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新しいエレキベースを購入しようと思い、楽器店で色々と試奏をさせていただいた結果、Lakland USA 44-60(スワンプアッシュボディ)に決定しようかと思っているのですが、少々気になっていることがあります為、同ベースを所有されている(していた)オーナーの方や、色々と知識をお持ちの方にアドバイスをいただけたらと思って投稿させていただきました。

現在、私が所有しているベースは、甘くて粘っこくて太い音が出るものや、重心の低い、深~い低音が特徴の楽器が多いので、今回は「タイトで切れのいいサウンド」を求めています。

ただ、かなり重いアッシュ材のドンシャリ系の音にはなかなか馴染めず、かと言ってアルダーだと今回の目的の音にはなりにくいと感じた為、Laklandのスワンプアッシュはとてもバランスがよく感じました。

スワンプアッシュの44-60には、バーズアイメイプルの貼りメイプル指版のものと、ローズウッド指版のものがあります。

異なる楽器店でそれぞれの指版材のモデルを弾いてみたのですが、独奏している状態では、正直どちらも"アリ"に感じてしまいます。もちろん、それぞれの音の特徴の差は概ね理解できているつもりですが、予算の関係上、値引率が高い固体に出会えたローズ指版のものほうが現在、有力ではあります。

しかし、やはり気になるのはアンサンブルの中でどのように鳴ってくれるか、バランスが取れるかです。こればっかりはやってみないことにはわかりません。

私は、女性ボーカルのポップのバックや、いわゆる現代的なロックサウンドのバンド、時にはメタル、ジャズも演奏しますが、頻度はポップス・ロックが高いです。指弾き中心で、スラップとピック弾きはたまに行います。ベースソロをとることはそれほど多くなく、バッキングでメロディアスに結構動くラインを演奏するタイプです。

一般的には、アッシュボディにはメイプル指版を合わせて、タイトでレスポンスのいいサウンド・・というモデルが多く存在しますが、

アッシュ(スワンプアッシュ)+ローズ指版のあまり無い組み合わせは実際どうなのか・・・少々不安です。(実は、中途半端な組み合わせではないか?など)

といいますか、スワンプアッシュボディ自体、それほど多くないので、実際に使用されている方(特にLakland USA、または、特徴の近い楽器をお持ちの方)にアドバイスをいただけたらと思います。

音楽との相性、個人の好みの差などあるので、一概には言えないこと、楽器はボディ材、指版材以外のありとあらゆる要素が合わさって音が決定されていることは百も承知です。そして、私は優柔不断で恐縮ですが、もし、よろしければ、ご意見を頂戴できればと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

はじめまして。

 ベース暦:約40年の52歳・男性です。
(私の経歴は、プロファイルを参照してください)

ご質問の内容から、かなりの経歴・経験をお持ちの方とお見受けしました。
私もFender C/S JB62をメインに、曲によってFender PB78、TRB-6、あるいは
フレットレスを使い分けています。指引き中心でスラップ、ピック弾きを時々やり、
ダブルストップやコード弾き等もやります。
ジャンルは、プロファイルには大よそしか書いていませんが、貴殿と同じように
ロック、4ビート、ポップス、カントリー、ソウルもの、スラップもの等、幅広く(?)
やっています。
ベースギターの種類も少々多め?の経験もありますので、お役に立てればと思い回答
してみたいと思います。


<リアPUの位置について>
Lakland USA 44-60はJBタイプですね。
ご存知かと思いますが、JBタイプはリアPUの位置でかなり感じ(音色)が変わります。

私が今メインにしているJB(Fender C/S 62年Relic)は60年代仕様なので、リアPUが
ブリッジから約110mmのところに設置されていますが、70年代のJBはそれが約100mmで、
60年代仕様と比較すると10mmほどブリッジ側に寄っています。これが大きな音色の変化を
出していて、倍音成分が多くなり締まったタイトな音で、60年代仕様よりも切れのある
締まった音になっています。
マーカスは、スラップに切れのあるタイトな音を求めて70年代物しか欲しがらないという
記事を読んだ記憶があります。
スワンプアッシュは、ホワイトアッシュの亜種(洒落みたいですが・・・)で、音色は
アルダー材に似ているとも言われます。もし、スワンプにされるなら、このリアPUの位置
(60年代バージョン or 70年代バーション)を確認された方がよろしいかと思います。
ボディー材、指板材に気を使っても、リアPUの位置が60年代バージョンだと中音域の
豊かなJBと変わらないという結果になるように思われます。

<アッシュ材について>
私の経歴にある「ATELIER Z JB 6弦」は、セミオーダーが可能でしたので、ホワイト
アッシュにしました。♯286(ATELIER Z JB 6弦)の前にTRB-6(YAMAHA 6弦)を使って
いましたが、TRB-6は、マホガニー材をメイプル材でトップとバック挟んでおり、Low-Bの
音は出ることは出ましたが締まった感じがないですね。
それがイヤで、♯286をセミオーダーする際に「ホワイトアッシュ」にしました。
♯286はその分とても重かった(5.5kg!)ですが、Low-Bはタイトで良い音が出ました。
つまり、貴殿が求めておられる「タイトで切れのいいサウンド」には、アッシュは良いかと
思います。ただ、ホワイトとスワンプの差がどれだけあるのか?・・・は正直分かりません。
私はスワンプ材のベースギターの経験はありませんが、色々調べると「ホワイトアッシュ材と
アルダー材の中間」のように思えます。

<指板について>
スワンプ材をweb上で調べると「ホワイト材に比べて軽い」「高音域が豊かで音の抜けが
良い」等の記述が多いですね。
この事を前提に考えると、スワンプ材ボディーにメイプル指板だと立ち上がりの良い
、メリハリ感ある音になりそうですね。
ローズ指板だと締まった芯のある音で輪郭がまろやか的な感じのように思えます。

<結論>
求める音     ⇒ タイトで切れのいいサウンド
スワンプ材の特色 ⇒ 高音域が豊かで音の抜けが良い
演奏するジャンル ⇒ 女性ボーカルのポップ、ロック、時にメタル、ジャズ等
演奏スタイル   ⇒ 指弾き中心、スラップとピック弾きは時々、ベースソロは少ない、
           バックでメロディアスに動く
リアPUの位置  ⇒ 60年代仕様より、70年代仕様の方がタイトで締まった音

これらを総合的に考えると、Lakland USA 44-60(スワンプアッシュボディ)には、リアPUが
60年代仕様ならば「メイプル指板」、リアPUが70年代仕様ならば「ローズ指板」の方が貴殿が
求める音に近いように思われます
ただ、これはベース単体の音としてです。後は、アンサンブル、演奏ジャンル、曲によって
貴殿の感覚でよろしいのではないでしょうか。(予算もありますね)

最後に、ボディー材、指板材の種類も音に与える影響は大きいですが、もう一つ、パッシブor
アクティブも影響が大きいように思えます。
私の経歴をご覧いただくと分かりますが、パッシブもアクティブも所有してきた経験から
すると、やはりアクティブPUの方が締まった感じの音ですね。メリハリがあると言うより
輪郭がはっきりしているような音です。
これは好みの問題なので、良し悪しとか、合うとか合わないの問題ではないですね。前述
のリアPU位置が60年代仕様でも、70年代仕様でもアクティブの方がやはり締まった音のように
思われます。

お役に立ったでしょうか?

楽しいBass Lifeを! 長文失礼しました。
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この回答へのお礼

ご丁寧に回答いただきまして、大変感謝しております!!!頂戴したご意見から色々と考えを巡らすことが出来、より明確なイメージを掴めてきました。ありがとうございます。

john-eagle様のプロフィールを拝見いたしました。様々なベースの使用経験、演奏ジャンル、演奏場所など、経験豊富な方にご意見をいただけて嬉しいです。

私は元々、とあるバンドで活動しておりまして、フェンダーUSAのアメリカンヴィンテージPB62'(アルダーボディ/ローズ指版)にフラットワウンドの弦を張り、さらに少しトーンを絞り気味でメロディーラインを弾きまくるというような、タイトで切れのあるサウンドとは全く逆と言っていいベース、および、演奏スタイルをメインとしていました。時には、オーバードライブとコンプを使用し、野太さと暖かさとドライブ感を共存させたようなサウンドを狙ったりもしていました。

その後、色々な方達と、色々な場所で、色々な音楽を演奏させていただくにつれ、ベースサウンドのバリエーションの必要性を感じ、実は70's仕様のJBも1本購入しているのですが、予算の関係で妥協が必要で、あまりいい個体ではありませんでした。スペックうんぬんの前に、とにかく鳴らない楽器でかなり厳しかったですが、何とかして力ずくで弾き倒してステージをいくつもこなしました。

それより前に入手していたベースを現在のメインとしていまして、マホガニーボディ/ローズ指版/5弦/スルーネック/2ハムPU/3バンド・アクティブEQ搭載という仕様の某ハイエンド系のメーカーのベースです。

もちろんこちらもタイトではありませんが、PUをシングルに切り替えることが可能で、ブリッジ寄りで強めにピッキングすると、それなりに歯切れの良いJBサウンドが出せます。が、この楽器自体深みのあるトーンが特徴で、音の重心もかなり低いところにある為、もっと軽快にグイグイ引っ張りたい時にはちょっと苦しいのです。

そして、タイトなサウンドが要求される機会はさらに増えてきたので、さて、そろそろ最適な楽器を手に入れねば!と思い検討し始めました。

まず、最初にホワイトアッシュのアトリエZを数本試しました。この時にやはり重いアッシュのバキバキ系サウンドはどうしても苦手だと思いましたので、候補から外す事にしました。

その後、色々と試奏をさせていただき、"元々アルダーの音を好きな自分には馴染みやすいアッシュ材"とも言えるような、スワンプアッシュ材に出会い、丁度いいという感覚を得ました。Lakland USA の鳴りの良さも気にいった理由です。


・・・すみません、何だかごちゃごちゃと長く雑な文章になってしまいました。


★Lakland USA 44-60は、リアPUが60年代の位置です。

> これらを総合的に考えると、Lakland USA 44-60(スワンプアッシュボディ)には、
> リアPUが60年代仕様ならば「メイプル指板」、リアPUが70年代仕様ならば「ローズ指板」の方が
> 貴殿が求める音に近いように思われます

頂戴した上記のアドバイスは実に的を得ている!と思いました。

・ローズ指版のモデルを弾いた時には「どうも歯切れがいまいち、レスポンスがもっと速いほうがいいような気がする」

・メイプル指版のモデルを弾いた時には「一般的なアッシュボディ+メイプル指版のようなバキバキでは無いのに、レスポンス面はかなり良好」

↑上記のように感じていたのだと、今になって整理が出来ました。

-------------------------------------

ですので、結論は下記のように思います。

<ローズ指版モデルを購入する場合>
⇒リアPUの改造(70年代の位置に?)も視野に入れ使用する。

<メイプル指版モデルを購入する場合>
⇒こちらのほうが間違いない。値段も含めて良い固体に出会えるのを待つか、もしくは、ちょっと無理してでも頑張って購入する。

この度はアドバイスをいただき、重ね重ねありがとうございました!
乱文・長文、大変失礼いたしました。

他にもフレット交換やPU交換なども色々と勉強する必要にもあると思うので、精進します。

なお、今回はアクティブタイプは候補から外そうと思っています。やはりパッシブの鳴る楽器が一番ニュアンスを出せると考えている為です。(ナチュラルな音質の3バンドタイプで、パッシブの音を微調整するというような使い方はありかもしれませんが)

そして、全然関係ないのですが、私は、何年後かには、アルダー+ローズの60's仕様の極上のプレベが欲しいとか言い出すのだと思います。そういうこと(?)も含めて、ベース人生はとても楽しいです。

お礼日時:2012/02/16 03:37

自分はLakland USAの「55-94 Deluxe(Birdseye Maple指板)」と「4-94 Deluxe(East Indian Rosewood指板)」を愛用しています。



どちらもボディのトップ材にキルトメイプルが張られているので的確な回答になるかわかりませんが・・・
両方ともスアンプアッシュなので回答させていただきます。

「タイトで切れのいいサウンド」を求めていると言う事だったら自分は断然「Birdseye Maple指板」をおすすめします。

「たかだか指板でそんなに変わらないよ~」と言われてしまうかもしれないですが、
Lakland USAは通常のベースの指板よりも厚くネックと接合されているので結構音に影響出ると思います。
(両方とも試奏されたsuni_034さんならお分かりだと思いますが)


「East Indian Rosewood指板)」だとどうしても甘くメローなサウンドになり、切れのいいというポイントを考えると
自分はちょっと違うかなと思います。

参考になれば幸いです^^
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。DAICE1124さんは、スワンプアッシュボディに、バーズアイメイプル指板、ローズウッド指板のものをそれぞれお持ちとのことですので、大変参考になります!やはり「タイトで切れのいいサウンド」となると、音の立ち上がりの早いメイプル指板ですか。私も試奏して確かにそう感じました。ただ、ローズウッド指板のほうが売価で10万円ほど安いものを見つけたということもあり、揺れていますww

お礼日時:2012/02/15 10:42

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