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例えばHFは電気陰性度が大きいFにHの電子が引っ張られてH原子が正の電荷を帯びて、
他の電気陰性度の大きな原子と水素結合しますが、これは静電気力で引っ張られているという点で
イオン結合とどうちがうのか区別が分かりません。大学受験用で、初学かつ独学なので、すみませんが教えてください。

A 回答 (2件)

おっしゃる通りで、イオン結合も水素結合も電気陰性度の差による静電気力が推進力になっています。



しかし、押さえておきたいのは
イオン結合は化合物のメインの結合の1つです(共有結合、金属結合の仲間)。
一方、水素結合は主に分子間のお話です。

そして、イオン結合性の化合物は水によく溶けます。
つまりHF水溶液とイオン結合性化合物の水溶液を比較すると、イメージ的には限りなく類似したものとなります。これが混乱の原因かと思います。

両水溶液の明確な違いはHFは低沸点の化合物なので、ほっておくと濃度が薄くなることくらいですね。
イオン結合性の化合物は一般的に固体で、沸点は数百度ー数千度になります。
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wikiを見ると濃弗化水素の図が出ていますので見て下さい。


弗化水素はジグザグの多量体を作っています。
その多量体の結合長が大きい方が水素結合です。
水素結合は「共有結合性」がかなりあり、ハロゲンや酸素、窒素などの場合、原子から非共有電子対が出ている直線上に「配位結合」で結合しています。
ですのでクーロン力だけのイオン結晶とは大きく違います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/16 13:32

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