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 簿記初心者です、宜しくお願いします。

 まず「資本金」とはどのように定義されるものでしょうか。

 「資産=負債+純資産」というのは理解できます。
 この「純資産」と「資本金」とはどのような関係になるのでしょうか。
 実際の商取引(会社経営の指標)では一体どのような役割というか位置づけというのか、
どのように捉えるべきものなのでしょうか。

 また、新聞等では「増資」、「原資」とかの言葉を見るのですが、これは会社の経営として
どのような意味があるのでしょうか。
 また、これは会社がある経営状態になったら必ず実施しなければならないものなのでしょうか。

 以上宜しくお願いいたします。

A 回答 (4件)

こんにちは




減資については、こちらのURLを一度よんでみてください。
  ↓↓↓
http://manabow.com/qa/zoushi.html

図が載っているのでイメージしやすいと思います。

なにかあれば補足してください^^
では、がんばって
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こんにちは



簿記初心者ということですので、細かいことは抜きにして簡単に説明します。

資本金とは、会社を始める時の元手(出資金)のことです。
会社を始める時には資金が必要です。 htgotk001さんが会社を始めると思って
考えてみてください。

htgotk001さんが、現金 500万を所持していたとします。
この500万を元手にひと儲けしてやろうと考えたとします。(笑)

この500万はhtgotk001さんが元々所持している資金ですから、事業に失敗しても誰にも
文句をいわれる覚えのない資金(返済義務のない資金)です。

この資金をhtgotk001さんが会社に出資するわけです。
この出資金を資本金といい、返済義務のない資金を自己資本と言います。

資本金は、純資産の部の一部です。

最初は会社はここからスタートします。

<会社設立>

(借)現金 500万 /(貸)資本金 500万

でも、これではちょっと資金が足りません。
そこで、銀行から500万借りたとします。 この資金は銀行に返済する必要がある資金
ですから事業に失敗しても、返済しなければなりません。

この資金のことを他人資本といいます。 負債の部のことです。

<資金借入>

(借)現金 500万 /(貸)借入金 500万

この時点で貸借対照表は

            貸借対照表
     借               貸
現金 1,000万 (資産) / 借入金 500万 (負債)
               資本金 500万 (純資産)

となります。

資産 1,000万 = 負債 500万 + 純資産 500万

となっているのがわかりますね。
htgotk001さんが会社に出資した500万と銀行から借りた500万で1,000万の現金が
あるということです。

資本金は最初の出資金を表しますので、損益取引(商取引)によって変化しません。
損益取引によって、費用と収益が発生し、その結果、利益または損失が発生します。

簡単にするために、300万の商品を仕入れて500万で売り上げたとします。
(いずれも現金取引で)

(借)仕入 300万 /(貸)現金 300万
(借)現金 500万 /(貸)売上 500万


その結果、損益計算書は

            損益計算書
     借               貸
仕入     300万 (費用) /  売上 500万 (収益)
繰越利益剰余金 200万(純資産へ振り替え)

となり、差額の200万が利益となり、純資産の部へ振り替えられます。

     借               貸
現金 1,200万 (資産) / 借入金 500万    (負債)
               資本金 500万    (純資産)
               繰越利益剰余金 200万(純資産) ← 損益取引によって増殖

純資産は700万となり、その中には最初の出資金 500万(資本金)と損益取引によって
増殖した利益 200万が存在することになります。
htgotk001さんは200万儲かってしめしめ・・となります。(笑)

資本金は純資産の一部であり、利益剰余金が増殖していけば、資産も増えていくので
資本金の大小はあまり関係ありません。

また、増資や減資は頻繁に行うものではありません。
増資について、一例をあげれば、新たに、『返済義務の無い資金を調達する』ために、増資を行う
ような場合などがあります。 その判断は経営判断で行います。

それでは
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この回答へのお礼

 お早う御座います。
 nayuta_lot さん、丁重な解説有り難うございます。
 自分なりに理解しもっと勉強しみます。

 ところで「減資」とはどのような場合にするのでしょうか。
 「減資」とはなんとなく悪いイメージを持ってしまうのですが、
それでもやる理由、また会社としてやらざるを得ないとは
どのような理由でしょうか。

 宜しくお願い致します。

  
 

お礼日時:2011/08/02 10:33

簡単に言うと。


資本金は増殖[ふえて多くなること。ふやして多くすること。]の目的をもって事業に投下[事業のために資本を投入すること。]した資金。
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資本金は、最初に会社を作るときに出資によって払い込んだ金額のうちの2分の一以上を資本金に、残りを資本剰余金にします。



会社が順調に発展すれば、利益が蓄積されてきて利益剰余金が多くなり、場合によっては資本金よりもこのほうが大きくなります。

資本金を増やすのは、より大きな投資を行うためか、経営上の資金の不足を借り入れ以外で調達するために行います。

どちらの資金も十分ならば別に増資をする必要はありません。

又これとは別に第三者がその会社の事業に参加する目的で増資をしてそれを引き受ける場合もあります。

>増資は会社がある経営状態になったら必ず実施しなければならないものなのでしょうか。

会社が借り入れや社債などで資金を十分調達できる場合は別に増資の必要はありません。
増資にするか借り入れにするかはその会社の資金調達力(信用)で決まることで、必ず増資を実施しなければならないことはありません。
ただ増資をせざるを得ないのは、資金調達も限界に来ており、しかも債務超過の場合には増資以外はその債務超過の解消ができないという場合があります。
でもその場合は誰がその増資を引き受けるかという難しい問題があります。

増資は資金調達の一環として、調達コストや会社の支配関係などを考慮しながら決めることで、きわめてけ高度の経営的判断で行われるものです。

会社の資金繰りに問題がなければ設立後まったく増資をしなくてもかまいません。
世の中には大変内容の良い会社でも、資本金が驚くほど小さいという会社もあります。
そういうところはその代わり資本金の何十倍もの利益剰余金を持っていることが普通です。資本金は小さくても純資産はかなり大きいということです。

その会社の健全性を見るには純資産の内訳を見る必要があります。ただ資本金が大きいというだけではあまり意味がありません。
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