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日本酒は、徳利にお猪口というスタイルですよね。

お猪口は結構小さいですけど、なんでこんな小さい器で飲むなんて発想になったんでしょうか?
ビールはジョッキだし、小さな器を使う酒もウォッカぐらいですよね?

ウォッカほど強くない酒を、あんな小さな器でチマチマと・・・。

戦国時代のドラマなんかを観ると、お猪口よりは大きめの、正月で使うような平皿みたいな器で飲んでいますよね。
あれが事実だとして、なんでお猪口サイズになったのか・・・?

あのサイズ、何か意味があるんでしょうか?

A 回答 (3件)

日本酒は、本来濁り酒(濁酒:ドブロク)と呼ばれる飲み物で


冷で飲むものでした。

アルコール度数も低く、お碗など大きめの器で飲まれていたのですが
江戸時代の初め頃に清酒が生まれるとアルコール度数が上がり
ました。但し、高級な為に少量で酔う為に癇酒にした様です。
同時に少量を口に入れる方が酔いも早く味を楽しめる。
一石二鳥だった様です。

酷い店はお酒を水で割って薄めていたと言います。(^^;)
軒酒(ノキ酒)と呼ばれ店を出て1歩で酔いが醒めたそうです。

簡単に言えば貧乏人の知恵から生まれた飲み方です。
量が安価で流通しだすと『ぐい飲み』と呼ばれる大きめの御猪口が
出始めます。

ホット・ウィスキーは例外中の例外で温めて飲むお酒は少ないです。
日本人は知恵と繊細さを大切にする民族なのですよ。
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この回答へのお礼

なるほど、癇酒ですか~。
冷が普通で、たまに趣向を変えたい時に癇にするもんだと思っていたんですけど、癇酒がメインだったんですね。
口も小さいお猪口なら冷めにくいし、吸い込みやすいですから便利だったんでしょうね。
貧しい中でもあんな洒落た器を考えるなんて、日本人はすごいなと思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/21 11:07

ちなみに・・・ですが


高知では酒の国と呼ばれるだけあって穴の開いたお猪口(べくはい)があります。
飲みきるらなければ酒が漏れると言うモノで入れたら飲むしかないと言うもので一種のゲームとしての飲み比べになっていたようです。
http://www.doppo.net/sorakyu.htm

そういえば、日本酒一升を大きな杯で一気飲みする大会も高地にはありましたね(^^;
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この回答へのお礼

これは面白い。
僕は冷なら一口で飲んでしまうので、負けない自身がありますよ(笑)
酒に強い者同士で集まる時には、良い余興になりそうですよね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/21 11:15

日本酒の話と云うより「お猪口」について。



例にあげられている「ウォッカ」以外にも40度以上の強いお酒(スピリッツ)を楽しむ「ショットグラス」が有ります。
私の駄文よりコッチをどうぞ。
http://bartender.blog35.fc2.com/blog-entry-21.html

「お猪口」「ぐい呑み」は徳利で適温になっているお酒を一口分づつ美味しく楽しむ(味わう)ための酒器(うつわ)です。
道具にコダワルのも楽しいですよ。
http://rakuraku.noblog.net/blog/d/10023763.html

あと「利き酒用」の「お猪口」(色を見るために底に的状の輪が有る)なんてのもあります。
まずは「ダイソー」のでも良いから1度徳利+お猪口で「日本酒(燗酒)」を楽しんでみるのをお薦めします。
焼き魚とか糠漬けが合います。キムチとかだと「ジョッキ」が欲しくなるかも?
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この回答へのお礼

徳利に移して飲んだこともあるんですが、冷でしか飲んでなかったので違いが分からなかったんですよね。すぐなくなるから、じゃあコップでいいじゃんみたいな(^_^;
ちゃんと飲み方を合わせれば、違った味わいになりそうです。
実はお酒関係の道具って面白そうなのが多くて、集めてはみたいなと思ってたんですよ。
ただ、味に変わりないなら多く注げる方が方が良いなと思ってしまい、洗う手間も考えて普通のコップオンリーでした。
でも味わいが変わってくるなら、今度は本気で考えてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/21 11:13

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