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たばこの煙に大気汚染物質(NOx、SOx、PMなど)がどのくらい含まれているか?というデータは見たことがあるのですが、
さて、同じような?煙の出る線香やお香では、どのくらいの量が排出されるのでしょう?
きちんとした実験結果や論文があれば理想!ですが、おおざっぱな見当のつけ方や考え方、ヒント、参考数値などなど、何でも結構です。
手がかりを教えてください。

ちなみにserch結果を眺めると、線香やお香の原材料はいずれも木の幹(ビャクダン、沈香)、皮(桂皮)、実(丁子)などの植物性原料と
動物性の原料(じゃこう など)があり、これらを調合するようです。
粉状のままのお香もありますが、調合した原材料に蜂蜜、樹液などを混ぜて接着し、最終的にさまざまな形態(ex.棒状→線香、丸or型抜き→お香)に仕上げられているようです。

A 回答 (2件)

製品によって差が大きいので、個別に現物をもってどこかで検査してもらうしかないでしょうね。


 ただ、京都のお寺で毎日線香をたいていますが、お坊さんが早死にするわけではないみたいですから、大気汚染というほど有害物質はだしていないのではないでしょうか。(統計データがとれるほどたくさんのお坊さんの寿命が記録されているかどうかわかりませんが)

 個人的には、線香そのものよりの、製造・流通過程での排気ガスのほうが大きいように思います。
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この回答へのお礼

早速お返事ありがとうございます(お礼の方が遅くなりました)。
厳密にはやはり製品ごと(原材料や成分など)の違いが大きことが想像されますし、これらを数多く測定することは(今の私の立場では...)ちょっと難しそうです。

さらに、それらからの排出物質がどの程度有害か、はまた別問題です。
ちなみにきわめて大雑把な計算ですが、全国では1年間に数10トン規模のPM(粒子状物質)が線香の燃焼によって排出されている可能性がありそうです。
東京都内での排出量は、自動車からだけで年間9000トン強とされていますので(お線香を運んだ車からの排出量まではちょっと....)、おっしゃるとおり量的には微々たるものかもしれません。

お礼日時:2001/04/27 11:49

線香の原材料についてですが‥


香りの主体となるのが大茴香、桂皮、桂葉柄、桂枝、丁子、丁子柄、山奈、木香、安息香、冷香草、甘松、吉草根、竜脳、トルコ大黄などで、白檀や沈香はごく微量ですし、また、麝香や龍涎香などの動物性成分もごくごく微量です。
そして、もっとも配合量が多いのは接着剤や増量剤となるタブ粉や石香粉、白木粉、紅粉などですネ。タブ粉に水を混ぜると粘液が出て固まるので、別に蜂蜜や他の接着用の物質を加える必要はありません。
なお、無煙線香は活性炭(炭粉)を練りこんであるものです。
上記の配合率は線香によって非常に異なっている上に、おそらくは詳しい配合は企業秘密とされていて想像する以外に方法はないでしょうネ。
とりあえずは各構成成分について一つずつ調べることからはじめなければならないと思います。
幸いな事に線香の構成成分のほとんどが生薬であり、含有成分はかなり解明されていますので、生薬関係の書物、或いは、ハーブ関係の書物を当たることで情報を得ることができる筈です。
ご参考まで。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございました。

search結果で見かけた原材料をシロウト考えで眺めていましたが、kawakawaさんの情報をもとに、再度注意深く見てみますと、確かに割合としてはタブ粉などの接着・増量剤が主、つまり植物性の成分がほとんどのようです。

線香や個々の成分物質の燃焼による排出物質の測定は、製品ごとに異なることもあって難しいのだろうと思われますが、原材料の見当がついたことで今回のところはきわめて参考になりました。今後の機会に詳しく取り組んでみようと思います。

重ねてお礼申し上げます。

お礼日時:2001/04/27 11:10

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