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生物の伴性遺伝における組み換えの問題です。

「ショウジョウバエでは 優性伴性遺伝子 棒眼B は遺伝子地図の上で57.0に位置し、
劣性のカーネーションcarは遺伝子地図の上で62.0にある。

次の交配から1000固体の子を得たとき、個々の型とその個体数を求めよ。

(+ car)/(B +)♀ × (+ car)/Y♂」

という問題なのですが、伴性遺伝をどう扱っていいかわからず困っています。
遺伝子型が
(+ car)/(+ car) , (B +)/(+ car) , (+ +)/(+ car) , (B car)/(+ car)

ではないか?とここまで予想は立ったのですが、ここから先、性別も考えなくてはならないのか、個体数はどう求めるかで困っています。もし遺伝子型も間違っているようであれば訂正していただきたいです。
御回答をお願いします。

A 回答 (1件)

ええと、いくつか確認したいのですが、



・劣性のカーネーションも伴性遺伝子という事で宜しいのでしょうか?
・57と62という数字は、2遺伝子間の組み換え価が5%という意味で良いですか?
・文中の『+』は、野生型の遺伝子ととって大丈夫ですか?(すみません、見た事のない書き方なもので…)

以上の前提が間違っていましたら、以下の回答は気にしないでください。


まず、♀親では組み換えが起こります。
よって卵の配偶子でX染色体に乗っている遺伝子は、
(+ car)、(B +)→95%
(+ +)、(B car)→5% …組み替えの起こったもの

一方、精子の配偶子は半分がX染色体を持っており、そこに乗っている遺伝子は、(+ car)のみです。


さて、1000個体の子の内、500個体は♂、500個体は♀です。
これは、X染色体を含む精子が受精した場合は♀に、Y染色体を含む精子が受精した場合には♂になるからです。

まず、♂のみを考えます。
♂の遺伝子型は、卵の遺伝子型+Y染色体ですので、
(+ car)/Y、(B +)/Y→95%=475個体
(+ +)/Y、(B car)/Y→5%=25個体
となります。

次に♀を考えます。
♀の遺伝子型は、卵の遺伝子型+(+ car)ですので、
(+ car)/(+ car)、(B +)/(+ car)→95%=475個体
(+ +)/(+ car)、(B car)/(+ car)→5%=25個体
となります。


こんな感じでしょうか。
分かりにくかったらすみません。
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この回答へのお礼

説明不足にもかかわらず、ありがとうございました!

前提条件はこの通りです。申し訳ございませんでした。
丁寧な解説をありがとうございました。

お礼日時:2012/02/04 11:17

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