プロが教えるわが家の防犯対策術!

大阪の郷土料理って何でしょう?
タコ焼き・お好み焼きは、郷土料理って類とは遠いようですし、
はりはり鍋なんか、文化遺産かなって・・
だいたい、戦前の一時は、日本一の大都市だったわけで
大都市の料理は郷土料理じゃないのだから、
郷土料理はないのかもしれません。

これは、大阪の郷土料理といえるものを
お教えください。

大阪府・大阪市に分けていただけると嬉しいです。

A 回答 (4件)

後期高齢者です。



確かに大阪固有の料理と言われると「ハテ?」と思ってしまいますね。

通称船場汁と言うのは商家の使用人に出す賄を始末する為に塩サバのあら(中骨なども含む)
を出汁代わりにし煮込み、そこに大根の薄切り(味がよく染み込み早く炊けるから)を入れたすまし汁の事です。調味は足りない場合の塩のみ。

三度、三度とも漬物以外之が唯一のおかずでした。

栄養学的にも理にかなってますがね。

但しこれは大阪だけとは限りません、京都でも商家(繊維関係が主、ほとんどが滋賀県出身者)はこれで近畿一円の商家や一般家庭でのお菜です。

料理と言うものではありません。

普通大阪に限らず、外で食べるのは会席料理でして、組合などの寄合の席で主人のみが出席して情報交換の場として定期的に料亭で頂くものです。

専門の料理店ではまず同じような内容のコース料理を出し、出席者はその中の造り(関東で言う刺身、関西では造り)と吸い物で酒を酌み交わし、その他の料理は折詰にして家で待つ細君や子供に持ち帰るのが習慣でした。

料理内容は大阪に限らず近畿でも九州でも東京でもほとんど変わりはありません。

但し、今の懐石(懐石料理と言い変えていますが本来は会席料理。懐石と言うのは茶事に出る茶懐石・・茶を邪魔しないように素材の味を生かせた薄味のもの・・の事で、今どきの街で見かける料理屋で出すものとは異なります。本来は仕出しとして茶事開催の場で作りだすものです。)などの料理とは異なり味は濃いものです。

船場や道修町あたりの旦那衆も一日中働いていますから、夜に今のような懐石料理と称するような薄味のものは身体が受け付けません。

今でも京、大阪の老舗の料理はしっかりとした濃いめの味が付いています。
無論家庭でも。

関西は薄味と言うのは本来のものではなく、茶懐石の薄味が一般に受け入れられていっただけの事です。

普通の家でお菜としてよく作られたものは他にハリハリ鍋と称する水菜と{煎りがら」(鯨の皮下脂肪の油を搾った後のものを乾燥させたもの、大阪の関東炊では「コロ」と呼んでます。)を炊き合わせたもの。

水菜は今でこそ京野菜と称されていますが元々は大阪固有の野菜で、京都の同じ野菜は葉にぎざぎざのない京菜です。

戦前は葉にギザギザのある水菜は大阪の地でしか作れませんでした。たぶん土の所為で京都で植えてもきざぎざの葉が出来なくて嘆いていた農家もあった大昔の事を覚えています。

今のような小株のものでは無く直径40センチ高さ60センチ余りの株でした。
今でも滋賀へ行けばそういう本来の水菜を売ってます。

また、大阪に限らず京都でも「はもきゅう」鱧の皮を小さく切って胡瓜もみにしたものは普通の家庭で食べられたものです。

現在のように外食しようにも一般の人が料理屋に(料理屋、食堂が無い)足を運ぶことはありませんから、現在で言う郷土料理などの概念は無く、普通に家で作られていた毎日の単純なお菜がそれに当たります。

箱寿司は近畿一円、大阪固有のものとしては「バッテラ」(鯖寿司の一形態)や雀寿司(鯛の寿司)でしょうね。

鯖寿司自体は良い小浜の鯖が入った京都の方が有名です。

フグは今でこそいろいろな所で食されていますが本場は下関。伊藤博文が贔屓にしたという春帆楼ですね。ずぼらやの幟を後ろに立てトロ箱を積んだ自転車は、一時良いフグが良く釣れた十三大橋の上で沢山見ました。釣れたものを買い取ると聞きました。

お好み焼きやたこ焼きと言うのは大阪万博以降目立ってきたもので、北、南の繁華街では見かけませんでした。

どんすきは美々卯が京町堀で開店した(昭和36年頃と記憶しています)ので近所で仕事をしていた関係上、一度物見がてら食べに行きましたが一度で懲りました。

その頃大阪名物は何?と騒がれたことがあります。

岩おこし以外に何も無いやんかと侃侃諤諤。(笑)

同じ頃、東京名物は?と、何も無いやんか?否、栄太郎の飴がなどとかまびすしかったものです。

郷土料理と言っても、強いて言えば地方地方の家庭で食べられていた物が宣伝されて世の中に出てきたものにしかすぎません。

余談ですが江戸開闢の基礎を作ったのは大阪から出て行った(家康の要請などにより)人と技術です。深川然り、佃然り。藪蕎麦の系統でも元々は大阪から出て行った蕎麦屋です。

竹藪の傍にあったから藪蕎麦。(ホント)

質問者様が大阪の方ならそのことを誇った方が良いでしょうね。

難波言葉がスポイル(本来難波の言葉はもっとゆったりとした上品な言葉です。知り合いの道修町の良い氏の奥様、現在102歳ですけれど、今どきのテレビの大阪弁と称するガサツな言葉に悲しそうな顔をしてスイッチを切ってしまわれますよ。

関西弁など言うものも存在しませんし京阪神すべて言葉が異なります。

今時、けつねうどんも新興の店の方が美味しいしね!

失礼しました。
    • good
    • 7
この回答へのお礼

ありがとうございました。

関西弁ではなく、関西風アクセント?イントネーションでしょうかね。

お礼日時:2012/07/12 04:07
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ありがとうございます。

とはいうものの、大阪で食べたことないですが・・・・
家庭料理だからかな?

お礼日時:2012/07/09 01:05

大阪ずし、箱ずし、てっちり、きつねうどん、などがありますね。


いずれも大阪市内発祥の感じが強いですが…。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

下記郷土料理の定義とは若干ずれている気がしますが、大阪名物ではありますね。

「郷土料理は、その地域から得られる食材を使っていることが主な特徴で、
調理方法も他に見られない独特のものである。家庭料理と重なる事もあり、
農業・山林業・漁業を生業としている土地の「ふるさと料理」となる事もある。」

お礼日時:2012/07/09 01:02

大阪市では


「うどんすき」が大阪市発祥ですね。美々卯の登録商標になっています。

 郷土料理ではないかもですが。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。
郷土料理の定義って難しいですね。

お礼日時:2012/07/09 00:58

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!