プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。

昨年冬から大切に育てていたパキラの水耕栽培(プランツプランツで購入したハイドロカルチャーのいただきものです)を、二週間ほど前、誤って家族が倒してしまいました。いただいた時の倍の大きさに青々と成長していたのですが、窓辺から落とした後、パキラを一度引っこ抜いてまた植え直したようです。4日程前、帰宅したらパキラの根もとの方がハイドロカルチャーの石の面より上に出てきて、さらに傾いていて、変だなぁと思ったので、また植え直したのですが、その時、水の中から少し悪臭がしました。
そして、二日後の夜(一昨日前の夜です)大変暑い日だったのですが、帰宅したら、一部の葉の色が薄くなり、落ちていました。そのまま一晩こしたら、更に他の葉の色も薄くなり、昨日の朝、思いきって、鉢からだしてみました。鉢の中の悪臭はひどくなっていて、中を出してみると、おそらく最初に引っこ抜いた時に切れたと思われる細かい根っこが、腐りかけていました。
今は、写真のように、水につけてあります。(横にある鉢に入っていました)

大変大切にしていたものなので、何かうてる手があれば、行いたいのですが…教えて下さい。できれば土に植えて育てたいのですが……

「パキラの葉が変色してしまいました」の質問画像

A 回答 (4件)

土に植替えを希望されているので、ハイドロカルチャーから土に


移行して栽培する方法を書かせて頂きます。
ハイドロカルチャーと土での栽培は方法が異なる点が多いので、
以前に習得した知識は忘れて土に関する事を覚えて下さい。

パキラはパンヤ科の観葉植物で、熱帯アメリカに3種類程度分布
する常緑低木です。本来は水辺に生える植物ですが、水辺と言っ
ても水際に生えている訳ではありません。
年間を通して強光線を好み、栽培工夫で多少の寒さにも耐えられ
るようになります。乾燥や暑さに強い性質があり、低温期は水を
控える事で寒さに耐えられるようになります。
葉が黄色くなったり落葉する時は、光線不足、肥料不足、水の与
え過ぎ等で根が痛んでしまった事も考えられます。

まず土を用意する前に鉢を選びます。鉢は植物にとって家で、土
は生活をする場所になります。
現在は底穴が開いていない容器ですが、これでは栽培は出来ませ
ん、プラ鉢や駄温鉢(淵が茶色になっている焼物の鉢)等の深め
の鉢を用意します。1鉢に1株と考えて数を決めて下さい。
土は市販の観葉植物の土を使用します。この土は購入した状態で
使用し、間違っても他の土を混ぜてはいけません。また庭土を混
ぜたり使用済みの土を混ぜる事もいけません。
使用する時は必ず未使用の観葉植物の土を使用します。
現在の大きさでしたら4~5号鉢で十分だと思います。

まず鉢底穴の上に防虫ネットを敷きます。これはホームセンター
でも100円ショップでも売られています。
敷いたら鉢底を2~3cm程度入れ、一握りの土を入れます。
株を鉢に入れて見て、深さ調整をします。深過ぎる時は適度に土
を入れて下さい。
土を入れながら割箸で突っつきながら土を締め固めます。
鉢の天辺より2cm程度まで土を入れたら、指で軽く押して植替え
は完了です。

このままレースのカーテン越しに置き、1週間後に最初の水遣り
をします。鉢底から十分に水が流れ出るまで与え、濁った水が出
無くなったら水遣りを終えます。水が滴り落ちなくなったら鉢皿
に乗せます。
これで植替えは完了です。植替えは1年毎に行い、5月から9月
の梅雨時期と猛暑時を避けて作業を行います。ただし今回は緊急
ですから、今は梅雨時期ですが植替えを行って下さい。

次に年間の管理を書きます。
まず置き場所ですが、年間を通して室内では強い株に生長しませ
ん。春から秋までは屋外で十分に光線に当てます。光線に当てる
事で冬場の寒さにも耐えれる強さを持つようになります。
ただし夏場は光線が強烈ですから、夏場は直射日光が当たらない
明るい日陰に置いて管理をします。
越冬するために必要な温度は最低で5℃ですから、5℃近くにな
ったら早めに室内にいれて寒さから守ってやります。

水遣りは簡単そうで、実は一番難しく失敗が許されない作業にな
ります。水遣り一つで生きるも枯れるも決まってしまいます。
春から秋までは鉢土の表面が乾けば与えます。見た目では湿りは
判断が出来ませんから、必ず自分の乾いた指先で土を触って確か
めて水遣りをするようにします。冬場は水遣りを控えて乾かし気
味で水遣りをします。

肥料は生きるために必要ですから、5~9月の間は2ヶ月に1回
で緩効性化成肥料(マグァンプK等)を施します。
液肥は1週間置きに与える必要があるので、与え忘れになりがち
ですから、与え忘れが少ない緩効性化成肥料を与えた方が確実に
なります。

冬場は室内に入れますが、暖房器具の使用で空気が乾燥しやすく
なり、カイガラムシなどの害虫が発生しやすくなります。
冬場に空気が乾燥しやすくなる時は、霧吹きに水を入れてパキラ
の葉の裏表に噴霧して湿度を高める工夫をして下さい。
この作業を葉水と言います。

今は小さいので増殖は出来ません。ある程度に大きくなってから
増殖は出来るようになります。

パキラは株元が膨らむ事で観賞価値が高くなります。ある程度に
大きくなって株元が膨らまない時は、あなたのパキラは挿し木に
よって増殖された物と言えます。株元が膨らめば実生から栽培さ
れたと判断が出来ます。挿し木では膨らまない。実生なら膨らみ
が出来ると覚えて居て下さい。

色々と書きましたが、多少は専門用語も含まれていて、分かりに
くい点もあるかも知れません。
どこか疑問点があれば質問して下さい。
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この回答へのお礼

ご連絡ありがとうございます!大変詳しく書いて下さり、すがるような思いで何度も読ませていただきました。いただいた回答を印刷して、これからも参考にさせていただきます。

実は、回答をいただいた時、ホームセンターにいて、今帰り道です。アドバイスしていただいた通り、鉢、防虫ネット、観葉植物用の土を購入しました。

お言葉に甘えさせていただき、いくつか質問させて下さい。

(1)防虫ネットを敷く作業のところの、敷いたら2~3センチ程度入れ というところがよくわかりません…

(2)土を締め固めるとは、土を押しこむようなイメージでしょうか?

(3)初めて肥料をやるのは、植え替えからどれくらい経ってからがよいでしょうか?また、緩効性化成肥料は一掴みパラパラと土の上にのせればよいでしょうか?
面識があるわけでもないのに、こんなに詳しく教えていただけて、大変感謝しています。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2012/06/24 20:29

再びの質問に対して回答いたします。



まず防虫ネットを敷いて2~3cm入れるのは鉢底石の事です。
鉢底石は土の流失を防いだり、排水性を高めたり、根の呼吸を促進
させるために入れます。
市販の鉢底石は自然石で作られ、粒の大きさも大きいので小さな鉢
で栽培する時は使い勝手が悪く、僕はボラ土の中粒を鉢底石の代わ
りに使用しています。
前回に4~5号鉢が最適と書きましたが、この程度の大きさの鉢で
は鉢底石だけが鉢の内容量の大半を占めてしまうので、生育に必要
とする土が少なくなってしまいます。
そのため4~5号鉢では鉢底石の量は2~3cmで十分な訳です。
防虫ネットは土の流失を防いだり、外部からの害虫の侵入を防ぐの
が目的です。

次に土を締め固めると言うのは、割箸で突っついて下さいと言う事
です。ただ単にパキラを入れて周囲に土を入れただけでは根が浮い
てしまいます。割箸で突っつく事により根の隙間に土が十分に入る
ようになり、根が安定して植付け後に倒れにくくなります。
一例ですが、黒ゴマを入れたコップに白ゴマを入れて、棒を入れて
攪拌した時と、突っついた時とでは混ざり具合が違うはずです。
例えが悪かったですが、根を安定させて倒れにくくさせるため割箸
で突っつきながら土を入れて下さいと言う意味です。

次に肥料ですが、緩効性化成肥料と言う肥料は名前の通り緩やかに
成分が溶け出して、必要な量だけを植物に与えます。
他の肥料と違うのは、効能期間が極端に長い事と、直接根に触れて
も根枯れを起こす事は無いと言う特徴があります。
中粒で約1年間、大粒で約1年半効果が持続します。
ただしこれは土に混ぜた時を言い、置き肥にした場合は水遣り等で
早く溶けてしまうので、生長期に2ヶ月に1回で与えます。
パキラの生長期は5~9月ですから、5月、7月、9月の3回に分
けて与えます。与える量は緩効性化成肥料の袋に書いてある通りに
施して下さい。
施し方はパラパラと土に撒く要領で構いません。
面倒な場合は植替え時に観葉植物の土に混ぜて下さい。これを元肥
と言います。元肥で施した場合は、次回の植替えまで一切与えては
いけません。
与える時期は必ず守って下さい。与える時期は生長期の間だけで、
それ以外の時期は状態に関わらず与えてはいけません。
液体肥料でも構いませんが、1週間に1度で水代わりに与えますの
で、忙しい時は与え忘れして肥料不足になってしまいます。
緩効性化成肥料なら与え忘れになりませんので、植替え時に元肥に
混ぜて施す方が楽と言えば楽になりますね。
緩効性化成肥料にはマグァンプKやエスピーマグ等があります。

生長期とは植物が活発に生育する時期を言います。その他の時期を
休眠期と言い、活動は微妙ですが行っていますが、生長期と比べる
と活動が鈍く、どちらかと言えば休んでいる状態を言います。
水遣りを多くしたり肥料を施したり植替えや増殖、剪定等が出来る
のは生長期の間だけで、休眠期に出来る事は水遣りと日照確保と、
室温管理だけです。

3つの質問に回答しましたが、些細な事でも構いません。質問があ
れば再び質問されて下さい。分かる範囲で子足させて頂きます。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。詳しく教えていただき、大変勉強になりました。本当に感謝しています。
ただ、お叱りをうけそうですが、昨日の回答をいただく前に、日曜の夜に植え替えてしまったため、3点ばかり、問題がでてきてしまいました。

1点目は、防虫ネットだと思いこんで購入したものが、鉢底ネット(細目)でした。

2点目は鉢底石を入れずに、鉢底ネットの上に観葉植物用の土をいれてしまいました。

そして、極めつけの3点目です。なぜ日曜夜に焦って植え替えたかというと、
水の中につけていた茎の下から1、5センチほどが、ブワブワしてきて、少し臭いにおいがしたからです。
そのままにしたらよいかもわからず、とりあえず教えていただいたように植え替えをしてしまいました。

いろいろ教えていただいたにも関わらず、このような報告ですみません。このまま様子を見てみようと思っています。どうか無事に成長してくれますように…。

お礼日時:2012/06/27 00:00

パキラは観葉植物の中でも大変生命力の強い植物です。


ですからあきらめないでがんばって育ててください!

パキラの水耕栽培はあまりみたことがありません。
やはりなかなか水耕はむずかしいと思われます。

根っこが完全にないところまで行っていないのならば
土に植え替えてしばらく様子をみてみましょう。
黄色になった葉っぱは全部取ってしまいましょう。
またかならず生えてきますので。
弱っている間はしばらくは肥料もやらずに半日影で
土の表面がからからになったらお水を鉢の穴から
でてくるくらいにたっぷり与えましょう。

新しい葉が出て復活したら肥料をポチポチ与えて
下さい。必ず復活すると思います。
がんばってください!
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりすみません。必ず復活すると思います!の言葉に勇気付けられました。ありがとうございます!
アドバイスをいただいた通り、黄色くなった葉っぱは取り除きました。
明日、お水をあげる予定です。とりあえずあれから、状態は悪化していません。復活しますように!

お礼日時:2012/06/30 20:07

まずハイドロカルチャーは水耕栽培の事ですが、勘違いしないで


欲しいのは現在のように水に浸けて栽培すると言う事ではありま
せん、現在は単に容器に水を入れているだけの代物です。

ハイドロカルチャーはハイドロコーンやセラミックボールなどを
土の代わりとして使用し、それに水を含ませて栽培する方法で、
土の深さや水管理等に色んなルールがあります。
本来は土で生育する植物を異なった方法で栽培するのですから、
ある程度の設備や知識は必要になります。

大切に育てて来たと言われますが、画像から見ると大切に栽培を
されていたとは感じません。単に見た目を重視してインテリアの
一つとして置かれていたとしか感じません。

先程にも書きましたが、本来は土で生育していますので、土以外
で生育させるためには多少の知識が必要になります。
現時点ではハイドロカルチャーのままでは回復させるのは無理だ
と思います。回復させる方法としては、嫌でも土に戻して養生を
させる事しか方法はありません。
土で栽培をしても買わないと言う気持ちがあるなら、改めて返答
をして下さい。詳しい栽培と管理方法を教えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
いただいた時点で、ハイドロカルチャーという形で、プランツと一緒に入っていた説明書に書いてあった通りに育てていました。

今、水につけてあるのは、もとの様にするのは不安で、どうしたらよいか解らずだからです。回答を早くいただけて大変嬉しく思います。
先程の質問にも買いた通り、できれば土に植えたいと思っています。土は今日購入に行けます。よろしくお願いいたします。

お礼日時:2012/06/24 15:37

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