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カセットテープの伸びを直方法を教えて下さい。
カセットテープに録音したものをMP3プレイヤー(ダイレクト録音できるもの)に移そうと思い、再生してみたところ音が伸びてしまっているらしく濁って聞こえます。
大分古いテープなので仕方ないのですが、テープ自体は切れてはいません。
何とか自分でこの音の伸びを直す方法はないでしょうか?
また、検索してみたところ「一晩冷蔵庫に入れておくと直る」とあったのですが本当でしょうか?

A 回答 (3件)

はじめまして♪



テープが伸びた事が原因なら、治す事はほぼ不可能でしょう。

ただ、「音が濁る」と言う事ですので、違う原因も考えられそうです。

おおまかに、、
1)録音時と再生時のアジマスエラー。
2)経年劣化で磁力が弱くなってしまっている。
3)保管時に外部からの磁気により記録が劣化している。
4)テープの再生イコライザーやノイズリダクションが合っていない。
他に上記の複合的要因もありますね。

テープのスピードとヘッドの角度(アジマス)に関しては、基本的に完全な一致が不可能なので、昔から録音した機体で再生するのがベターと言われています。
再生するデッキの構造によっては、我々素人でも音を聞きながら、そのテープに適したアジマスへ微調整が出来る場合もあります。(個人的には過去のテープをデジタル化するために、過去に経験が有ったテアックのCシリーズをオークションで数台入手しましたよ。)

テープの速度偏差はプロ用機器のように速度が可変出来る機種以外では、素人には手が出せません。 しかし、パソコン用のマスタリングソフトの中には速度やピッチを個別に調整出来る場合が有ります。

録音した磁力は程度の差は大きいのですが、時系列で必ず弱くなって行きます。 経験上、やはり当時高価で高級なランクのテープの方が今でも聞きやすい音を保っているようです。
特に高音域が減衰しやすく、もごもごと濁った感じになりがちです。かと言って単純に高音域を増強しますとカセット特有のヒスノイズ(さー、しーと言う感じのノイズ)も強調されてしまいます。

この点も、パソコンソフトでノイズを減らした上で高音域をチョイ持ち上げると言う方法もあります(私が試したソフトでは、納得出来る様な効果は得られませんでした、安いソフトに任せてはそんな物なのかも、、、)

外部からの磁気による影響も、磁力低下と同じ様な症状が出ますが、部分的に強い影響を受けた場合は周期的に音量変化と高音域の増減が繰り返されるなんて事になります。
パソコンソフトで対応も不可能ではありませんが、数分の曲に数週間の手作業なんて言う気が遠くなる作業が必要になる可能性もあります。(1曲だけがんばりました、さすがに2局目以降はあきらめて、、、 ユーチューブで代替えを、爆笑)

再生イコライザーはノーマルとハイの2種です。 ノイズリダクションは私が知る範囲ではドルビー、B,C,HX, ANRS(ドルビーBと互換性あり)、dbx-II、ADRES、Super-D, 他にも各社の物が有ったようですよ。
どの方式も磁力低下等で周波数特性が変化すると異常動作しますので、手がつけられません。

ドルビーB程度でしたら、ノイズリダクションをパスしてパソコンに取り込んで、その後パソコンの再生ソフトで高音域を少し強め、(何度も試してみます)カセットにノイズリダクション無しで録音し、そのテープをノイズリダクションありで再生します。とても手間と時間がかかりますが、そこそこ妥協出来るサウンドが得られる可能性があります。

私の体験上、dbx-IIの場合、録音レベルや補正等に非常に敏感な為、かなり試しましたが妥協点に至らずあきらめてしまいました。

多分、ノイズ低減効果が高い他の方法の物もかなり難しいのではないのかと想像します。(未体験ですから、わかりませけれど、、、)

ネットで代替えが入手出来ない貴重な録音でしたら、創意工夫して手間をかけて復活させて上げましょう。

中高生の頃に学祭などの録音は、私もがんばってそれなりに復活させましたよ(苦笑)

がんばってくださ~い♪
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました!

お礼日時:2010/10/31 20:18

伸びてしまったテープは直すのは不可です。


#1さんの回答を実施して直らなければ、そのテープ
は残念ながら諦めるしかないですね。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました!

お礼日時:2010/10/31 20:18

もしテープが均等に伸びているとすればスピードがわずかに遅くなるだけのはずですから。

濁って聞こえるのはテープの伸びではなく、元々の録音状態か、再生機側の問題だと思います。

原因としては再生用ヘッド周りの汚れか、テープを送るためのゴムベルトの劣化と思います。

クリーニング:まずは丸い黒いゴム(ピンチローラー-西城秀樹は関係ない)をアルコールなどできれいにクリーニングする。ついでにピンチローラーに当たるキャプスタン(出っ張った銀色の棒)もクリーニングする。それからカセットテープは一度早送り巻き戻ししてテープの巻きをそろえておく(凸凹していると再生時のストレスになってテープスピードを狂わす)。

これでだめなら、(ダイレクト録音できる機種ならまだ新しいので、この心配はないと思いますが)再生機内のモーターからキャプスタンを回すゴムベルトが劣化していることが考えられます。もう部品は手に入らないと思います。大事な音源でしたらカセットデッキを手に入れることを勧めます。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました!
結局直すことは出来ませんでしたが、昔買ったウォークマンでテープの速度を少し早送りしながら音を流してみたところ、何とか元の音声で保存できました。

お礼日時:2010/10/31 20:18

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