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急性骨髄性白血病の発病について質問です。
知人の事ですが、1ヶ月ほど前の血液検査では以上無かったのに、
鼻血が止まらず微熱が続くので検査をしたら急性骨髄性白血病と診断されました。
急性骨髄性白血病という病気はそんなに急に発病するようなものなのでしょうか?
もしご存知の方がいましたら教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

こんにちは。



白血病は骨髄異形成症候群のように、白血病になる前段階を検出できる病態もありますが、基本的には鼻血、全身倦怠感、微熱等の症状を伴って、急に発症することが多い病気です。
急性骨髄性白血病は白血球を作る工場である骨髄で正常に白血球を作れなくなった状態です。
骨髄内で多くの白血病細胞が増殖すると、血液中にも出現するようになり、様々な症状を呈するようになります。

骨髄検査や特殊な遺伝子検査などを行えば、もう少し早く気づくことはできたかもしれませんが、身体的・金銭的負担の大きい検査を、白血病を疑う症状がないときに実施することはまずあり得ません。
症状が出現して初めて表面化する病気ですので、1ヶ月前に検査した時に該当症状がなかったのであれば、一般的な血液検査レベルでの検出はまず無理だと思います。

裏を返せば、症状があれば白血病も念頭に置いて、精密検査をする必要があるといえるのですが、類似症状を呈する疾患はたくさんあるので、受診した診療科の白血病に対する認識の差が、診断精度を左右することはあります。
たとえ内科系であっても、消化器科、循環器科、呼吸器科等であれば、特徴的な検査結果がなければ、白血病を候補に挙げることは難しいと思います。

参考にして頂けると幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

白血病に対して知識も全くなかったのでとても参考になりました。
本人より連絡があり、M2という急性骨髄性白血病らしいです。
前向きに治療していけば明るい未来もあると思いますが、
本人の心はもう折れているようです・・・。

お礼日時:2010/09/25 06:56

不明熱精査で他科に一ヶ月ほど入院していて、経食道エコーで感染性心内膜炎がないかみてくれという依頼が以前あり、見てみたら急性骨髄性白血病の所見だったことがあります。

すなわち、入院時は血小板が10数万ありましたが、入院中に2万程度まで下がり、Hb.も10から8くらいまで減少していました。

確かにこの症例は入院時は急性骨髄性白血病とは疑えない例でした。その後のデータで見逃していたのは確かですが。

結論としては、あります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

突然発症する事ってあるんですね。
あまりにも突然だったのでそんな事あるのかと半信半疑になってしまいました。

お礼日時:2010/09/24 20:07

十数年前に知人が急性骨髄性白血病になりました。


現在は骨髄移植により健康を取り戻しています。

知人の場合も急でしたよ。
元気だったのに突然、ずっと頭痛が続くようになり、
頭痛薬をもらおうと近くの内科に行ったところ、
「念のため血液検査してみましょうか」で発覚しました。

今の医学は発達していますので、
医師を信頼して治療に専念されますように。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

骨髄移植の相手が見つかれば助かる可能性も高いんですね。
今のところまだ詳細検査中らしいので今後の経過を見守りたいと思います。

お礼日時:2010/09/24 20:08

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