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弁理士業務と出産子育てを両立することは可能でしょうか?またそのような弁理士さんはいらっしゃるでしょうか?さらにそのような女性弁理士を雇用する特許事務所はあるのでしょうか?

■今年27歳になる女です。
■農学系大学院卒。専門と呼べる分野は生物全般、バイオおよび遺伝子工学関係。学部時代に有機化学、無機化学、理論化学、生化学を学んでおり化学のベースも多少あります。
■農薬メーカー勤務(4月から3年目)。本社に在籍し主な仕事は社内試験報告書に目を通しデータベースへ編纂する、現地での農薬効果試験の実施、農家・農業試験場等からの電話問い合わせ対応、新規上市剤の技術資料作成です。
■今年転勤の可能性あり(現場)。転勤後に予想される仕事は現地試験の試験設計立案・実施、農業試験場研究者との面談、所員の技術サポート等です。
■外資勤務ですが英語は受験レベル。しかし高めて強みにしていきたいです。

現在の仕事に不満はありませんが、長いキャリアを考えた時、努力次第で常に成長を続けられる弁理士という仕事に興味を持ちました。現在の職場に対し不満はないのですが、将来的に仕事内容・自分を磨くという点で物足りなくなる可能性を感じています。自分の能力を試してみたいという気持ちもあります。

しかし弁理士としてキャリアを築きたいと思う反面、出産・育児も経験したく、転職時期・資格取得タイミングに悩んでいます。

現在の会社は産休・育休取得はもちろん、時短勤務、フレックス勤務も可能です。残業なしも可能です。帰宅後、弁理士資格の勉強時間もとれます。

そこで質問です。弁理士業界では転職は出産前の方がよいのでしょうか?、出産後の方が良いのでしょうか?何か暗黙のルールはあるのでしょうか?現在以下のプランを考えています。出産をできるだけ早くしたいというのが本音です。
プラン(1):今の職場に勤め(弁理士資格取得・英語力向上)、30代前半で出産し、35歳までに転職。
プラン(2):今すぐ転職し特許事務所に勤務しながら資格取得。30代半ばまでに出産。
プラン(3):今の職場に2年程度勤め(弁理士資格取得)、退職後に約半年~1年語学留学し30歳前半で出産をし、35歳までに転職

弁理士業界では企業での研究・開発職経験者が優遇されるようですが、技術営業・マーケッティング経験等のビジネス経験が有利に働くことはあるのでしょうか?
弁理士の知り合いがおらず、今後とるべきアクションに迷っています。お忙しい中お手数をおかけしますが、アドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

特許事務所に勤務する者(男)です。

35歳の時に、メーカーから
転職しました。

>弁理士業務と出産子育てを両立することは可能でしょうか?
>またそのような弁理士さんはいらっしゃるでしょうか?
>さらにそのような女性弁理士を雇用する特許事務所はあるのでしょうか?

 結論から言えば、やり方次第ではいずれも「YES」だと思います。
以下、私が知っている実例です。

・元同僚のA子さんの場合
 2人目のお子さんを出産後に弁理士試験合格。その後、
現在私が勤務する事務所に転職し、3人目のお子さんを出産。
現在は別の事務所に転職。

・知人のB子さんの場合
 3人のお子さんを出産後、弁理士試験合格。現在、某
特許事務所に勤務。

 私は独身男性なので既婚女性の苦労を十分理解できていないかも
しれませんが、周りから見ていて「子育てと勉強・仕事の両立」は
結構大変そうです。これができるかは、職場の状況に大きく左右
されると思います。そういう意味では、小規模な事業所が多い
特許事務所より、福利厚生が充実した大手企業の知財部というのも、
選択肢かもしれません。

>弁理士業界では転職は出産前の方がよいのでしょうか?、出産後の方が良いのでしょうか?何か暗黙のルールはあるのでしょうか?

 暗黙のルール、とかは別にないと思います。個々の事情により
異なると思います。ただ、出産してお子さんが小さいうちは、勉強
に(仕事にも)集中するのは中々難しそうに思います(周囲から見て、
そう感じます)。

>現在の会社は産休・育休取得はもちろん、時短勤務、フレックス勤務も可能です。残業なしも可能です。帰宅後、弁理士資格の勉強時間もとれます。

 現在恵まれた環境におられるようですから、今の職場にいるうちに
合格できるならそれに越したことはないと思います。どんな業界でも
そうですが特許事務所にも激務の所がありますし、試験勉強すること
(によって仕事に影響がでること)をいやがる事務所さえありますので。

 いずれのプランがよいか、は質問者様の人生設計によると思います。
なお年齢が上がるにつれ、実務未経験での転職はハードルが高くなる
という状況はあるでしょうが、30代前半位までであれば可能な範囲
ではないかと思います。

>弁理士の知り合いがおらず、今後とるべきアクションに迷っています。

 受験予備校に通うようになって、ゼミ仲間とか(女性の)知り合い
ができると、そういうつながりで相談する相手が見つかるかもしれ
ません。あと、質問者様の出身校は分かりませんが、大学によっては
学内で試験勉強向けの自主ゼミを開いているところがありますし、
特定大学出身の弁理士で弁理士会内部の会派を結成しているところ
があります。可能であればそういうところにコンタクトしてみては
いかがですか。

 色々大変だと思いますが、頑張ってください。
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この回答へのお礼

具体例を挙げて説明いただきありがとうございます。じっくりと考えていきたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/15 20:27

知的財産の部署や研究部署で特許の実務を経験した方しか、身の回りで弁理士になられた方を存じ上げません。



なかには、弁理士としての資格はお持ちなのはよくわかるが、取り得る対応の選択肢を列挙できない「実務に耐えない」、という方にお会いすることはありますが、ビジネスとして組む気にならないのも事実です。

士業というのは、取得すればその資格を名乗っていつでも独立できるといった性質のものです。一方で、即戦力でなければ、そんな事務所に依頼する人間もいないのも現実です。

資格はいつでも取れますし、大人になってから語学の遅れを取り戻すのならば何時でも大した変わりは無いものです。どれだけ日常会話が流暢で肩書きが立派であっても、肝心の仕事で専門知識や用語が頼りにならず使えないものでは、本末転倒です。

現在の職場環境が、資格取得にも子育てにも恵まれた環境であり、これ以上の環境を確保できるかはむしろ疑問である、ということを踏まえた上で、人生設計されるのが先決かと思います。お子さんと同時にご自身も育てるのには、どの道がご自身に合っているものか(自分がどのように時間と費用を工面できるか)、というのは自ずとお感じになることでしょう。
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この回答へのお礼

置かれている環境が恵まれていることを再確認しました。客観的なご意見をありがとうございます。

お礼日時:2010/03/15 20:29

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