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音楽理論の解説で「強く進む音」という表現がたまに使われることがありますが、
「強く進む」という語句がどういう意味なのかよくわかりません。どういう意味なのでしょうか?

例えば、「下属音」や「属音」などの意味を調べていたときに、「主音へと強く進む音」という解説がありました。何年も前の話なのでどこに載っていたかは思い出せません。

ほかにも、下記URLにも「強く進む」という表現が使われています。
http://www.ncnmusic.com/gakuten27.htm

A 回答 (2件)

 「進む」というのは、次にどんな音・和声に行こうとするか、という意味です。



 「属和音」の「ソシレファ」の和音は、「ファ」が入っているために非常に不安定で、次の主和音「ドミソ」に「解決」すると非常に快く聞こえますし、精神的にも安堵します。ああすっきりした、という気分ですね。
 つまり、「ソシレファ」の和音は、「ドミソ」に移行したい傾向が非常に強い、ということです。これを「属和音は主和音に強く進む性質がある」と言っているのだと思います。

 「下属和音」(ファラド)は、第7音を含まないので、それほど主和音(ドミソ)に行こうという傾向は強くありません。むしろ「下属和音」(ファラド)→「属和音」(ソシレファ)→「主和音」(ドミソ)の方がすっきりします。
 ということで、「下属和音」(ファラド)→「主和音」(ドミソ)はそれほど強い傾向ではない、ということで、リンク先の解説でも「主和音に進む性質」ということで「強く」は入っていませんね。

 「下属和音」(ファラド)→「主和音」(ドミソ)は主和音以外の和音に進んでもそれほど違和感はありませんが、「下属和音」(ファラド)が「主和音」(ドミソ)以外の和音に進むと、非常に違和感とか意外感、はぐらかされた感がありますよね。
 そういった和音の移行のことを、「進む」と言っているのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうごさいます。

お礼日時:2012/07/19 07:51

ドミナント(属和音)、属音はそれぞれ、、トニック(主和音)、主音と強く結びつく性格を持ちます。

そのことを、トニック、主音へと強く進むという表現で表しているのでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
しかし「強く進む」が「強く結びつく」に変わっただけで
結局よくわからないままなのですが……。

お礼日時:2012/07/19 07:50

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