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団塊の世代と言いますが、第一次ベビーブームとされている現在の50代後半位?というのは何となく分かるのですが、実際はどうなんでしょうか?又どんな意味なのでしょうか?

A 回答 (2件)

こんばんは、私は昭和24年生まれのいわゆる「団塊の世代」です。


堺屋太一「団塊の世代」は、若い頃読みましたが、昭和22年~24年生まれ(それぞれ約270万人ずついます)と解釈していました。昭和25年生まれは、検索してみましたが、人口統計が見つかりません(たぶん250万人以下と思われますが)でしたので・・

私たちの世代の特徴をいくつか挙げますと、とにかく人数が多かったので、
(1)学校・進学
小学校のころは、まだ敗戦後の貧しさが残っており、親や兄・姉の古着を直して着てくる同級生がたくさんいました。
学校は1クラス約50人のスシ詰めで、それでも教室が足りず、
理科室や図書室を仕切って教室にしていました。
中学校になると、東京オリンピックがあったりして世の中も少しずつ豊かになりましたが、高校進学率が上がり(8割を超えたかな?)、受験戦争が始まりました。
大学進学率は、まだ2割くらいだったと記憶していますが・・
(2)就職
産業構造の変化とあいまって、第二・三次産業への就職が主流になり、ほとんどが高卒で就職した結果、企業(特に製造業)は安価な労働力を大量に手に入れられ、その後の高度成長を支えました。
しかし石油ショック以降、高度成長に翳りが見え始めると逆に企業の人件費を圧迫する存在になり、余剰人員の元凶とみなされるようになってきました。

以上のことが結果的に現在の世の中の「歪み」につながっているわけです。
(1)「団塊の世代」の中で何年も前に指摘されていたにも拘らず、高齢化社会への対策を先送りしてきたツケが表面化、年金や保険に対する世代間の不均衡が問題化した。
(2)過当競争があちこちで発生、バブル景気におどらされ、はじけた途端に金融不安が起こり、製造業は海外生産にシフトして国内産業が空洞化、今日の不景気・雇用不安をまねいた。
(3)都市化・核家族化の弊害
我々以降「都会へ就職」がパターンとなり、都市化が進み地方の過疎化が顕著になった。
家族構成の変化や住宅事情から少子化が進んだ。

団塊の世代の本当の意味は、良くも悪くも我々の世代が世の中をリードしていく(その人数の多さから)ということでしょう。
若い頃には、安価な労働力とそのバイタリティー(競争に慣れている)から家電・自動車業界の繁栄の礎となり、
管理職になる頃にはモーレツ社員、
50歳になるとリストラ(首切り)要員、
年金を受給するようになると「社会のお荷物」というわけです。
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この回答へのお礼

私は団塊の世代ジュニアと言われてる世代のものなのですが、両親だと団塊の世代より少し上の為イマイチ的を得てなく、丁度団塊の世代の方からのとってもリアルな内容、詳細まで知る事が出来勉強になりました。有難うございました。

お礼日時:2004/01/19 20:42

説明文としてはこんな所でしょうか。


http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%C4%B2%F4%A4%CE …

作家堺屋太一さんが書いた「団塊の世代」という本がこの言葉の発祥というか
語源と成っています。
年齢的には52~56歳という事のようですよ。

参考URL:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%C4%B2%F4%A4%CE …
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この回答へのお礼

認識していた年齢が少しずれていたようですね。
参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2004/01/19 20:30

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