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半年ほど前に血液検査をしたところASTが55、尿素窒素が6.6で再検査が必要との事。
その当時は蕁麻疹(原因不明)が治らず皮膚科に通院していた為「アレグラ」と「アタラックスP」を1年くらい続けて飲んでました。
薬の長期服用が内臓に悪影響を及ぼしてる可能性があるような気がしたので以降飲むのを止めたのですが、なぜか蕁麻疹も発生しなくなりました。
今は特に体の不調はありません。
ASTが55、尿素窒素が6.6と言う結果からすると一般的に何の病気が当てはまるのでしょうか?
皮膚科でいただいた薬はASTや尿素窒素の値と関係するのでしょうか?
宜しくご回答ください。

A 回答 (1件)

 少ない情報の中で想像を巡らせれば、AST上昇が観られますが肝臓に大きな疾患があれば他の検査項目にも異常値がつく筈です。

それを書き記されていないので、恐らく、咎めるほどの病はないのではなかろうか? と思います。
 
 ただ、ALTが記されていませんが、20~30前後であればビタミンB6(V.B6)を中心としたV.B群欠乏の状態が想像できます。ALTと云う逸脱酵素の基質がV.B6なので、その欠乏はASTの数値を大きく下回ることになります。
 V.B1欠乏→脚気・神経疾患。錯乱・情緒不安定・興奮性・鬱 等々
 V.B2欠乏→精神的不活発・光に過敏 等々
 ナイアシン欠乏→鬱・集中不能・興奮性・不安 等々
 V.B6欠乏→癲癇様症状・興奮性・無気力 等々
 V.B12欠乏→無感覚・気分動揺・記憶の貧弱化・幻聴 (大球性貧血もある) 等々
 葉酸欠乏→不機嫌・鬱・低血糖・痙攣

 尿素・窒素 6.6(低値)の意味は、食生活のタンパク不足です。たんぱく質の元素は 酸素・炭素・水素・窒素です。この内、窒素だけは腎臓から排泄されなくてはならないと云う特性があります。つまり、タンパクを食べ足りないと数値が低下してしまうのです。

タンパク質の働き
1. エネルギーになる。
2. 体内の重要な酵素を作る。
3. 日夜作りかえられている、血液・骨・皮膚・髪の毛・爪・内臓等の構成材料になる。
4. ホルモンになる。
5. 人の心を正常に働かせる神経伝達物質の材料になる。
6. 皮膚に張りを持たせたり、内臓を所定の位置に座らせておくコラーゲンの材料になる。
7. 薬や栄養素を体内運搬するときの運搬役をする。
8. 免疫力を高める(肺炎や風邪などに強くなる)
9. 血管を丈夫にする。
10. 栄養や薬、神経伝達物質を細胞内に取り込む受容体(受入場所)の材料になる。

 つまり、低たんぱく食の生活を続けると、皮膚や髪の状態が悪くなり、心身の不調が始まり、良い食事を摂っても栄養が体の隅々まで運び難くなり、風邪を曳き易いなど免疫力の低下が起きて、血管が切れやすく(知らぬ間にできる足や二の腕のアザ・脳出血など)、そして、シワやシミが増えてくる等々、老化促進が顕著になります。酷くなると、60歳過ぎて腰が曲がるなどもあります。

 その他の検査数値も、基準値内であっても記していただくと、それなりの栄養的アドバイスができます。
血液検査は病気を発見するばかりではなく、今後の健康を維持するためにも良き道標となります。
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