プロが教えるわが家の防犯対策術!

例えば子供の独立などで、定年を迎えた自分と妻だけという場合、それ以降の人生で加入しておくべき生命保険・医療保険はどのような内容のものがいいのでしょうか?
お教えください。

A 回答 (1件)

保険とは、結局、お金です。


となれば、マネープランの中で考えるべきです。

例えば、65歳時点で、住宅ローンなどの借金がゼロで、
日々の生活は年金で何とかなり、
1000万円の使い道のない金があるとします。
では、その1000万円をどうするのか、
という問題が起きます。
銀行預金というのは、余りにも芸がない。
かといって、投資をして、失敗するわけにもいかない。
そこで、何にいくらを使うのか、組合せを考えなければなりません。
このように、まずは、マネープランです。

医療保障もそのようなプランの中で考える一つです。
高齢になればなるほど、医療費の自己負担は減りますが、
一方で、入院する確率は高くなります。
そこで、医療保険でカバーしておくというのは、
プランを立てる上で便利です。
貯蓄で医療保障をするという手もありますが、一体、いくらを用意すれば
良いのか、正しく予想することは不可能です。
保障としては、終身保障が良いのですが、
この終身の医療保険というのは、実は、人が生涯に払う保険料が一定に
なるように基本設計されています。
つまり、20歳の若者も、60歳の定年退職者も、支払う保険料総額が
同じになるように設計されています。
実際には、運用や支払方法によって異なりますが、基本は、
「同じ額」なのです。
例えば、80歳までに支払う保険料総額200万円の医療保険が
あったとします。
20歳で契約すれば、200万円を60年で支払うことになります。
月額約2800円ほどです。
60歳で契約すれば、200万円を20年で支払うことになります。
月額8300円ほどです。
となれば、若いうちに契約した方が、負担が軽くて、得ということに
なります。
単純は言えないのですが、基本は、このようなものです。

また、お子様がいらっしゃる、いらっしゃらない、
自家保有か、賃貸か、などによっても保障は違ってきます。

例えば、お子様がいらっしゃれば、
介護が必要になったとき、介護の援助を期待することできますが、
お子様がいらっしゃらなければ、ヘルパーを雇うしかありません。
今の介護保険は、家族の介護があることが前提になっており、
その家族の援助をする保険です。
となれば、そもそも前提となる家族の介護がなければ、
全額自費でカバーするしかありません。
となれば、その費用もバカになりません。

また、自家保有かどうか、という問題も重要です。
例えば、時価1000万円の土地・家屋を所有していれば、
介護問題でも、いざとなれば、土地・家屋を処分して
費用に当てるということも可能です。
また、銀行に抵当として出して、お金を借りるということも
できます。
実際、老後費用を銀行から借りて、自分の家に住み、
亡くなったら、土地・家屋は銀行のものになる、
という方法があります。

などなど、簡単には言えません。
ご質問から考えて、質問者様は、まだまだお若いようです。
ならば、今から、考えることをお勧めします。
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