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「午前・午後 」や「おやつ」、「丑三つ時」「子午線」
などは、古時刻の習慣が今にも残っているものですよね。

他にも、このような古時刻のなごりというのはありますか?

また、古方位でもやっぱり何かなごりがあるんですか?

こういった昔のなごりは由来を知るととても面白いです。
昔の暦などの話でもいいです。
みなさんの知っているものを教えてください。

A 回答 (3件)

有名なところでは、前方を子(ね)とした場合に、左が酉(とり)、右が卯(う)に


あたることから、左に舵を切るのが「取り舵」、右に舵を切るのが、「うの舵」から
変化して「面舵」と言うのだそうです。

他には、鬼門が古方位で艮(うしとら)だったことから、日本の鬼は牛のような角があり、
虎縞パンツ(?)を穿いているイメージになったという説があります。
さらに、鬼門の反対が坤(ひつじさる)なので、申(猿)の像を鬼門避けとして祀ったり
していたそうで、そこから申(さる)とそれに続く酉、戌(いぬ)が、桃太郎の家来に
なったという説もあります。

また、先の回答に十干十二支がでていますが、十二年を「一回り」と言うことがあるのは
十二支から、60歳(本来は数え年の61歳)を還暦と言うのは、十干十二支が60通りで、
61年目には生まれた干支に「還る」ことからきています。
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この回答へのお礼

面舵ってそんな由来だったんですね!
まったく知らなかったです。

確かに鬼って牛と虎ですね!
気づいてなかったです。

桃太郎の家来‼
なんでこの3匹なんだろうってよく思ってたんですが、
そういう意味だったんですね!面白いですね。

ありがとうございました☆

お礼日時:2011/09/30 18:41

お示しの「子午線」は「古時刻」由来の言葉ではなくて「古方位」由来の言葉ですね。



時代小説を読んでいると「明け六つ」、「暮れ六つ」という言葉が出てきます。
明け方の6時、夕方の6時に対応します。鐘をついて知らせていましたから「六つ」という表現になっています。昔は日の出の時刻、日の入りの時刻が何時も6時でした。だから夏と冬で1時間の長さが異なることになります。それほど細かい時間の尺度は必要としていなかったからでしょう。それをさらに小さく分ける必要が出てきて「分」の単位が出てきました。これは外国でも同じでしょう。「分」は英語でminuteです。この単語には読み方が2つあります。ミニッツと読むと「分」です。マイニュートと読むと「微細な」という意味になります。時代が下がってこの分割では不足だという事になりました。さらに分割します。それがsecond minute です。後ろのminuteが省略されてsecondが第二分割=秒の意味になりました。

秋分の日が先週でした。祝日でした。春分の日も祝日です。前に「なぜ夏至や冬至は祝日ではないのか」という質問が出ていました。それに対して「春分の日、秋分の日に宮中で行われていた祖先供養の儀式に由来する」という回答がありました。春分の日、秋分の日を「お彼岸」と呼びます。「暑さ、寒さも彼岸まで」という言葉もあります。この「お彼岸」が特別な意味を持っているという事です。何故、暦の上で昼と夜の長さが同じになる日が祖先供養の日になるのでしょうか。夜を死者の支配する時間帯、昼を生者の支配する時間帯とすると昼の長さと夜の長さが同じであるというのは死者と生者が対等になるという事です。死者と生者が自由に行き来することができる時がお彼岸だという事のようです。死者を迎える準備さえしておけばやってくるのです。

半月のことを弦月と言います。弦月は月に2回あります。
月の前半(上旬)にある弦月が上弦の月、月の後半(下旬)にある弦月が下弦の月です。
7月7日は七夕(たなばた)です。旧暦ではこの日は何時も上弦の月です。(満月は何時も15日です。)
竹取物語で月からの使者がやってくるのもこの日です。上弦の月は船の形をしています。夕方に見える月です。
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この回答へのお礼

minuteとsecondってそんな由来だったんですか!
英語も由来を調べてみると面白そうですね。

春分の日と秋分の日がお彼岸である理由、
考えたことなかったです。面白いですね。

船の形ですか。
昔の人の発想ってセンスいいですよね^^

ありがとうございました☆

お礼日時:2011/09/30 18:41

 こんばんは。

「方角」を示す言葉として「鬼門」「裏鬼門」が今も残っています。「鬼門」は艮(うしとら)を示す言葉であり東北の方角を指します。これに対し「裏鬼門」は坤(ひつじさる)を示す言葉として南西を意味しますが、こちらも同様に忌み嫌われています。
 平安時代の日記などを読んでみますと「方違え」との言葉が目に付きます。これは出掛ける際に目的地の方角が吉凶占いなどでよろしくないと判断された場合などに、出発地から一度別の場所へと移動し、そこから目的地に出掛けるなど手間を掛ける事で災いから逃れる事ができるとの呪術的な発想に基づくモノとされています。
 また近世江戸時代の読本(よみほん)や黄表紙など庶民の娯楽だった作品集をはじめ落語などに「草木も眠る丑三つ時」などといった表現も見られます。
 「えと」と呼ばれる「干支」は暦法の名残であると同時に、年代・時間・方向を記す表記としても使用されていました。元々は「十干十二支」といって「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」と「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」による60通りの組み合わせにより「○○年」の表記を行う時に使用されています。古代の六国史を繙きますとまだ年号が定められる以前は「辛卯」などの様な書き出しで記述が始まり、歴史用語としても「乙巳の変」「庚午年籍」「壬申の乱」をはじめ「辛亥革命」なども知られています。60年で1つのサイクルを構成していると理解するならば合理的で容易に年代も特定が可能ですね。
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この回答へのお礼

方違え面白いですね。
現在ではあまり考えられないですねw

十干十二支、よくできてますね!
とすると、戊辰戦争もきっと十干十二支なんですね!
そんな意味があったなんて驚きです。

ありがとうございました☆

お礼日時:2011/09/30 18:41

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