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知財業界へ進むためのキャリアプランについてご相談させていただきます。

私は現在24歳、昨年生物化学系の修士課程を修了し、現在化学メーカーで生産職に携わっています。
知財業界に興味を持っており、中でも幅広い業務に関わることが出来る企業知財部で働きたいという希望を持っています。
そこで、知財業界へ進むため、
弁理士資格の取得を目指しながら、今の会社の知財部へ異動(→他の会社の知財部への転職)
というコースを歩めないかと考えています。

しかし、今の会社の知財部は規模が小さく、また研究開発からの異動が一般的という背景もあり、異動が実現せず、他業界への挑戦には遅すぎる年齢となるリスクも考えられます。

上述のことから、異動だけでなく、他企業の知財部、あるいは特許事務所への転職も視野に入れるべきかと迷っています。(そもそも未経験者が採用されるのか疑問ですが)
そこで、
(1)企業によりけりかとも思いますが、一般的に弁理士資格の取得は異動へのアピールポイントとして有効で、異動の可能性を高めるか

(2)その他の現実的なキャリアプランはないか
(若いうちに弁理士資格や幅広い技術分野の知識等+αの能力を身につけ、他企業知財部あるいは特許事務所に転職、等)

(3)知財業界で仕事をするにあたり、研究開発経験の有無がどう影響するか
特に特許事務所では、研究開発経験が求められるという話を聞きました。単純に研究経験者の方が発明への理解が早い人が多いということなのか、信頼性など挽回しづらい要素に関わっているのか。
もちろん技術分野については勉強したいと考えていますし、研究の理解も苦手ではないと思っています。

以上3点についてご教授頂ければと思います。
また、知財業界へ進むために有用な知識や、その他忠告等何でもよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

企業であれば自社出願するときには弁理士の資格は必要ないので


歓迎されない場合があります。特に弁理士会の会費を会社が払う場合は
そうなると思います。

企業でお勤めになるのなら、知財管理検定で十分ではないでしょうか。
そもそも弁理士試験は、一定の点数を取れば合格という試験ではなく
採点できるキャパシティを考慮して合格を決める試験なので、
代理人業として弁理士をされる必要が無いのであれば、
弁理士の資格が本当に必要な立場の人に譲るべきようにも思います。

研究開発経験の有無というより、論理的な理解と表現ができるかどうかです。
論理的な理解と表現を習得する方法の一つが研究開発に過ぎません。

辛口な回答になってしまって申し訳ありません。
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もしあなたが弁理士の資格を取得できれば十二分に知財部への異動が可能だと思います。



すごくむずかしい試験ですし、アピールポイントとしてはこれ以上にないくらい大きいものです。

もしそうゆう考えが会社にない場合でも特許事務所には所属できますから、数年所属すれば他企業への転職も30代まででしたら充分可能でしょう。

研究開発経験は必要ありませんが、何か特定の分野の技術に関して詳しくなる必要があります。それは今の会社なら会社の開発品に関してでいいですし、特許事務所に所属すれば自分で勉強していくことになります。

誤解をされているところがあるかもしれませんが、出願者の技術の内容について如何に特許庁の審査官に新規性進歩性を認めさせるような公報をかけるかが仕事になりますので、(2)の選択肢は時間がすこしもったいないですし、(3)も開発技術の新規性進歩性のポイントが理解できるかどうかだけです(特許の仕事をしていればそういった知識はすぐに身に付きます)。

問題は弁理士にうかるかどうかだと思います。がんばってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こういった質問サイトを利用するのは初めてなのですが、親切な回答をいただけたことに感激しています。

弁理士資格の取得が有効で、研究開発経験も技術分野の知識を勉強すれば必ずしも必要ないということで、ほっとしています。

弁理士試験の難しさは理解しているつもりですが、
弁理士への適性を良く考慮した上で、覚悟を決めて短期合格目指して頑張りたいと思います。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/16 12:40

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