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女王蜂と働き蜂の関係について分からないことがあったので質問します


女王蜂は巣を形成し、産卵や幼虫の世話をしますよね。

そのおかげで、幼虫は成虫になることが出来ます。

その成虫にはオスとメスがいると思うのですが、そのメスの全てが

女王蜂になるのではなく、働き蜂にもなると聞いたことがあります。



そこで質問なのですが、女王蜂とはメスの蜂の中で

遺伝的な要因により産卵能力を持つことが出来た蜂のことを指すのでしょうか?

とすると、働き蜂のメスは、メスなのに産卵能力を持たないことになるのでしょうか?

また、オスの蜂は全て働き蜂ということになるのでしょうか?


拙い質問ですので暇な時に答えて下さい(笑)

A 回答 (6件)

遺伝的には, 女王蜂は (自分が生まれた巣の) 他の働き蜂と同じです. ただ, どのメスも最初はローヤルゼリーを与えられるのですが, 女王になる幼虫だけはその後もずっとローヤルゼリーだけで育ちます.



また, 女王蜂は女王物質を出して他のメスが卵を産むことを抑制します. したがって女王蜂がいなくなると (女王物質が切れるので) 働き蜂であっても卵を産むことがあります. ただし, 女王蜂と違って働き蜂は交尾していないので「働き蜂が産んだ卵」は無精卵であり, 自動的にオス蜂になります.

逆に, 女王蜂がいる間は基本的に新しい女王蜂を育てることはない (これも女王物質の効果) のですが, 女王蜂がいなくなると「今育てている幼虫」の中から代役を立てることがあります. この代役が成功して新しい女王蜂になれば (そしてオス蜂と交尾すれば), その女王蜂が新たに自分の子供 (それまでの働き蜂から見れば姪) を産み始めることになります.

で女王蜂がいなくなりかつ「今育てている幼虫」もいないとどうなるかというと, オス蜂が増えるのですがオス蜂は一切働かない (本気で何もしない) ので, その巣は早晩滅ぶことになります.
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>アリ社会全体がある意味一つの生物として存在するようななんかそういうのがあったと


こういった社会を新社会性と呼び、項言った振る舞いは利己的遺伝子説で説明されますね。
同一の遺伝子群がその遺伝子を残すべく行動してるように見えるわけです。
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少し脱線しますが、ちなみに女王蜂になるための「ロイヤルゼリー」ですが、実は結構最近科学の世界ではすごく有名なNatureに論文が出ていて女王蜂になるための決定的な物質(成分はそれ以外にもHDAC阻害剤とかいろいろ重要といわれる成分はあるのですが)が同定されています(参考hp)。

面白いのは、ショウジョウバエ(夏場生ゴミとかに沸くやつ)にそれを与え続けても通常のに比べて大きく成長するそうです(笑)。

実際温度によって分解してしまうようで、高い?栄養ドリンクとかに入っているロイヤルゼリーは~つまりあくまで「気持ち」の問題がほとんどともいえるということでしょう。


ちなみにやったのは富山県立大学の日本人の方です。残念ながら、実際の雑誌は購読していないと読むのは無理かと思いますが。

それましたが、あまり生態とかそちらの分野に詳しくないのであれですが、「アリ」とかも含めてこういう役割分担がある生態系は少し特殊で、アリ社会全体がある意味一つの生物として存在するようななんかそういうのがあったと思います。「スズメバチ」が刺してから死ぬのにもかかわらず攻撃を仕掛けるようなのが一見して矛盾するといったことなどのように。

参考までに

参考URL:http://www.natureasia.com/japan/nature/interview …
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だいたいは他の方が答えられてますのでちょっとだけ補足します。



人間には性染色体がXとYがあり、普通の両親からは男も女も両方生まれます。
XYが男、XXなら女ですね。

しかし、ハチには性染色体はありません。ではオスとメスはどう決まるかというと、女王バチとオスの間に生まれた子供は全てメスです。
つまり、男女の両親から生まれた子供はみんな女の子になるわけです。
一方、メスのハチが交尾せずに一人で卵を産むことがあり、その卵はオスになるのです。
オスとメスが交尾して産まれる卵はみんなメス、メスだけで産む無精卵はオスになります。
ちなみにハチの近縁種であるアリも同じような生活形態です。
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下記は参考になるかも知れませんが、


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%84% …
せっかくなので、昆虫図鑑などで調べた方がより良くわかるかと思います。

女王蜂も働き蜂も同じメスの卵ですが、選ばれたメスだけがローヤルゼリーだけを与えられることにより、女王蜂になります。
そして女王蜂だけが唯一繁殖力を持ちます。
遺伝的なものではなくローヤルゼリーによるものですね。

実際には女王蜂候補は数体育てられますが、最初に羽化した女王以外は蛹の状態で働き蜂達に殺されてしまいます。もし同時期に二頭の女王蜂が羽化した場合は、一騎討ちを行い、勝った方が女王となります。

オスは女王蜂との一生に一回の交尾の為だけに何体か育成されますが、繁殖が終わると、交尾に成功したオス蜂は死に、その他のオスは働き蜂によって巣を追い出されやがて死にます。(本当に、追い立てられてボロボロになって追い出されます。とても哀れな感じですが、それが宿命ですね。)

この辺りの話しは、小学生くらいの時に学校で観た、「女王蜂の神秘」という映画で観た内容です。もう何十年も前のことですが、とても素晴らしい作品なので、もし機会があればご覧になると良いでしょう。
http://www.sakuraeiga.com/catalogue/1962/12/11_1 …

ご参考に。
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ミツバチを例に説明します。



働き蜂はすべて「メス」です。

そのなかで、ローヤルゼリーを与えられて育ったメスは女王蜂になります。つまりすべての働き蜂のあかちゃんは女王蜂になる可能性をもっています。どのメスの赤ちゃんにローヤルゼリーを与えるようにしているかは調べられませんでした。

働き蜂になってしまったら生殖能力はありません。

オスは女王蜂の旦那さんになるために、時期になると飛び立って女王蜂を探します。交尾したら死んでしまいます。
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