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今後、ブロック経済の危険性ってあるのでしょうか?また、そのとき日本はどこの経済圏に属するべきなのでしょうか?

プラザ合意以降(っていうか、冷戦終了の10年前くらいから)、米国のドル基軸通貨戦略が進行し、ヨーロッパではこれに対抗すべく、EU(当時EC)を結成しユーロを作ったかと思います。
一方で、EUのような共同体は不況時にブロック経済を発動させることもできると思います。現在、世界的にFTAを進める傾向にあるかと思いますが(もちろん保護政策を打ち出している国もありますし、その必要性も理解しているつもりです)、同時に世界的な不況に見舞われた際には、再びブロック経済が発動されるのでは?とも思ってます。

EUは域内でやりとりが完結するし、北米・南米諸国は北米自由貿易協定とラテンアメリカ経済機構で域内完結が可能だと思います。アラブ諸国にも経済協力機構がある。東南アジアにはASEANがある。しかし、日本・韓国・中国はそれら共同体を作る基盤がないため、不安に思っております。

今後もし仮に、世界的な不況でEUやアラブ諸国でブロック経済が展開された場合に、日本はどこの経済圏に属すべきだと思いますか?また、そういった危険に備えて日本がある程度発言権を有することのできる経済圏をどのように作るべきだと思いますか?

政治・経済初学者なので、わかりやすく、かつ引用元や参考にすべき書籍などを挙げて説明していただければ幸いです。
(なお、様々な視点がほしいので、経済カテゴリでも同様の質問をさせて頂きます)

A 回答 (3件)

・世界政府


・新しい単一言語を編み出すために一体となって働く必要があります
・新しく考案された単一通貨
・世界各国の徴兵制度は、ただちに廃止されるべきである。職業軍人はすべて、世界平和の守護者、つまり、人間の自由と人権の擁護者となるべきである。

『世界政府
 世界政府を実現させるのは、新しい世界通貨と、単一言語の創設です。クレルモン・フェランでは、オーベルニュ方言はもはや使われてはいませんが、やがては、パリではフランス語も、ロンドンでは英語も、フランクフルトではドイツ語も、もはや話されなくなるでしょう。科学者や言語学者たちは、あらゆる言語を参考にして、世界中の学校で第二言語として義務的に教えられるような、新しい単一言語を編み出すために一体となって働く必要があります。
 通貨についても同じことが言えます。世界の通貨は、フランでもドルでも円でもなく、新しく考案された単一通貨となります。そうすれば、一国民が、なぜ自国の通貨の代わりに他国の通貨が選ばれたのかと、自問するような問題も起こらずに、世界中の要求に応えることができるでしょう。
 最後に、職業軍人を公安維持の職務に就かせることです。これは、世界中の国で同時に行われる必要があります。それが、安全のための必要不可欠な担保となるのです。

地球上のあらゆる人々は、世界政府を樹立するために団結すべきである。世界中の学童には、世界語を課すべきだ。ほかに適当な言語がなければ、以前からあるエスペラント語でもよい。貨幣を廃止するまでは、まず、各国の通貨に代わる世界通貨を採用しよう。これが通貨危機の解決策となる。もし、だれもほかによい制度を提案できないのなら、世界連邦制度を採用しよう。各国を宗とした世界連邦を設立するのである。どうしても独立したいという区域には、彼らが望みの組織をつくるのにまかせておけばよい。世界が、国家から構成されておらず、地球の運命の責任を取るべく、連邦となって結びついている各地域から構成されていれば、世界平和も維持できるであろう。_ラエル著真実のメッセージ』

世界が、国家から構成されておらず、地球の運命の責任を取るべく、連邦となって結びついている各地域から構成されていれば、世界平和も維持できるであろう。

〈日本の属する〉連邦の構成要素として、東アジア、東南アジア、中央アジア、西アジア、オセアニア、全世界 ?
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 経済圏として完結するには、資本・技術・人口(=5億以上)・資源が必要です。



 また、人間の経済活動時間の基準が、8時間なので時差8時間程度を基準に、ヨーロッパ・アメリカ・アジアで経済圏の形成が可能です。
 その経済圏維持には、基軸通貨(=世界通貨)の存在が不可欠であり、ユーロ・ドルは既に、基軸通貨として当確が出ています。

 ロシアは、ユーロ圏・アジア圏としての中国に対する、二又路線を取っているようです。

 「円」は、日本経済が弱体化しているとはいえ、アジアの暫定基軸通貨の地位を保持していて、中国「元」よりは、未だ信頼されています。
 この円の立場を考えれば、どこかの経済圏に属するという考えを取るのではなく、「円」をベースにしたアジア共通通貨経済圏を立ち上げ、アジアの基軸通貨として確立することが、日本の国益にもっともつながる考え方です。

 日本の資本・技術とアセアンの人口・成長性、オーストラリアの資源を一体化した共通通貨経済圏を立ち上げることが出来れば、アジアの地域益を最大限に引き出すことが可能でしょう。
 困難とは思いますが、インド経済圏やイスラム経済圏に日本が属することよりは、はるかに現実味があります。
 また、困難を排除しても実行して行かなければ、いずれ中国経済圏に属することになり、中国に経済支配されかねません。(=アジアの基軸通貨が中国「元」となるということ。)


2006年7月
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2295538.html 
 回答No.9

2005年12月
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1828791.html
 回答No.7

2007年8月 基軸通貨の強さって?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3245013.html
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麻生元首相の「自由と繁栄の回廊」構想がもっとも理想的だと思います。

参考資料としては、同名の
書籍がありますので、参考にしていただければと思います。また、記事末尾でYoutube動画も
ご紹介させていただきます。

現在の世界をかんがみたとき、大きな経済圏は主に4つあると思います。ひとつがアメリカ、ひとつが
EU、ひとつが中国、そして最後がロシアです。

ロシアを「経済圏」として捕らえるには多少無理があるでしょうが、この国が持つ大国としての基盤は、
ひとつの「経済圏」として憂慮するのと同程度の影響力があると思いますので、ここに加えておきます。

これら4つの経済圏は、これに対してまともに抵抗しようとするにはあまりに規模がでかすぎて、たとえ
日本といえども、正面からまともにぶつかっていくのはあまりに無理があります。

では、どうするのが一番よいのか。これは、日本が宗主国となって、上記経済圏に属さない他の地域と
経済連携を図って、行くのが一番理想的ではないでしょうか。

日本が宗主国となるのは、上4つの経済圏に対抗できるほどの経済力を持つ国は日本以外になく、また、
政治的にも中立=無宗教国(厳密には固有の神道国)であることから、比較的どのリージョンにも受け
入れられやすく、イスラムに対しても、ユダヤに対しても受け入れられやすい、という利点があることが
理由です。

麻生氏が経済圏として示していたのは、「朝鮮半島」「東アジア(インド)」「東南アジア(ASEA
N)」「中央アジア(アフガニスタンを含む)」「西アジア(中近東地域)」そして「北欧」「オセアニ
ア」の各地域です。

ここに北欧が含まれているのは当然のことながら、「ヨーロッパ」と、そして何よりも「ロシア」の情報
を手に入れるためであり、両地域との橋渡しを依頼するためです。

麻生さんのすごいところは、これを口だけでなく、現実に実現しようとしていたところです。
代表的なのが、後で動画としてご紹介するのですが、パレスチナ地域=「イスラエル」と「パレスチナ」
が長年テロと空爆を繰り返している地域ですが、ここに「商売」を持ち込み、またヨルダンに協力させ
ることで、実際にこの地域の紛争を解決し、和解へ持ち込もうとしていました。

実際には政権交代が行われ、夢半ばで終わった感が否めないのですが、実際にこれをやり遂げていれば、
それこそノーベル平和賞ものであったと思うのです。

ブロック経済が展開されるかどうかはわかりませんが、これらの地域が築いた経済圏で中国、ロシア、
アメリカといった大国や、EUという経済圏に対抗することは、非常に有効だと思います。

なお、ご紹介動画には続編がありますので、ここにご紹介しておきます。


http://www.youtube.com/watch?v=E21Fv8-A47s

この回答への補足

失礼致します。
決してcovanonkiさんのご好意を踏みにじるつもりはなく、かつ教えていただきました動画の妥当性を疑うつもりはないのですが、教えていただいた動画の関連動画(youtube画面の右横に出てくる動画)が、あまりにもひどかったため、ネット右翼が作ったと思われる低質な合成ねつ造動画ではなく、かつ海外からも麻生さんの評価が高いことを証拠付ける動画を添付させて頂きます。



英語ではありますが、コメントの殆どを外国人(と思われる方々)がしていることを考えると、信頼度は高いかと。

教えていただきました動画では、麻生さんのご講演を聞くことができ、非常に勉強になりました。ただ、ニコニコ動画転載ということで、同じくニコニコ動画転載と思われる情報リテラシーに欠く動画と一緒にされては困ると思いまして、補足として上記の動画を挙げさせていただいた次第です。
ニコニコ動画転載の動画でも事実のみを伝えているものもあれば、事実をねつ造した動画もあるということを表明しておきたかっただけです(ひどいのはフランス国営放送にでたらめな日本語訳をつけて中国・朝鮮を批判するとうマスゴミ顔負けのねつ造動画がありました)ので、ご容赦くださいませ。

補足日時:2010/10/11 22:23
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

奇遇ですね。麻生さんの「自由と繁栄の弧」はちょうど呼んでいる途中です。私も麻生さんの構想には感服するばかりで、地政学的に考えてユーラシア大陸の南側を経済的に結ぶというのは、ロシアや中国への対応を考える上で、非常に優れたものだと思いました。

パレスチナ地域の話はまだ知らなかったです。教えてくださってありがとうございます。
教えていただいた動画で、戦争の原因は「貧困と絶望」だと麻生さんが言ってましたが、120%同意です。私はこれまで、貧困が全ての原因と考えてきましたが、絶望、すなわち生活における駆動力がない、ということも戦争の原因なんだと痛感しました。
麻生さんの本は、麻生さんの楽観性が出ているとよく言われてますが、その楽観性は希望を持っているからなのだと思います。

>夢半ばで終わった感が否めないのですが
もう続いてないんですか?非常に残念です。有能な政治家の、優れた政策が、ちょっとしたトラブル(取るに足らない失言など)を契機に、民意によってつぶされるというのはなんとも忍びないですね(橋本さん、森さん、安倍さん、麻生さん、小沢さん・・・)。民主主義国が抱える共通の構造問題だとは思いますが・・・

>麻生氏が経済圏として示していたのは、「朝鮮半島」「東アジア(インド)」
>「東南アジア(ASEAN)」「中央アジア(アフガニスタンを含む)」
>「西アジア(中近東地域)」そして「北欧」「オセアニア」の各地域です。
そうなんですね。
私としては、文化的な側面から朝鮮半島とASEAN、そして中国南岸だと思っています。そして、covanonkiさんが教えてくださったように、西アジア諸国も必要だと思い始めました。

太平首相のAPEC構想や角栄さんの中国との国交回復など、首相レベルの方々は長期ビジョンに基づいた外交戦略を考えていたと思います。ぜひ、麻生さんの外交戦略が今後も生きてほしいと願うばかりです。

covanonkiさんのご回答は非常に参考になりました。政治カテゴリで質問してよかったです。
今後も政治カテゴリで色々と質問させて頂きますが、もしcovanonkiさんの琴線に触れましたらご回答宜しくお願いします。

あと1年ちょっとで社会人ですが、麻生さんの薦める「労働」を通して日本の政治にコミットしてゆきたいと思っている所存です。ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/11 21:02

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