準・究極の選択

 都市ガスは、天然ガスが使用されるようになったため、一酸化炭素中毒の心配がなくなった(減った?)と聞きました。
本当でしょうか?
そもそも、都市ガスには、以前から天然ガスが使用されていたのではないのでしょうか?

A 回答 (4件)

「以前」というのがどれくらい前を指すのかによりますが...



かつては、石炭と水蒸気を反応させた水性ガスが使われていました。
C + H2O → CO + H2
これいメタンガスなどが加えられて熱量が調整されていました。
そのため、COの含有率が高かったのです。

現在は、パイプ当たりの輸送熱量を上げるために、メタンガスが
主成分になっています。
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都市ガスが天然ガスに切り替えになったのは1970年ごろです。


それまでは石炭ガスが使われていました。水性ガスとも言います。
C+H2O→CO+H2
の反応でつくられたガスです。

wikiで「都市ガス」を調べると石油改質ガスも使われていたと書かれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E5%B8%82% …

「石炭ガス」で引くと「合成ガス」が出てきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%82%AD% …

改質ガスというのは石油を材料にしていますがCOとH2の混合ガスです。
-CH2+H2O→CO+2H2
という式が書かれています。
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コークス精製のガスも都市ガス事業に使われていました。


(東京築地市場移転先の土壌問題というのは、これが原因です。)
炭をおこしてガスを得る手法なので、炭素ガスの含有が多いわけです。

70年代まで割合としてLNGや地域産出の天然ガスは少なかったはずです。

http://www.jie.or.jp/ngas/
日本エネルギー学会 天然ガス部会が少々役に立たない。

http://www.meti.go.jp/committee/materials/downlo …
経済産業省内PDF、高圧ガス保安協会のLNG基地リストで年次あり
このリストで、LNGの都市ガス配給は火力発電開発の後からと判ります。
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ウィキペディアからコピペです。

興味があったので調べました。
ガスの種類によっては、器具の適正は大変重要なようですね。 昔の都市ガスにはガス自体に一酸化炭素が有ったので、ガス漏れだけで中毒になったと書いてありますね。

都市ガスはライフラインの一つとしての名称のようです。
今の都市ガスは天然ガス
昔(1970年代まで)は、石炭を原料にした石炭ガスやナフサ・ブタンなどを改質したガスが使われていた。

以下コピペ


昔(1970年代まで)は、石炭を原料にした石炭ガスやナフサ・ブタンなどを改質したガスが使われていたが、現在では中東・東南アジアなどから輸入した液化天然ガス(LNG)を気化した天然ガスおよび国内で産出される天然ガスに液化石油ガスを混合して熱量調整した「13A」(燃焼性等によるガスグループ区分)と呼ばれる規格が主である。

なお、供給されるガスについては複数の種類が使用されているが、経済産業省のIGF21計画により2010年までに熱量が高い13Aに進められている。

「13A」などのガス規格の意味は、数字で熱量を、A,B,Cの文字で燃焼速度をあらわす。

1m³あたりの発熱量
13:46.04655メガジュール(11メガカロリー)~43.14メガジュール(10.306メガカロリー)
12:41.8605メガジュール(10メガカロリー)
燃焼速度(現在主流の12A・13AにはAしかないため、あまり気にしなくてよい)
A : 遅い
B : 中間
C : 速い
燃焼速度の区分が不適切な場合非常に危険である。たとえば6Aの器具に5Cのガスを供給した場合発熱量は大きく違わないため炎が溢れる事はない。燃焼速度が速いガスが供給されると、バーナー外部で燃えず内部で燃えることになり過熱事故を引き起こす。 逆に燃焼速度が遅いガスが供給されると、バーナーから離れようとする(リフティング燃焼という)。 都市ガスとは関係ないが、ガス溶接で使われるアセチレンや水素も非常に燃焼速度の速いガスであるのに対し、プロパンガスは燃焼速度が遅いため、それぞれ専用の溶接火口となる。

現在日本では13A・12A・6A・5C・L1・L2・L3のガスが供給されている。13A・12Aの発熱量が高いグループと、それ以外の発熱量が低いグループに大別される。また、後ろの三つは、以前あった発熱量の低いグループに属するガスの規格を3つずつまとめたものであり、L1 > L2 > L3の順で出力が小さくなる。また、6AはLPガスの主要成分であるブタンを火力調整のため空気で薄めたガスであるため空気より重くゴム類を侵す働きが強いためガス漏れ警報器の設置やホース類、補修部品手配の際には注意が必要である

毒性
石炭ガスおよび石油改質ガスは一酸化炭素が含まれているため、(不完全燃焼が起きなくても)ガス漏れによる中毒が発生しやすい。しかし1973年に28%だった石炭ガスのシェアは、1989年には5.3%と激減し、現在では製鉄所のある地域で高炉ガスを利用する形で使われている程度である。ただし秋田市のように、通常は天然ガスを供給し、冬季に石炭ガスを混合する場合もある。
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