○Hzの音と言えば、世界中、1個しかありません。

この回答への補足

わかりきったことを縷々おっしゃっていただき、誠に有難うございます。

>つまり、貴方の言われる音の絶対的な高さの総称としては
周波数でしょう。
>周波数○Hzの音と言えば、世界中、1個しかありません。

それを音楽用語で何と云いますか?
例えば、[A4=442Hz]のとき、イ調の根音が444Hzであったら、「”何が”狂っている」と云いますか?
「調(調性)が狂っている」とは云いませんか?

補足日時:2010/09/30 23:40
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「キー」=「調」です




最近はカラオケなどによく行く人は音楽に詳しくなくても「キー一個上げて」とか言うので「キー」は結構浸透しています。
なんとなく歌う時の「高さ」だと思っている人が多いようです。


またそれほど詳しくない一般人も「途中で調が変わる」とか言いますから「調」が曲の何かしらの感じのことを意味するということは知っているようです。
しかし「調」=「キー」だとは思っていないようです。
「明るいとか暗いとかそういう感じのこと」だと思っている人が多いようです。



そして「調性」は意味が違います。「キー」や「調」のかわりに「調性」という言葉を使うことはありません。
「調性」は英語で言うと「トーナリティ」です。
一般的な用語ではないでしょうし、意味も浸透していないでしょう。



>例えば、キーがCmajより僅かに上にズレているような場合、「調性(キー)が、Cmaj+20セント(正規の調性からずれている)」というふうに・・・


そもそも「キー」も「調」も「調性」もそういうふうには使いません。
ピッチがずれていることに対して「キーが」とか「調性が」とは言わないんです。
よくある知ったかぶりの間違いです。


一般人に浸透しているかどうかの問題ではなく、そもそも貴方はキーや調性の意味が正確に理解できていないようです。そこが問題なのです。

この回答への補足

ご回答有難うございます。

>「キー」=「調」です

では、「キーを二つ上げて」というときに、「調を二つ上げて」と言ってよいですか?
「調」は市民権を得た用語ですか?
音楽用語辞典に載っていますか?

>ピッチがずれていることに対して「キーが」とか「調性が」とは言わないんです。

では、何と言いますか?
(「キーが外れている」という言い方は間違っていますか?)

わたしは友人に頼まれて、ピッチがずれている音楽を正しいピッチに直す仕事をしています。
適切な用語を使わないと話ができないので困っているのです。

こういうときに、ピッチ→(相対値)は、適当ではないように思います。
絶対値→Cmaj+20セントというような位置にあるものを、(総括して)呼ぶ用語がほしいのです。

補足日時:2010/09/16 01:59
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こんばんは(^^)



質問者さまは、どのような場面での会話を想定なさっていますか?

>[キー]は本当に、市民権を得ていますか?
音楽用語辞典に収録されていますか?
わたしは見たことがないのでお尋ねしているのです。

私は音楽を指導したり、演奏したりすることを仕事としていますが、「キー」は普通に使っています。

ある曲を何人かで演奏する相談などの場合、「キーは何にする?」と言うようにです。

「何調でやる?」という時もありますが、「調性」という言葉は、あまり使いません。


どのような場面、あるいは、どのような人々との会話なのか?ということにもよると思います。

この回答への補足

こちらのサイトには、キー=調性と書いてありますがいかがですか?
http://cleargreen.chu.jp/pukiwiki/?%C4%B4%C0%AD

キーという言葉が普遍的になったのは最近のことと思います。
(カラオケが普及してから・・?)

昔は何と言っていたのでしょうね?
音楽の世界に英語が流通していたとも思えないのですが・・・
言うなら、イタリア語かドイツ語でしょう?(^_^.)

補足日時:2010/09/16 02:14
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 キーに当たる専門用語は調(チョウ)です。

調性という言葉もありますが、これは調というのが紛らわしいので調性という言葉を使うことがあるのです。しかし、これも実は紛らわしいのです。現代音楽で調を無視した音楽が出現したのですが、このような音楽に対し、従来の調を有している音楽を調性音楽と呼ぶことがあり、その意味に取られるおそれがあります。ですから、キーをそのまま使うべきで、強いて日本語を使うとすれば、やはり調というべきではないかと思われます。

この回答への補足

日本語では一文字だけで物事を表現する習慣がなく、本来一文字のものでも(何かをこじつけて)2文字にする習慣があります。
「調」とだけ言ったら「エ?」と聞き返されそうですね。
「調性」と言ったら通りが悪いですか?

>キーをそのまま使うべきで

[キー]は本当に、市民権を得ていますか?
音楽用語辞典に収録されていますか?
わたしは見たことがないのでお尋ねしているのです。

補足日時:2010/09/15 21:20
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