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検察庁の「筋読み」という捜査方法と警察現場での「見込み」捜査との違いを教えてください。

A 回答 (2件)

見込み捜査は例えば殺人事件があったとして、真犯人Aが居るのに偶々目撃情報に合致したBが近くに居たためこいつだと先入観で逮捕拘束し立件し真犯人Aをみすみす逃してしまう、(事実関係の証拠不足にも係らず)と思ってください。


一方検察のすじ読みは、見込み捜査により立件されたBを本人否定にもかかわらず証拠のみでBがその場に居たことの理由、目撃証言の信憑性、Bが明確な説明が出来なければだからお前が犯人だ、と断定してしまう事。
実は捜査段階の見込み捜査は結構あります。
私は三年くらい前に子供暴行事件が多発した頃事件の起こった辺りを歩いていた為、大阪府警平野警察に事情聴取(後で考えれば取り調べに近いこと)をされました。警察も最近は昔のような強引なことはしません(逮捕ではなく翌日出頭)が通されたのは取調室ですし、座る位置が窓のある方に向いて座らされますからね。
恐らく向こうには被害者が居たはずです。あの時1つ間違えば、その人が似ているというだけで私は帰れなかったかもしれません。
これなど見込み捜査(事件現場近くを歩いていた・犯人と同じものを身に着けていた)です。

ただ見込み捜査が悪いと言うのではありません、最初はそういう事は多々あるのも理解できます、しかし検察はそうじゃない、取調べ段階から否定していても白紙の状態で再捜査するのではなく、だからお前だ、と決め付けることが恐ろしいのです。
検察は勝てる裁判しかやらないから勝てない材料不足は捏造までするという司法の暗黒が出来てしまうという点です。
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回答します。


まず「筋読み」についてですが、検察の捜査でよく「筋」という言葉がでてきます。これは例えば、「筋が悪い」と言えば、捜査は始めたものの、裁判で有罪にするのが難しそうな事件のことです。そして「筋読み」というのは、押収した資料や関係者の話を基に事件の筋を描くことです。つまり、誰がどうしてどうなったという筋を、資料や証言から組み立てていくことですね。

次に「見込み捜査」とは、予め犯人像を決めた上で行う捜査のことです。つまり、その犯人像に合致する者は犯人と決め付けて捜査し、逆に犯人像に合致しない者は犯人ではないとして捜査する為、誤認逮捕や真犯人の取り逃がしの温床になりやすいです。
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