No.6ベストアンサー
- 回答日時:
硫黄は常温で固体です。
固体の塊の時の色、粉末の場合の色、粉末硫黄が水中に生じた時の色
見たことはありませんか。
色を言葉で表現するのは難しいです。
黄色と言っても黄色のチョークのような黄色ではありません。
薄いクリーム色のような黄色です。
細かい粒はさらに白っぽく見えます。
wikiに写真が載っています。
これはかなり鮮やかな色に写っています。
やはり実際に見てみるのがいいでしょう。(学校で見せてもらうといいでしょう。)
この写真からも分かりますが結晶の面が見えていて光を反射しています。
反射面を持った小さな粒の集まりは白っぽく見えてきます。
硫酸銅の青い結晶でも砕いて粉末状にすると白っぽく見えてきます。
この反応は通常水溶液で行います。両方、または片方が水溶液です。
(「白濁」という言葉を気相反応に対して使うことはありません。)
水の中で硫黄の細かい粒が生じて分散すると白く見えます。
底にある程度の量がたまると黄色っぽく見えてきます。
この反応でなくても水中で硫黄が生じる反応では白く見えます。
チオ硫酸ナトリウム水溶液に塩素ガスを吹き込んでも硫黄の沈澱が生じますが白くさっと濁るという感じです。
この実験の材料になる物質は2つとも気体で有毒です。
扱うのが面倒ですのでやる機会が少ないと思います。
硫化水素水は金属イオンの沈澱反応で使うことがありますのでそういう時に一緒にまとめてやるという場合もあります。
私がやっていたのは
・硫化水素水を試験管に1/3ほど取ります。
・マッチを擦って着火させたものを直ぐに試験管の中に入れます。
・火が消えたら指で試験管にふたをして振ります。
・液が白く濁ります。
(マッチは硫黄を含んでいるものを使います。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84
No.7
- 回答日時:
#5です。
この反応は酸化還元反応の単元で必ず出てくるものです。
同じ元素を含んでいる2つの化合物が片方は酸化剤、他方は還元剤になるという例として出てきます。
酸化数の練習にも使われています。
気体の扱いが面倒なだけで反応として難しいわけではありません。
工業的には石油の脱硫の場合に使われている反応だそうです。
この場合は気相反応になると思います。
石油中の硫黄分を触媒を使ってH2Sに変えて除去します。(水素化脱硫)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%B4%A0% …
硫化水素の一部を燃焼してSO2にし、H2SとSO2を反応させて単体硫黄を取り出します。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84% …
現在硫酸の材料になる硫黄はこのようにして取り出されたものが使われています。
日本の硫黄鉱山で現在稼働しているところはありません。
石油の脱硫で出てくる硫黄と金属の精錬で出てくる二酸化硫黄で硫酸の原料としては十分な量になります。
No.5
- 回答日時:
#1です。
質問が「硫黄の単体の色は何色なんでしょうか?」ということだったので鉱物として存在する「自然硫黄」をご紹介しましたが、「白色ではないのなら、どうして硫黄が生成して白濁するのでしょう?」という疑問もなかなか面白そうなので、ネット検索してみました。
「硫黄」+「白濁」で調べると察しが付くでしょうがヒットするのは「温泉の科学」みたいなサイトです。
しかし、その中でもなかなか化学的な説明をしているサイトはみつかりません。私がひっかかったのは唯一下記のサイト「温泉と日々の暮らし-温泉に関する科学」の中の記述です。書いている方はなかなかの科学者らしい。いわく、
「白濁泉研究(3)投稿日:2007-06-08 Fri
硫黄コロイドによる白濁
(中略)
と、硫黄が空気中の酸化により析出した考えたのですが、どうやらこれは間違いだと気がつきました。(現実には、空気の接触に無関係に、液制が酸性に傾くとすぐに硫黄が析出することから考え方を変えざるを得ない。)
H2S=2(H+)+(S--)
S--=S+2(e-)・・・・・・・・・(D)
中性や酸性の液で、水素イオンの供給が十分であれば、
(H+)+(e-)=H、H+H=H2が進行する。
したがって、(D)の反応はどんどん起きる。
つまり水素イオン(H+)を酸化剤、H2Sを還元剤とする酸化還元反応がおこり、液中に硫黄コロイドが生成される。
だから、温泉水が浴槽の水素イオンと出会うときただちに白濁物質が生まれることになる。そして、連続的に硫黄が生成される結果、お湯はどんどん白濁していく。」
この方によると「硫黄コロイド」(硫黄の半流体状態?)が白濁の正体ということのようです。
以上ご参考まで。
http://minerlwasser.blog62.fc2.com/blog-entry-22 …
No.4
- 回答日時:
硫黄の単体色は多くは薄い黄色です。
(かつてはゴム状硫黄は黒色と言われていましたが、近年の研究では
黄色に鉄が不純物で混ざることにより黒くなることがわかりました)
しかし、薄い黄色に見えるためにはある程度まとまった量が要ります。
SO2とH2Sの反応は気体どうしの反応であるため、硫黄のは気相中で
生成し、微少な粉末となります。そのため、光を散乱して白く見えます。
同じように、AgBrに光を当てると銀が発生しますが、この銀は
微少の粉末のため、メタリックシルバーではなく黒色に見えます。
No.3
- 回答日時:
硫黄と言っても種類があるのはご存じですか?同素体というやつです。
硫黄には大きくわけて、斜方硫黄、単斜硫黄、ゴム状硫黄の3つがあります。
斜方硫黄、単斜硫黄は黄色として区分されますが、ゴム状硫黄だけ暗褐色として区分されます。
しかもこれらは固体としての硫黄…。加熱すると液状になるんですよね。確か115℃程度だっけかな。
最初はコハク色から始まり、温度を上げると褐色から最終的には暗褐色まで変化します。
だから硫黄の単体は何色?と言われても難しいですね(>_<)
少なくとも白色ではないです。おそらく、黄色が無難ですかね。
こんな回答ですいません。
No.1
- 回答日時:
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