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物語、創作の世界というのは一つの作られた世界であり
それを表現する構造、構成、ルールがあると思います。

この構造やルールそのものの枠を打ち壊して
ネタに組み込んだ作品があったら教えてください。

たとえば、酒見賢一「語り手の事情」

これは、三人称で語られる物語における「語り手」
本来人格がなく、誰も見ていないはずの事件をどこからともなく目撃し読者に説明したり
誰も知りえない心理を客観的に述べてみたり
その語り手に人格が与えられ一登場人物として一人称の語り手になります
創作主は館の主人として登場し
この主人と会話したり交渉したりもします。

漫画だと「めだかボックス」が近いでしょうか。
主人公だから、とかそういった設定が重要になったり
物語の中で公然と語られてしまう。


部分的に作者が出てくるとか
前のページのキャラの脚が次のページに突き出てるとか
物語の外からペラっと喋ってしまう、とかは除外でお願いします。

スケットダンスのロマンとか
「この作者はこういうの好きだな」みたいなセリフとか
部分的なものではなく

構造全体とか、物語のテーマそのものに関わってるものでお願いします。

A 回答 (11件中11~11件)

読者に考える時間を与えない,へんな勘ぐりをさせない為に作者が情報を提供していく。

と考えていいんでしょうか?
注釈や外伝でまとめて書くのが面堂だから,さっさと説明しよう。かな?
漫画やアニメなら,ざらに有る様ですね。
大抵は,観客や友人が台詞で説明してますけど。

強いて言えば,田中芳樹の作品がそれに近いかも、登場人物を過去の出来事とともに説明しています。
危機に陥っても,実は過去にこんな場面を切り抜けている。だから問題は無い。みたいな。

「ギリシャ神話」
ヘラクレスが誰々と戦った。何故なら相手とはこんな因縁が有ったからである。見たいな文章が延々続きます。

後は,実話をエンターテーメントとして書かれた作品ですかね。
サイモン・シン「フェルマーの最終定理」世界中の科学者がこの難問に挑んでいく姿を追っていきます。
数学が分らなくても読みやすく出来てます。

アニメをノベライズすると,そういった書き方の作品は多くなるんじゃないかな?
読まないから正確には分らないけど。
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この回答へのお礼

>作者が情報を提供していく。と考えていいんでしょうか?

うーん、ちょっとちがいます。

たとえば語り部が登場人物の過去を説明する、とかはあるともうんですが
その語り部がいきなり人格をもって話の中でも動き始めるとか。
もちろん物語の語り部が「わたし」で視点を持っている三人称小説もあるかと思いますが
その過去を語られる中で主人公が「なんで知ってるんだよお前誰だよ」とか言い出してしまうとか…
作家や物語を説明するやつに対して「お前何者だよ」っていう部分です。


またはバトルや事件で主人公がピンチを迎えた時に
その物語の登場人物が公然と「どうせ主人公だから何やっても死なないよね」
と言ってしまう、とか。
「あ、主人公が死んだら次から私主役やれるのかな?」みたいなことを言い出してしまったり

作品中に「これが設定だから」ということを言い出したり、ということです

田中芳樹さんの作品読んでみます。ご紹介ありがとうございます。

お礼日時:2012/07/26 13:08

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