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自力では無理でした。どなたか回答を教えてください。

tを-iとは異なる複素数とし、z=1+ti/1-ti(1-ti分の1+ti)とおく。
(1)tが実数のとき|z|=1であることを示せ。
(2)|z|=1ならばtが実数であることを示せ。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

複素平面上での点Pを考えます。

点Pのx成分をa、y成分をbとすると、点Pは
 z=a+bi,(但しa,bは実数) (1)
と書けますね。
|z|というのは原点から     y
点Pまでの距離と定義     |    P
されますから、三平方    b|    ●(z) 
の定理により         |
             -----------x 
              0|    a
 |z|=√(a^2+b^2) (2)

となります。

1)さて、与式の複素数を変形すると
 z=(1+ti)/(1-ti)=(1+ti)(1+ti)/(1ーti)(1+ti)
  =(1-t^2)/(1+t^2)+2ti/(1+t^2) (3)
となって、実部と虚部に分けることができます(ここでtは実数という条件を使っています。実数でなければどうなるか、考えてください。ヒント:tが虚数なら(3)の式はさらに計算を進めないといけない)。ここまでくれば(1)と同じですから(2)を使って丹念に計算すると
 |z|=1 (4)
が得られます(←TRYしてみてください)

2)|z|=1ということは距離OPが1ということですから、複素数zは半径1の複素平面上の円周上にあるということになりますね。したがって(1)より
 -1≦a≦1,-1≦b≦1  (5)
となります(←絵を書けば分かる)。
(1)と(3)より
 a=(1-t^2)/(1+t^2)  (6)
 b=2t/(1+t^2)  (7)
となりますね。(6)より
 t^2=(1-a)/(1+a) (8)
aは(5)の条件を満たすから(8)式の右辺は正となり、したがってtは実数となります(2乗して負であれば虚数となる)。
ついでに(7)より
 t^2-(2/b)t+1=0 (9)
これの判別式をDとすると、bは(7)の条件を満たすから
 D=(1/b)^2-1≧0 (10)
つまり、tは実根を持つことになり、tは実数であることになります。
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この回答へのお礼

すごく細かく書かれてあるので、驚きました。とても分かりやすかったです。こういった回答法もあることを知って勉強になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/11/13 18:59

#1です。


まちがえました!!
>tが虚数だとしてt=ki(k≠0、kは実数)・・・**とおいてみる。

これあかんです。虚数でないことしか示してない・・・。
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z=(1+ti)/(1-ti)


(1)
分母を有利化してください。
実部と虚部に分けて→絶対値をとってください。
いい感じにtが消えて、示されます。

(2)

|z|=|(1+ti)/(1-ti)|=1
⇔|1+ti|=|1-ti|・・・*
tが虚数だとしてt=ki(k≠0、kは実数)・・・**とおいてみる。
*は|1-k|=|1+k|
となるがこれはk=0のときのみ成り立つが**に反する。
よってtは実数。
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この回答へのお礼

わざわざありがとうございます!解くことができて気持ちがすっきりしました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/11/13 18:58

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