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ホイールについて

(1)ホイールには鋳造と鍛造がますが、それぞれの長所、短所はなんでしょうか?

(2)よくForgedと書いてあるものがありますが
あれらは軽量ホイールなんですか?

(3)メルセデスやBMWなど純正(AMGやMじゃなくノーマル)で履いてるのはどちらのものが多いんですか?
あとC63の純正とS、CLのAMGのForgedでは2倍近く価格差がありますが(そもそも車両価格に差がありますが…)
作り方が全然違うんですか?

(4)AMGやPorscheには
AVSのF15やHyperforgedやHREを履いてるのをネットでよく見ますが
見た目がかっこいいだけじゃなく、純正と比べて軽いんですか?

多数の質問すいません
どなたか詳しい方ご教授ください

A 回答 (4件)

>(1)ホイールには鋳造と鍛造がますが、それぞれの長所、短所はなんでしょうか?



※鋳造とは、溶かした金属(主にアルミ)を型に流し込んで冷やして固めて作ったモノです。要するにプリンを作る様なモノ。

[長所]ドロドロに溶かした金属を流し込むので、複雑な形状を作り易いです。
 また鋳造法の中でもチルキャスト(カンタンに言うと重力落下式の鋳造)の場合、型に圧力がかからないので、砂型(砂を炭酸ガスに反応する樹脂で固めたモノ)でも製造可能となり、型代が非常に安く、中空構造なども作り易いです。

[短所]アルミに限らず鋳造では、
(1)材料を一旦完全に溶かすので、成分の均質化が図り難く、強度上不利(軽い不純物成分が表面に浮いて集まり、その部分の強度が低下します)
(2)泡を巻きこんで、それがピンホール(目に見えない微細な穴)として残りエア漏れや強度低下を招く
(3)湯流れ性(溶けた金属の流れ易さ)の問題で、肉厚を薄くし難い
・・・などです。

 つまり鋳造では強度が圧倒的に不足しており、また(3)で述べた様に肉薄にする事が困難なので、鍛造と比べるとどうしてもボテッとしたデザインになり重量も重くなります。

※対する鍛造とは、ある程度熱した金属のカタマリを叩いて変形させて製品を作るワザです。(耐熱ステンレスやベリリウムなどの特殊金属を除き、多くの金属は溶かさなくても熱すれば柔らかくなります。)
 これは要するに、『刀鍛冶』の製法です。羊羹の様な形状に固めた鋼材を熱して、ハンマでガンガン叩いて伸ばして刀の形状にしますよね?あれが鍛造です。
 実際にホイールを作る場合は、いちいちハンマでガンガン叩いて丸くしていては生産性が悪過ぎるので、型(オス型とメス型)を作り、そこに熱した金属を入れてプレスします。(プレスはジワッと押しつけるのではなく、あくまでも鍛造なので勢いよく型同士をぶつけます。近くで見ていると、すごい衝撃でちょっと怖いです。)

[長所]金属を叩くと不純物が押し出され、また材料の密度が増すので強度が飛躍的にアップします。故に繊細な細いスポークがデザイン可能で(ブレーキが『丸見え』のデザインに出来ます)、非常に軽量に作れます。
 レーシングカー、特にF1の様な開発予算が潤沢なクルマでは、例外なく鍛造(但しこちらはアルミより更に軽いマグネシウム)ホイールが使われています。

[短所]叩いて作るので、色々と制約があります。
(1)成型時に巨大な衝撃が型にかかるので、その分丈夫な型を作らなければならず、型代が非常に高額になります。
(2)叩いて作る以上、それほど複雑な形状には出来ません。
 鍛造ホイールでは、叩いたあとの素材(粗材と言います)はアナが殆ど開いてない『円盤』に過ぎず、ここから切削加工を施して製品にします。 故に加工時間が鋳物より長く製造コストが一気にアップしますし、また中空構造などの複雑な構造が(出来ないとは言いませんが)非常に採用し難いです。

>(2)よくForgedと書いてあるものがありますが

 軽量ホイールかどうかはともかく(鋳物でもマグネシウムで作るとかなり軽くなりますよ)、フォージドとは鍛造の事です。

>(3)メルセデスやBMWなど純正(AMGやMじゃなくノーマル)で履いてるのはどちらのものが多いんですか?

 純正はコストとデザインの問題で鋳造が多いです。(別にドイツ車に限らず、ディッシュっぽかったりスポークが太いなどブレーキがよく見えないデザインは、ほぼ鋳造です。)

>(4)AMGやPorscheには
AVSのF15やHyperforgedやHREを履いてるのをネットでよく見ますが
見た目がかっこいいだけじゃなく、純正と比べて軽いんですか

・・・実際に重量を比較した事はありませんし、そもそもホイール重量は材質よりサイズの依存性の方がはるかに大きいので、鍛造にしてもホイールサイズを大きく・太くすればすぐにノーマルの鋳造より重くなってしまいますが・・・同一サイズなら、一般論としては鍛造は鋳造より軽いと考えて大丈夫です。
 尚、同じサイズのホイールで鍛造同士を比較する場合、重量は専らデザインで決まります。ホイールメーカがどれほど『カッコいい』呼び名を付けてようと使われている材質の違いは殆どないので、肉が多く削られていて繊細なデザインだとその分軽くなります。(鍛造で、切削加工前の『粗材』の多くは日本の鍛造メーカが世界中に供給しており、材質の違いはそれほどありません。F1のマグネシウム鍛造ホイールに至っては、日本のTAN-EI-SHAという会社が100%独占で粗材を供給しており、BBSやOZはそれを切削加工しているだけです。)
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1)鍛造は軽くて頑丈ですが値段が高いです。


  作るのが難しくデザインの幅がありません。  

  鋳造は重くて柔いですが、値段が安いです。
  型に流し込むだけで作れるので簡単に作れる為
  デザインの自由度が高く、格好良いホイールが作れます。


2)フォージドは日本語に訳すと鍛造です。よって軽量であると言えます。


3)全て鋳造です。
  CLAMGのForgedはAMG初の鍛造で非常に高価です。
  と言うよりも品薄過ぎてお金を出しても入手不可能と言って良いくらいです。

4)AVSはデザイン重視なので基本的に鋳造です。


その他)一般的に、スポーツカーや高級車の純正ホイールは高品質ですので
    性能が悪いという事はありません。
    ごく普通に着いているノーマルホイールが
    実は鍛造で、下請け製造会社がBBSと言う事も多々あります。
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(1)鋳造とは、金属を溶かして型に流し込んで固めたもので、製造コストが安く大量生産向き。

また型を作るのが簡単なので、デザインの自由度が大きいのが特徴。
ただし、強度を保つためにはある程度の厚みが必要で、結果的に鍛造よりアルミを多く使い重くなってしまいます。

鍛造とは金属を溶かすのではなく、鍛造用の金型へ圧力で整形するため、金属結晶の密着度が高まり、鋳造よりより強度が増します。強度があるため、ある程度肉厚も薄くでき、結果的に軽量にできます(より強度を求めて厚くすれば、鋳造と変わらない重量になりますが)その分コストがかかります。
強度があるので、歪みは少ないです。タイヤ屋さん曰く、ホイールバランスがとりやすいそうです。


(2)鍛造は英語でForgedです。


(3)外車はあまり明るくないですが、友人のBMW E36 330iのOP BBSホイールは鋳造でした。
現行はどちらが多いかはわかりません。

(4)こちらもわかりませんので、別の方の回答を参考にお願いします。
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同じ強度でも鍛造の方が軽量



鍛造の方が高価

鋳造の方がデザインの自由度が高い
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