プロが教えるわが家の防犯対策術!

習い事の先生をしています。 年中さんから、小学1年生(現在)まで約2年習っている子供の
お母さんから、ある日膨大なレポート・手紙・本を受け取りました。 要は「自分の子供はアスペル
ガー症候群の疑い濃厚。 分かっ下さい。」という内容でした。 私から「前を向いてやる」とか
「呼んだら来る様に」という毎度の指示が、息子に障害がある以上本人分からないんですと。 
でもってアスペルガーにせよ自閉症にせよ発達障害にせよ、今の子供達はそうした診断が下され
なくとも潜在的にそういう傾向を持った子は多く、そうした子供達を導くのがあなた(=つまり私)
の役割でしょ、と結んでいました。

なお彼女は1年位前から御自分の息子さんが他の子と違うと気付いたようで、あちこちの小児科、
精神科医院を回っているとのこと。 どこでもアスペルガーの認定にまでは至らず、「言葉の
受け取り方が普通の子と違うのかも、、」と言われる程度だそうです。 

アスペルガーの子であれば、私を含めた指導者から理解を得られやすいと思っているようです。 
とはいえ完全に精神障害児として特別扱いは受けたくないらしく、「今まで通りの指導でいい」と
言います。 「ただ言葉の理解に問題があることがわかってもらえれば」と。  そう認識しつつ
指導するのは可能(簡単)ですが、元々アスペルガーに関する膨大な資料を私に手渡し、
「アスペルガーの子供なんです。 その前提で指導して下さい。」 「他の子もきっと潜在的に
発達障害系の何かでしょう。」と提言してきたのはあなたではないですか?  また医師の診断が
下る前に必ずしも断定できない関係文書を私に読ませる必要なかったのでは? と言うと、 
「引き続き医院でテストを受ける予定。結論は出ていない。」と言います。

質問ですが、子供の発達障害・自閉症・アスペルガー症候群等の認定には、場合によって
そんなに時間がかかるものなのでしょうか?(☆)  私はそのお母さんに、自分の子供を理解
してほしい、でも障害者として特別扱いされるのは嫌、という相反する感情があるように見受け
ました。 とことん追及するタイプ、プライドが高いタイプに見えます。 そういうのもあって
あちこちの医院を回っているような印象を受けました。 

ところで私はそのお子さんを受け入れたことで、習い事の時間中その子を追いかけまわす時間が
増え、時折見学に来てくれた方々の殆どがここ2年呆れて入会を躊躇してしまいます。 
とはいえ時折入会してくれる子もいて、それは似たような子供達です。 「ここなら自分の子供も
迷惑にならないだろう。」と判断するのでしょう。 それも一つの縁ですので受け止めますが、
いずれにせよ当該お母さんの言い分には釈然としないものを感じるのです。  

質問(上記☆部分)につきアドバイスを伺えましたら幸いです。

A 回答 (1件)

心の病を持ったお子さん、その親御さんの接し方、とても難しいですよね。



アスペルガーか、否かの診断にかかる期間は数か月程度だそうです。
場合によっては半年以上かかります。

1回の検査(アンケートのようなもの)は1時間程度のようですが、回数を重ねる必要があり、予約もすぐにとれるものではないので時間がかかるのは事実です。

そのお母さんの立場で考えてみると認めたくないけれど、認めないといけないかもという複雑な心境なのだと思います。
少し、焦りがあるのか強引な感じもしなくもないですが・・・

thomasparr さんの仕事にも差障っているご様子ですので、アスペルガーの学校側の接し方という情報を持っておかれるほうがよさそうな気はします。

今はお母さんと病気に関して深くお話しする必要はないと思います。
不安と自尊心の間で混乱されているのだと思いますので、適度に共感し、一定の距離を保ちましょう。

アスペルガーの可能性も考えた接し方しますねでよいのではないでしょうか。

子供を育てるのはあくまでも親です。
周りはそれを補助してあげるだけの立場です。
巻き込まれて深入りされないようにされることをお勧めします。

「アスペルガー症候群・高機能自閉症の子供を育てる本 学校編」あたりがお手軽な本です。
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この回答へのお礼

有難うございます。 貴御回答を読むことで私の中の迷い・釈然としない部分が晴れたように感じます。

>子供を育てるのはあくまでも親です。
>周りはそれを補助してあげるだけの立場です。
>巻き込まれて深入りされないようにされることをお勧めします。

膨大な手紙をそのお母さん私宛に書くくらい、当習い事を、学校で孤立している息子さんの
最後の拠り所とし頼りにしているのだろうと。 ならば可能な限り手助けしてあげたいと当初は
思ったのですが、話していくうちに自分の自尊心を崩されたくないという自我と、「あなた(私)
先日の練習でこう言ったでしょ。」と私を責める内容が多くなり、「ありゃ?この人は助けを求めたい
のか、私を責めたいのかどっちなんだ?」 むしろ指導とはこうあるべきと私に説法したり、これでは
サポートしたい気持ちも萎えますし、相手が何を望んでいるのかも見えなくなってきました。  
ですが上記引用部分そして
>適度に共感し、一定の距離を保ちましょう
>アスペルガーの可能性も考えた接し方しますね
というのが私の採るべき立場、説明と今理解できました。

まさに
>不安と自尊心の間で混乱している
先方の状態だのだと御回答を読むことで整理できました。

また診断に
>場合によっては半年以上
かかる場合があるということは、そのお母さんの回答も嘘ではないわけですね。
結論がはっきり出ないことにじりじりして他の医院を回ったと。 

重ねてすばらしい御回答を読ませて頂き有難うございます。

お礼日時:2012/06/04 22:31

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