末期癌からの生還

32才の姉が 卵巣癌の末期です(腹膜,リンパ,大網,肝臓に転移)
先日 手術を終えた時点でこれだけの箇所に転移。一番大きな癌ではゴルフボール大のを含め目に見える範囲では摘出しましたが 肝臓までは開腹できないからと抗がん剤で小さくしてから様子を見るとの事で 今月末～抗がん剤がスタートしますが 私は何としても姉を助けだしたいんです。

よく
マイタケエキス等の民間療法や 温熱療法,ミルク断食,食事療法等で末期癌を克服された方の本を拝見すると試してみようかと思いますが、皆さんのご家族やお知り合い,ご自身が実際 これをして癌を完治したとかゆう情報あれば教えて下さい。

姉は ９才、５才、末っ子はまだ生後７ケ月の赤ん坊がいる３児の母です

お母さんが必要な小さな子供達です。絶対 救ってあげたいんです！！

どんな事でもいいので 情報を下さい

姉は今のところ元気で毎日、家事,育児に忙しい動いてますが 手術前より８キロ体重減少してます
余計心配です

でも、卵巣癌とゆうのは常に排卵のある方⇒出産,妊娠の回数が少ない方がなりやすい疾患だと聞いてます。３児の母の姉がなったのか納得できません。体質でしょうか？

No.1 回答者： Drsaiki 回答日時： 2011/06/17 23:30

　32歳という若さで卵巣癌にかかられたお姉さま、なぜ？どうして？、と理不尽な現実にいたたまれないお気持ちでいっぱいでしょう。

　何としても、どんな方法でもいいから助けてあげたいとのお気持ち、お察しします。
　しかしながら、腹腔内に広汎に転移したお姉さまの病状から考えると、マイタケエキス、温熱療法、ミルク断食など、いずれの民間療法もそれだけで効果を上げることはまず不可能と考えます。末期癌を克服したといういろいろな広告を見聞きすることもありますが、（確かに奇跡的なことが起こることも全くないとは言い切れませんが）現実的には悪質な広告が多く、民間療法に走って、かえって不幸な目に合われている方が殆どです。もしどうしてもというご希望がご本人ともどもあるようでしたら、主治医の先生とも相談したうえで、抗がん剤治療と併せて行われることをお勧めします。
　卵巣癌は、その病理組織型にもよりますが、抗癌剤が比較的よく効くタイプの癌の一つです。治療は大変だとは思いますが、お姉さまにとって癌が治る可能性が最も高い治療法は、抗癌剤並びに放射線治療などの、病院で予定されている治療法だと思います。信頼できる主治医の先生とともに、病院での治療を第一に専念されることをお勧めします。
　補助療法という観点から、その有効性が証明されているものに漢方薬の併用があります。特にお姉さまのように、やせが目立って、体力が落ちてきている方には有益ですのでお勧めします。「補中益気湯：ほちゅうえっきとう」「十全大補湯：じゅうぜんだいほとう」「人参養栄湯：にんじんようえいとう」などが代表的なお薬ですが、いずれも体力や食欲の増進、全身倦怠感の軽減、貧血の改善などとともに、免疫力を上げて癌に対する抵抗力を上げる効果が証明されています。体力が低下して抗癌剤治療に耐えられなくなった方が、こうした漢方薬を併用されることで治療を継続でき、治療効果をよりあげることができたという報告はたくさんあります。病院で処方していただけるお薬ですので、主治医の先生にご相談いただければ、きっとお役に立てるのではと思います。
　お姉さまは家事・育児に今も忙しく働いておられるとのこと、本当に立派な方ですね。生きなければならないという現実の生活の力は、癌の治療にとって本当に大切な力です。
　病への不安に心を奪われ過ぎませんように、これからの一日一日が皆様にとって明るく、楽しく、すてきな一日一日となられますように、そして、お姉さまが病気を克服されますように心から祈っております、お大事に。

この回答へのお礼

お礼が 大変 遅くなり すみませんでした。

姉の卵巣癌は沢山ある種類の中でも一番悪性度の高い癌です。その上 末期で発見‥ 悪い事が全て重なってしまいました。でも 嘆き、悲観にくれる時間はありません

抗がん剤の効果も殆どないと医師から言われてますが、第１回目の抗がん剤投与 終えた所です。


教えて頂きました

補中益気湯 等の漢方薬も取り寄せてみます。

ありがとうございましたo(^-^)o

お礼日時：2011/07/02 15:11