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子供についての質問です。
医科大を目指しており、大学生活や卒業後のことについて教えてください。

 (1)防衛医大や自治医大は授業料がかからないようですが、寮費はかかるのでしょうか?
   かかるとしたらいくらぐらいなのでしょうか?

 (2)地方国公立大の緊急医師確保枠や防衛医大、自治医大などは卒業後へき地や自衛隊での
   9年間の勤務義務があるようですが、その後はすんなりと地元に戻り希望通りの病院に
   勤務できている方が多いのでしょうか?(義務明け後就活をする必要がありますか?)
  それとも、義務終了後もそのまま義務期間と同じような職場で過ごさざるを得ないような
  方が多いのでしょうか?

 (3)へき地の病院や、産業医大卒業後に勤務する企業の給与は一般の病院の給与よりも
  かなり少ないのでしょうか?

   

A 回答 (7件)

知ってる範囲で、



1)
防衛医と自治医で若干違いますが、
防衛医はそもそも授業料というものがないとお考えください。
特別職国家公務員ですから、卒業後に任官拒否をすると、国に対する義務違反を問われて返済する形になります。かなり高額、5000万くらい、ですので、足抜けをする人は珍しいです。
寮費は食費を含め全て無料です。その額を考慮して、学生手当てが決まっているということです。(給与から差し引かれている)
自治医は私立大学ですからありますが、全額、都道府県から貸与され納付した形になります。
また、寮費は激安、1万もしないくらいです。生活費として、県費奨学金も用意されていて全員が借りるのを進められる県もあります。事実上親が1円も払わないですんでいる人が多いです。

2)
9年の義務期間がすめば、フリーの身です。
自治医の人の多くは、その間に地元病院から声がかかったり、また県外に行きたい人は自分で探します。医局に形だけ入局する人も多いです。また自治医に戻る人もいますし、すぐに開業する人もいます。
現在は医師不足ですから、就職先は困りません。ただ、本当のことを言うと、地元大学の学閥がありますので、入局しても出世や厚遇はないですよ。それで、入局しないでずっと県の職員のままでいる人もいます。
防衛医のほうも、同じようなものですが、地元にコネのない人が多いので、地元に帰る人は少ないです。帰ってくる人は、ほぼ例外なく開業です。しかし、評価が高いので、就職先は困りませんよ。
それと、意外かもしれませんが、どちらの大学も開業医さんの子供も結構いますよ。

>希望通りの病院に
   勤務できている方が多いのでしょうか?(義務明け後就活をする必要がありますか?)
  それとも、義務終了後もそのまま義務期間と同じような職場で過ごさざるを得ないような
  方が多いのでしょうか?

9年間の期間も県立中央病院のような基幹病院が半分、僻地といっても町立病院のようなところが半分ですから、無医村に行かされるというような事はありません。町立病院も地元大学から大勢来てますから、地元大の医師と違いません。
希望の病院にいけるかどうかも、地元大の先生だって教授が決めるのです。教授の変わりに県がきめるだけ、修行期間は同じことなのです。
義務明けも、そのまま県立病院に残る人もいたりして、地元大でも田舎に行かされたりもしますから、特別ひどい目に合うということはないです。

3)
本当の僻地病院に義務期間でいくことは稀で、あっても短期です。給与に関してはむしろ恵まれてます。ずっと県職員の身分ですから、ボーナスもちゃんと出ます。(そうしないと別枠の貸与金が返せないでしょう?)
地元大からの派遣扱いの方がかなり損です。正式の医局員でなかったり、常勤でも短期だとボーナス退職金出ません。
こと、経済問題に関しては、地元国立よりなにかとお得になってます。ただ、地元ではメジャーではないですから、それと学歴的に「私立大卒」になるのを嫌う人も多いです。地方では国立信仰がありますし、医学部となると更にです。

産業医の場合は、勤務する所でかなり違います。企業内病院もあるところか、事業所内診療所(医務室みたいなもの)だけなのか。工場の医務室で週休2日が確定、9時5時の世界で産業医メインと、病院で診察業務、当直もする、医師+産業医とでは違って当たり前です。
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この回答へのお礼

防衛医は地元になかなか帰れず、産業医は勤務場所によりけりなのですね。

自治医は、寮費は安く奨学金があり親の負担は少なくてすみそうなことや地元に戻ることが
できて就職先には困らないというの魅力的ですが、地元大の学閥があって出世や厚遇は期待
できないのですね。
へき地というと無医村を想像していましたが基幹病院と町立病院が半分ずつで、給与も恵ま
れているとのことで、その点は安心しました。

すみませんがあと一つ教えてください。
へき地は医師が不足していてなおかつ県職員の身分ということで、かなりの激務に耐えなければ
ならないということはないのでしょうか?
町立病院であればあまり心配するほどでもないのでしょうか?

お礼日時:2012/01/23 22:02

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%94%E4%BF%AE% …

要は出身地に帰りたい?

研修医制度になって出身大学の縛りは弱くなったらしい。

私の同期が医学部を出たのが25年くらい前で、高校で30人くらいが医学部に進んでいたが、出身大学以外の医局に入った奴は 1~2割いたような感じ。思い出すだけで3人いるから、まぁそんなものかなと。
東京に出てきた奴が二人に、母親思いで出身地に帰ってきたのが一人。

そういえば防衛医大は遠足で沖縄に行けると言っていたなぁ
ただし、外を見る窓がない 輸送機だが
転勤も北は北海道から南は沖縄まであるようだ。
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この回答へのお礼

今は出身大学の縛りが弱くなったのですね。
防衛医大だと転勤でどこに行くか分からないので地元に戻りたい場合は
あまり向かないですね。
情報をいただきありがとうございました。

お礼日時:2012/01/24 20:44

追加質問がありましたので、わかる範囲でお答えしますが、地方によってもかなり差があるということは、ご理解ください。



過疎地に行かされて、激務になることを心配されていますが、
激務の程度をどう見るかですが、
一般に、激務といわれる病院や、診療科は、大体の傾向があります。

やはり、基幹病院の救急です。
また、高度医療をしている病院での重症や手術がある科です。
かなり大きな有名病院でも医師の数が充分でなく、過労気味のところはたくさんあります。
そういうところと比べれば、田舎の病院はそこまでではありません。
しかし、近年、医師不足ですので、例えば、産科が近くにあまりなければ、患者が集中します。
逆に産婦人科医が1人しか確保できなければ、産科は運営できませんから(開業医さんはするのですけど)、産科はなし、婦人科だけになり、ぐっと楽でしょう。
田舎の病院だと対応できなくて、すぐ、大きな病院に送ってしまうということは多いです。
ですから、基幹病院の方が忙しくなるのがある部分では当たり前になります。
しかし、スタッフがすくないので、当宿や待機などの拘束は多くなります。
また、過疎地ではお年寄りが多いので、訪問医療や保健部分の仕事が多くなります。

普通、若手で激務とされるのは研修医です。これも研修先で随分違いますが、特に後期研修で忙しい科を選んだら、奴隷と言われるくらいめちゃくちゃ激務になります。これはどこの大学を出てるかは関係ありません。
まぁ、そういう人から見れば、田舎の町立病院など天国じゃないでしょうか?
しかし、それでは実力がつかないと、田舎病院を避けて、大きな病院で研修したがる人は多いです。

また、前期研修医が終わって大学病院でその後の勤務をする先生の多くは、そこでの診療と研究とバイトとで、これまた、非常に忙しくしてます。

自治医の先生が特に激務をしているようにはとても見えません。
むしろ、年季奉公の期間だけしかここにはいないと割り切って、余暇を楽しむ先生すらおられます。
高給の都会の民間病院にさっさと行ってしまうのを見て、非常に考えるものがあると思う時があります。

そういう点では開業医さんの子が行くと、お金があるのだからほかの私立にして、貧乏な子に譲ればいいのにと思っていたのが間違ってたのかなと思わせられます。
自治医の先生は開業する人が多いですよ。地元で開業すれば、それも主旨にあってるから、それはいいのですけど、勤務医不足は解消されません。
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この回答へのお礼

田舎の病院だからといって必ずしも激務だということはないのですね。
大変わかりやすく教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2012/01/24 20:39

従兄弟が自治医大だった


9年の奉公中は、僻地医療なのだが、見ていて、どこが僻地なんだ?と思った。
なぜなら、職場は「県立病院」です。県立病院は本格的な僻地にはありません。従兄弟の場合、人口6万人程度の地方都市での勤務だった。

通常の国立大の卒業生が卒業は「バイト扱い」での勤務なのに対して、自治医大の出身者は「県の職員扱い」なので、少なくとも20代のころは通常の国立大出身者よりも高給取り。
※ 国立大出身の友人は、30過ぎてようやく正規職員になれた<まぁ大学院に行ったりバイト扱いだったせいだが。

奉公明けのあとは、数カ所勤務医をしたあと、勤務医をしていた場所のそばで開業した。
奉公中に人脈ができると言うか、地方の県単位で言うと毎年多くても200名程度しか新規の医者は増えず、また、専攻ごとには毎年数名なので、基本的には全員知り合いの世界なのです。
従兄弟の場合、地元の国立大学の医局にまず入りましたので、その専攻で言えば数名レベルが毎年、その県に供給される医師数となります。
実績は、バレバレだから、奉公明けで再就職できないのは、本人の個人的な問題だろうなぁ

防衛医大に行った友人は、7年で自衛隊を辞めて、20年くらいたってから自衛隊に戻った。
戻った理由は、聞いていないが、戻れるらしい。
7年経った段階で、ヘッドハンティングで、民間の病院に異動した。2年分の返済義務金(のようなもの)は、異動先の民間病院が国に支払ったそうです。(形式上は、本人個人からでしょうが)
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この回答へのお礼

自治医大卒業生の職場は県立病院で本格的なへき地ではなく、給料も高いのですね。
奉公明けの再就職もそんなに心配しなくてもよさそうなので、少し安心しました。
情報をいただきありがとうございました。

お礼日時:2012/01/22 16:33

> 自治医大は授業料は貸与を受けるので実質かからないとの認識だったのですが。



その意味だと正しいのですが、その場合、どの大学でも、卒業後の僻地勤務(埼玉県内など、都心近辺もありますよ)前提で、奨学金などの無償貸与をする制度がある自治体は多いので、自治医大のメリットは、入学金から対応できる点だけな気がします。
民間金融機関からの学資融資も受けられますし、医学科に限っては、大学に受かり入学金と初期授業料が払えれば、あとは何とかなる、というのが実情では?
あと、自治医大については、出身地域への勤務義務ですから、必ずしも僻地とは限らないのでは?
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この回答へのお礼

地方国公立大を卒業後にその県で9年間も勤務すると出身県に戻るのが難しいのではないか
という不安があります。
また、自治医大は出身県には戻れるのでしょうが、へき地に優先的に廻されるのではないか
という不安があります。
都会の国公立医大に届かない場合、お金をあまりかけずに都会で勤務するのは難しいん
でしょうかね?

お礼日時:2012/01/22 16:09

自治医大卒業の先生たちと数年仕事をする環境にありました。

(防衛医大のことはわかりませんので申し訳ありません)

当県では自治医大の学生は学生時代より県の医務課に所属する形になり、学生時代から定期的に県庁に呼び出されて色々なチェックを受けていたようです。ちなみに学費は表向きにはかかるようになっているかもしれませんが実際は本人の持ち出しはありませんし、一定額のお金が学生時代から給付されるようになっていたと思います。寮費に関しては聞いたことがないのですが大学に聞いてみられれば良いと思います。

義務明け後は各自で色々な道に進んでいられますが、やはり9年間県の医務課がらみの仕事をしているとそこでのコネクションが強くなり、義務期間内の関係の職場で働いている方が多いです。
ただ自分で道を開き母校の医療センターで仕事をしている方や都会の私立病院に就職された方もいらっしゃるのでそこは自分のビジョン次第かと思います。
義務年限を果たさずに”足抜け”する場合は卒業すぐに足抜けする場合には3000万ほどは必要になると思います。上記のように学生時代から県の医務課がチェックするのは、足抜けされると配置人員の計画が変わってしまうので法律上は当然不可能ではないのですが、自治医大の建学の精神には反しますので倫理的な問題は残るかと思います。

給与に関しては僻地病院と言っても様々ですのでケースバイケースですが一般的には需要が供給を上回るので高くなるとは思いますが…。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
9年間県の医務課がらみの仕事をしているとやっぱり義務期間内の関係の職場で働いている方
が多いのですね。
そうするとへき地の病院が中心ということなんですね。
へき地は需要が供給を上回って給与が高いということは、仕事はかなり激務なのでしょうか?

お礼日時:2012/01/22 14:41

(1)防衛医大や自治医大は授業料がかからないようですが、寮費はかかるのでしょうか?



自治医大は、授業料がかかるので、ご質問の条件に合わないかと。
防衛医大は、授業料がかからないのではなく、それ自体が勤務なので、小額ですが給与の対象になります。
http://www.ndmc.ac.jp/college_i/mibun.html
寮も食事も、すべて仕事ですから、自由はない代わりに無料です。

(2)地方国公立大の緊急医師確保枠や防衛医大、自治医大などは卒業後へき地や自衛隊での9年間の勤務義務があるようですが、

仕事ですから、いつ辞めるのも自由です。拘束したら憲法違反です。
http://www.ndmc.ac.jp/college_i/sougyou.html
ただし、辞める場合に、学費などの償還が発生します。私立の医学部の学費を見れば分かるように、これが高額ですが、医師になった後なら、楽勝で返せる額ともいえますので、恩知らずな人に対しては、拘束になっていないとも言えます。

(3)へき地の病院や、産業医大卒業後に勤務する企業の給与は一般の病院の給与よりもかなり少ないのでしょうか?

基本的には、僻地の方が新任医師のとっては、高給のはずですが。

防衛医大は、大学ではありません。あくまでも、自衛官が医学の資格を学ぶ場所です。だから、入学試験じゃなく、採用試験なんです。
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/recruit/0 …
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この回答へのお礼

自治医大は授業料は貸与を受けるので実質かからないとの認識だったのですが。。
へき地の方が新任医師にとっては高給なんですね。
書き込みありがとうございました。

お礼日時:2012/01/22 14:34

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