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人工甘味料は、体にあまり良くないという話は時々耳にします。
実際、どんな食べ物でも、取りすぎは良くないのですが・・・

私は一時期、かなり太ったので、それから紅茶を飲むときなどは
ほぼ必ず、砂糖代替食品を使っています。
人工甘味料と言うか、「還元水あめと食物繊維を使った甘味料」なので、人工か自然か、
微妙なところなのです。

液状500ml入りのボトルを、1か月で使い切ります。
一日20mlくらいでしょうか。
食物繊維のおかげもあり、体調はかなり改善され、体重も維持できています。
でも、一人で一日、20mlは取りすぎなのかなと心配しています。

甘さだけで比較すれば、パッケージに書いてある通りに計算すると
(砂糖の2倍の甘みと言うことが書かれているので)一日20×2=40g相当の砂糖を取っていることになります。

仕事中に、大体毎日、板チョコを半分だけ食べます。
私の取っている甘味料は、砂糖ではないですが、糖尿など、重大な病気に繋がらないか
心配になって書き込ませていただきました。
ちなみに現在の身長は、155cm、42kg、体脂肪率は26%です。
甘味料が健康に及ぼす被害など、還元水あめや食物繊維のことなど、教えていただけませんか?

A 回答 (3件)

人口甘味料は最悪です。

これ以上愚かな発明は人類史に存在しない。人口甘味料は砂糖の代替として開発されました。

そもそも人体が甘いものを欲しがるのは2つの意味があります。脳にエネルギーを補給するという意味と果物を食べて果物に含まれるビタミンやミネラルを摂取する意味です。脳が「脳にエネルギーを補給しろ」「果物を食べてビタミンやミネラルを補充しろ」そういう意味の命令が甘いものが欲しいということなのです。ところが人口甘味料は砂糖の替わりにはなりません。人口甘味料は舌を誤魔化すだけの作用しかありません。結局、脳が求めるエネルギーが満たされません。また人口甘味料は果物の代替にもなりません。日本人は伝統的に果物を食べて脳が発する命令に応えてきました。桃栗三年柿八年という諺があるように桃、栗、柿は古くから日本に存在し、日本人に親しまれてきました。蜜柑も江戸時代に紀伊国屋文左衛門が江戸に運んで巨万の利を得たことで有名ですが、これは普及したのは比較的新しいです。

砂糖が普及したのも江戸時代です。琉球を支配下においた薩摩藩が琉球特産のサトウキビで黒糖を作り専売品とし、長崎に寄港する南蛮船、中国船がテンサイ(砂糖大根)から精製した白砂糖をもたらしました。現在に伝わる菓子が開発されたのは、ほとんどが江戸時代なのです。それ以前の菓子は貴族専用みたいな超高級品であって、庶民は口にすることはありませんでした。例えば京都の有名な伝統菓子で八つ橋がありますが、これも17世紀に開発されたものなのです。

では江戸時代以前の庶民は何から糖分を得ていたのかというと果物からだったのです。今の山梨県は昔は甲州といいました。江戸時代に甲州八珍果と謳われたのが、葡萄、梨、桃、柿、栗、林檎、石榴、胡桃でありました。

葡萄には銅、炭水化物、カリウム、ビタミンB1、マンガン、ビタミンB6、食物繊維が含まれます。葡萄は果物なのにビタミンCをほとんど含んでいないのが泣き所です。
梨には銅、食物繊維、カリウム、炭水化物、ビタミンC、パントテン酸、葉酸が含まれます。
桃にはビタミンE、ビタミンC、食物繊維、銅、カリウム、ナイアシン、炭水化物、パントテン酸、マグネシウムが含まれます。
柿にはビタミンC、マンガン、食物繊維、葉酸、ビタミンA、炭水化物、カリウム、パントテン酸、ビタミンB6が含まれます。
栗には銅、食物繊維、葉酸、マンガン、ビタミンC、ビタミンB6、パントテン酸などが含まれます。
林檎には食物繊維、炭水化物、銅、ビタミンC、カリウム、ビタミンE、ビタミンB6などが含まれます。
石榴にはビタミンC、カリウム、銅、パントテン酸、炭水化物が含まれます。
胡桃には、銅、脂質、マンガン、マグネシウム、食物繊維、ビタミンB6、葉酸などがふくまれます。

では、還元水あめと食物繊維を使った甘味料が果物の替わりになっているのでしょうか。炭水化物と食物繊維だけです。他のビタミン類、ミネラル類は全く含まれていません。

それでも京都の八つ橋よりはましです。八つ橋は炭水化物だけであって、食物繊維が0で他に栄養はなにもありませんから。

では板チョコが果物の替わりになっているのでしょうか。チョコには銅、脂質、カルシウム、ビタミンB2、パントテン酸、リン、マグネシウムが多く含まれます。板チョコは比較的果物が持つ栄養素が多いともいえるのですが、ここで問題があります。それは脂質とリンという現在人が過剰摂取しやすい栄養素の含有量が多いことです。脂質は糖分よりも単位重量当たりのカロリーが高く肥満の原因となります。また不足しがちなビタミンCが含まれていないのが果物と大きく異なる点です。

脂質の過剰摂取は、肥満を招き、糖尿病、高脂血症、動脈硬化が起こりやすくなる。

リンの過剰摂取は骨からカルシウムを放出させてしまい、骨粗しょう症を起こす可能性が高くなります。

板チョコを毎日食べるのはいかがなものかと思います。とりあえず脳のエネルギー補給にはなっているでしょうが、脂質とリンが気になります。

そもそも人体は果物さえ摂取していれば菓子類など必要ないのです。

チョコレートを食べるぐらいなら私はレーズンをおすすめします。レーズンには銅、炭水化物、食物繊維、鉄、ビタミンB6が含まれますが、脂質はほとんど含まれていませんし、リンはチョコレートの1/3程度です。また女性に不足しがちな鉄分を多く含んでいることも見逃せません。

仕事中に果物を食べるというわけにはなかなかいかないとは思いますが、チョコを食べる暇があるならレーズンは食べられるはずです。チョコに強烈に含まれる脂質をレーズンはほとんど含んでいないので肥満の原因とはなりません。

レーズンの糖分は、果糖とブドウ糖がほとんどなのですが、どちらも分子量が小さい単糖類であって、消化吸収が早いのです。砂糖は分子量が大きいので消化に必要なエネルギーも大きいのに対して、レーズンの糖分は身体にやさしいのです。それでいて食物繊維も含まれるので急激な血糖値の上昇も防ぐことができます。砂糖は人体の消化機能によって最終的にはブドウ糖に分解されるわけで、それなら初めからブドウ糖に分解されているレーズンの方がよほど身体にやさしいのは当然のことなのです。

必ずしも甲州八珍果にこだわる意味もないですが、人間は果物をしっかり食べていれば菓子類や人口甘味料などに頼る必要はないし、栄養のバランスも取りやすくなるようにできているのです。紅茶を飲むのは結構だけど、やはり人口甘味料に頼りすぎるのはいかがなものかと思う。果物を食べれば、それほど甘いものが欲しくなることはないと思うのですが。アップルティーやはちみつティーも検討してみてください。元々、紅茶というのは、硬水の中国やイギリスで水分を摂取する為の工夫でした。しかし軟水の日本では必ずしも紅茶でなければならない理由もない。硬水はどうやっても美味しく飲むことは出来ませんが、紅茶にすると硬水でも飲めるようになるからです。これが19世紀にイギリスがアヘン戦争に打って出るほど中国から紅茶の輸入量が増えた理由です。イギリス人が紅茶好きといわれるのはイギリスの水が紅茶にしないと飲めないからなのです。しかし日本は水が美味しい国です。砂糖を呑む為の媒体として紅茶を飲んでいるなら本末転倒です。アップルティーは林檎のほのかな甘さがありますから、おすすめできます。蜂蜜の糖分もほとんどがブドウ糖と果糖でレーズンと同じですし、鉄・銅・亜鉛といったミネラル類を含んでいることもおすすめできる理由です。
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仰る通り『過ぎたるは及ばざるが如し』


過剰摂取は成人病の大きな原因です。

No.1の方の通り、自然食品で、バランスよく摂取する方がよいでしょう。

一方で、人工甘味料が一概に害悪だとは言い切れません。
天然=安全とは必ずしも言い切れません。
逆に人工=危険とも必ずしも言い切れません。
天然由来でも加工品になれば、只の成分でしかありません。
また、人工であっても摂取量が制限されていれば、安全性はあると思います。

では、薬局で処方されている薬は全て害悪ですか?
漢方薬も薬効が立証されていますが、処方を間違えれば毒です。
勿論、天然にも毒と称されるものは沢山あります>毒キノコ、河豚などなど
ワラビなんかも調理方法間違うと健康を害します。

さて、人工甘味料もサッカリンから始まり、
アスパルテーム、アセトスルファムK、スクラロースが有名でしょうか。
これらも賛否両論あります。
アスパルテームも某外国からの圧力により、消費拡大が進んだと聞きました。
今では代謝吸収も判明してきて、摂取量を制限すれば問題ないと思います。
でなければ、飲料や菓子類に入れたら、メーカーは全て傷害致死罪になるのでしょうか。

また、半人工甘味料、エリスリトールやキシリトール、マンニトールなど糖アルコール類
これらも天然に存在しますが、摂取過剰でお腹をこわしたりします。
トレハロースは林原で有名ですね。
甘味以外に保湿や食感艶出しなど多機能、補助的に使われています。
ですが、同じ二糖類のスクロースに比べて甘みは45%です。カロリーは同じ。

カロリーベースで論じるなら、下記URL参照。
なぜ飲料にブドウ糖果糖液糖が多様されているのか分かると思います。
(コストが安いというのもありますが。)
恐らく、還元水あめもこの類になります。主原料はデンプンです。

食物繊維は、広義には色々ありますが、要は腸内で分解されず、
そのまま体外へ排出される高分子です。
植物に多いセルロース、コンニャクのマンナン、寒天のアガロース
甲殻類やキノコのキチンキトサンもこの類でしょうか。
消化吸収の際にこれらの分子内に糖が入り込んで、吸収され難くなり、
そのまま体外へ排出され、かつお通じがよくなることがよいとされています。

『甘い』と感じて空腹感というか、脳内で『甘みを感じた』という満足と、
消化吸収されにくく体外に排出されるパターンで
吸収しにくくするのが『食物繊維』、
糖に類似構造であるが吸収されにくい『糖アルコール、スクラロース』
『甘い』と錯覚させている『アスパルテーム、アセトスルファムK』
少ない量で『甘み』を強調できるのが『果糖、異性化糖』

一方で、食品における表示の曖昧さも消費者を惑わしているのかと。
『カロリーオフ』『カロリーゼロ』と謳っていますが、
実際にはマスキングなどで糖が添加されており、厳密にはカロリーがどれだけオフで、
ゼロなのかは曖昧なところがあります。
消費者庁なり厚生なり農林なりがガイドラインしっかり決めて、
消費者にわかりやすい情報出すなど食育も必要なのでしょう。

一概に害悪と決め付けず、
自分の身を気にするのであれば、摂取しているものがどれくらいの量で、
どのように作用するか、自身でコントロールするしかないですね。

老婆心ですが、質問者様は甘味依存度が高いような気がします。
好みと言えば個性ですが、緑茶や烏龍茶、ハーブティーなど、無糖茶。ブラックコーヒー。
チョコレートには、甘味料の他にも脂肪分がありますから、
単一の食品に限定せず、毎日バランスよく摂取されることをお勧め致します。

参考URL:http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E7%95%B0%E6%80%A7% …
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糖というのは炭水化物(糖質)のことです。

果物のことではありません。

穀類や芋に含まれるデンプンはブドウ糖がたくさん結合していますから、砂糖がない時代であっても米を食べていれば糖分を摂ったことになっていたのです。

普段の食事でも、一番多く摂取している糖はデンプンであると思います。

果物には炭水化物(糖質)として、ショ糖(砂糖)、ブドウ糖、果糖が含まれますが、甘味料=果物、ということではありません。果物を甘味料代わりに持って行く話自体、無理があります。

還元水飴は糖アルコールですから、これはやはり炭水化物(糖質)に分類されるものです。

確かに炭水化物(糖質)は血糖値を上昇させますが、炭水化物(糖質)を摂るから糖尿病になるのではありません。

インスリンの効き目が悪かったり(インスリン抵抗性)、インスリンの分泌が悪いことで糖尿病になるのです。

糖の基礎知識
http://www.hayashibarashoji.jp/sugar/index.html
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