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哲学・思想に限らず、日々の物事に「一貫性」を求め、その一貫性を
「善いもの」として扱う。これは日常生活の中でよく見かけます。

また、他人から見れば一貫性に欠ける行為のように見えても、
本人には本人の信念に則り、一貫性を保持しているということもありうります。
一貫性から引き出される魅力をうまく使っている犯罪小説をよく目にします。

で、最近私は、そのような一貫性を魅力的に感じる態度というのは、
いつ・どのような意図をもって発生・変化してきたか考えます。
生まれたときから人が保持しているもの(自然)・人間が作り上げたもの(理性)
・宗教権威が行う隠蔽・・・等々。

宗教や共同体から供給される「善」を意識しての、一貫性であれば、
非常に分かりやすいのですが、人々に共通した善があるのか分からない
現代社会を生きる私には、一貫性という言葉・態度が個々人の行為を
弁護するものにすぎないように思えます。

そこで哲学・思想に限らず、ものごとの一貫性を考え抜いた
人物はいるのでしょうか。またそのような書籍はあるでしょうか。

ご存じでしたらお教え下さい。


ニーチェ以後の哲学者・思想家が主役になると考えていますが、
一貫性への考察が、古代から現代にかけてどうなっていくのかを学ぶのもおもしろいと思います。
(一貫性という態度がいつからあったのかも知りません)

A 回答 (3件)

ひょっとして、一貫性ではなく<普遍>を言いたいんじゃないでしょうか?



普遍というのは、何にも影響を受けず、変わらないというもの。

世の中のほとんどは普遍じゃないわけです。
例えば人間は死にますから、普遍の性質を持っていない。

モラルも今と昔で違ったら、モラルは普遍の性質を持っていないことになる。

死刑制度がある以上、殺人は悪と断言できないことになる。
何故ならもし絶対に悪であるとするなら、死刑制度がある国は悪をやっていることになるから。
片方で「殺人は絶対にいけない」といいつつ、「場合によっては行ってもいい」となっているので。


では、真理とはなにか?
どんな時代で一貫して答えが変わらないものとはなんだ? 
思いつかないです。

どんな条件でも変わらないものってあります?
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>そこで哲学・思想に限らず、ものごとの一貫性を考え抜いた


>人物はいるのでしょうか。

あなたは、運がいい。そういう人物がいます。
思想は物理等と矛盾してはいけない、くらい私にも理解できる。
世界は教科科目の境界線など存在せず、全ては有機的に意味をなしている。
さて、じゃあそれは何というか?
答えは「環境認識」で、学問にするなら「環境認識工学」です。(検索してみて)
「宇宙」とは?「存在」とは? 全部教えてもらいました。建築家の彼に。。。
http://c.oshiete.goo.ne.jp/profile/answer/histor …

あなたが上記を読んで一貫性が見えたなら、素晴らしいことです。おたま
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一貫性に関して書いた著作は知りません。



1人の人物の行動に関する一貫性については、
行動を決定する際に諸条件があることと思います。
つまり、条件・状況に左右されるのが常です。
もしそうでないならば、色んな条件・状況でテストする必要があります。

例えば、他人とどんな会話をしても、「私は正しい」という
出力しかしない人がいて、一貫性を保っていたとしても
その一貫性に意味はあるでしょうか?

小説での登場人物の一貫性に魅力を感じるのは
読者が想像したパズルがぴたりとはまり、整合性に
美しさを感じるからではないでしょうか?
現実の人物にあてはまるでしょうか?

一貫性のある現象としては、熱力学の第二法則が
一貫性があるように思います。
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