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アルカリ性の性質についての質問です。

先日生物の課題研究で寒天培地に様々な物質を混ぜ、カビが繁殖するかについての実験をしました。(※オートクレーブにかけ、培養中はしっかりと試験管にアルミホイルをかけました)
その結果、石鹸、重曹のアルカリ性の物質を混ぜた二つの試験管にはカビが繁殖しませんでした。

私はこの結果を「アルカリは組織のタンパク質と結合し、溶かしてしまう力を持っているため、カビが生えなかったと考えられる。またこの理由から市販のカビキラーは強アルカリ性であると考えた。」とインターネットで調べながら考察してレポートに書きました。

しかし先生から返却されたレポートには、「アルカリがタンパク質を溶かすというのは間違いです。」と書かれていました。


では、今回の実験でアルカリ性の物質を混ぜた試験管にカビが生えなかったのは、アルカリ性のどの性質によるものなのでしょうか??


レポートの再提出が明後日なのでお早めに回答いただけるとありがたいです゜(゜´Д`゜)゜

A 回答 (3件)

培地のpHは 計られませんでしたか?


カビ(糸状菌)の至適pHは弱酸性(書かれているものによりますが、だいたい5,0~6,0)です。

石鹸、重曹をどのくらい加えられたのかが分かりませんが、pHはアルカリよりと考えられます。
pHが高過ぎて増殖できなかったと思われます。
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この回答へのお礼

教えていただいてありがとうございましたm(_ _)m 無事にレポートを提出をし、先生からもOKいただけました! ほんとうにありがとうございました!

お礼日時:2012/03/02 20:16

「アルカリがタンパク質を溶かす」のみならず、いろんなことが間違ってるので再提出になったんですね。



まず、その実験で分かったことは「塩基性の培地はカビが繁殖しにくい」であって、
どのような理由で塩基性の培地ではカビが繁殖しにくいか、ではありません。
その理由となりそうなことを文献で調べたのであれば、どういう文献にどのような記述がある、と言うことを明記しましょう。

次に、三段論法が間違っています。
質問者さんはAならばB,CならばB,ゆえにAはCである、という主張です。
カビキラーならばカビが繁殖しない、アルカリ性ならばカビが繁殖しない、
ゆえにカビキラーはアルカリ性である(実際そうだけれど、論法としては間違っている)。
他の例にすると間違った論法であることがわかりやすいですかね。
イチローは人間である、澤穂希は人間である、ゆえにイチローは澤穂希である。

それにカビキラーの殺菌力はアルカリ性によるものと言うより、
次亜塩素酸ナトリウム(いわゆる塩素剤)の酸化力によるものです。
次亜塩素酸ナトリウム自体がややアルカリ性ではあるのですが、
この水溶液は中性~酸性になると塩素ガスを発生してしまうため、
次亜塩素酸ナトリウムの保護のために強アルカリ性にしているものです。
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この回答へのお礼

とても分かりやすく教えていただいてありがとうございましたm(_ _)m おかげさまでレポートを提出し、先生からもOKいただけました。ほんとに参考になりました!

お礼日時:2012/03/02 20:21

そうだと思います、カビキラーは強アルカリ性の塩素系の物質です(次亜塩素酸ソーダー)で、塩素が強い滅菌作用を持っているためにカビを抑えたものと考えられます、ただし長い間放置すると塩素が飛んでしまうとカビが生成するはずです。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A1%E4%BA%9C% …
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この回答へのお礼

教えていただいてありがとうございましたm(_ _)m おかげさまでレポートを提出し、先生からもOKをいただけました。ほんとにありがとうございました!

お礼日時:2012/03/02 20:24

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