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こんにちは。

天皇陛下は国民のためになにをしているのですか?
過去何をしてくださったのですか?
天皇の仕事は大変なんですか?

他にも、詳しく教えてくださるとうれしいです。

まだ、中学生なので分かりやすく教えてくれるとうれしいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

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この回答へのお礼

迅速なご回答ありがとうございました。

とっても分かりやすいサイトでした。
とても参考になりました!

お礼日時:2012/08/06 17:47

天皇陛下。


いかにも、重々しい響きですね。
しかし、彼等は何もしていません。
日本の象徴という事になっていますが、
実際、海外を訪ね、各国のリーダーとの交流を持つだけ。
それは、日本の外交のお手伝い程度でしょうね。

第二次世界大戦前は、日本の政治にも携わっていました。
当時の総理大臣や、国会議員が決めた事を、
天皇陛下の元に持って行き、天皇陛下の許可を貰うのです。
ですから、当時の日本国民は、
天皇陛下は日本の守り神だと、信じさせられていました。

今は、違います。
キリスト教には、十字架がキリストの象徴と成る様に、
日本の国には、天皇陛下が国の象徴と成っているのです。
貴方や、私達と同じ人間として、
普通に生活をしていますが、
日本も、イギリス女王やアメリカ大統領の様に、
その国の象徴としているのです。
(アメリカの大統領の場合は、実際に政治を司っていますね。)
(イギリス女王の場合も、完全とは言えませんが、政治に携わっています。)
(その他、多くの大国や、小国にも、王国がありますが、それぞれ、違った立場の王様なのです。)

簡単ですが、少しは分りましたか?
学校でも、天皇陛下の話題が挙がるのですね?
そうです。学校の先生方も、この問題で、
日本国家の歌を歌う、歌わない、で
大きな問題になっていますね。

貴方は、どう思いますか?
日の丸の旗を揚げるのは嫌ですか?
国の国歌を唄うのは嫌ですか?
この夏休みに、お友達と一緒に考えて、
自由研究として、発表してみては?





 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

はい、学校でも天皇のことで話になったりします。
とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/06 17:51

 現在に世界中にある国の「政体」には二種類あります。

共和制か王制です。

 共和制というのは、現在のオランダ、フランスに始まったもので、国民全体で国家主権を所有するという意味です。国家主権とは、その国の所有権ともいえますから、国家の所有権が国民全体にあるという意味です。で、世界中の国家の90%は共和制です。アメリカもそうですね。全員で大統領を選び、大統領がその国を代用します

 王制は国家主権が一人の人物・・国王もしくは皇帝にある場合を指します。従って国家は一人の国王・皇帝のものといえます。この場合国王が国を代表します。

 さらに厳密に区分すると王制も「絶対王制」と「立憲君主制」に二分されます。立憲君主制というのは、国王はいるけれども国家主権は国民全体で所有している場合を指します。従ってこのような国では国王とは象徴的、儀礼的な存在です。

 立憲君主制における国王は、主権者である国民全体の意志と承認に基づいて存在しています。また議会があり、憲法があり、国王といえどもその憲法と議会が制定する法律に縛られます。国王の生活費や行動さえも議会の決定によって決まります。場合によっては議会は国王を罷免する(やめさせること)もできるし、共和制に移行する(王制を廃止する)こともできます。

 このような王国(立憲君主制国家)はヨーロッパに始まり今もヨーロッパには広く残っています。スウェーデン、ノルウエー、デンマーク、オランダ、スペイン、ベルギー、モナコ、リヒテンシュタイン、そして連合王国(イギリスと呼ばれています)が有名です。オランダは共和制としてスタートしたのですが現在は立憲君主制です。スペインは共和制になったり立憲君主制になったりと政体を何度も変更しています。

 さて日本は共和制なのか王制なのかというと・・・憲法にはこう書かれています「すべて天皇の国事行為には内閣の助言と承認を必要とする」・・公的な言動はすべて内閣の承認が必要です。その内閣は内閣総理大臣は国会議員の多数決で、大臣は過半数が国会議員から任命されなければなりません。そしてその国会議員を選ぶのは国民です。

 ということは、国家主権は日本国民全体で所有しており、天皇は国民全体の意志と承認によって存在しているということになります。そしてその公的な言動は国民の代表である国会と内閣によって厳しく制限されています。従って、日本は立憲君主制です。王国なんですよ。そして天皇はは「日本国国王」です。

 立憲君主といっても日本の国王ですから、議会が法律を制定しても天皇の署名と捺印がなければその法律は有効とはなりません。その意味ではやはり国王です。しかし、署名と捺印を拒否することはできません。天皇家の予算を削減するという法律ができても同じく署名と捺印を拒否することはできません。
 究極的には議会が天皇の存在を廃止し共和制に移行するという法律の制定を行った場合・・これは憲法の改正に当たりますが・・その憲法の改正にも天皇の署名と捺印が必要です。しかし、天皇は自らの存在を廃止するという法律/新憲法への署名と捺印を拒否することは許されません。

 なので天皇は日々、天皇としての仕事・・新しく制定された法律への署名、捺印、国事行為として内閣が決めた様々な行事への出席(国民体育大会とか植樹祭とか長崎・広島の被爆者慰霊祭などなど)が義務づけられています。
 また日本国の代表(日本国国王)、として海外からの国王、大統領、首相の歓迎会を執り行い、面会を希望する外国人要人などに合うなど、その日常は分刻みで内閣・宮内庁によって決められています。

 一日中寝て過ごすとか、なかなかできない忙しい存在です。大変な仕事です。私なんか金を積まれても嫌です。

 最後に残った「絶対王制」における君主とは・・議会も何もありませんから、国王が法律であり、国王が法律を作ります。だんだん少なくなってきて革命で共和制や立憲君主制に移行しています。代表的な絶対君主制国家は中東に残っています。ヨルダン、クウェート、サウジアラビアなどですね
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この回答へのお礼

詳しく教えて頂きありがとうございました。

参考にさせて頂きます。

お礼日時:2012/08/16 21:29

親切で適切な説明がありましたから、少し見方を変えて。



先の敗戦後、日本を占領した米国はいろいろ考えて日本に天皇制を残しました。日本には(その時点で)天皇が不可欠だと考えたからだと思います。
新しい憲法の第一章に8条を費やして天皇を定義し、役目を決めています。非常に重要な存在だということを認めた証拠でしょう。
なぜかというと、天皇は日本人の代表的な人物で、日本という国の象徴だということを、全てではなくても、かなり多数の国民が認めていて、これをなくすのは大変な抵抗があるだろう、おそらく不可能だろうと考えたのだと思います。

このあとは私見です。
国というのはひとつの人心のまとまりです。まとまりがいいほうが強い国になります。どうやって国をひとつにまとめていくか、そういうことにはどの国も苦労しています。国王という国の代表をつくって、その人物のもとに努力するというのがひとつの方法です。アメリカは大統領を選んでそのもとでまとまっています。人物が一番わかりやすいのです。その人物の人間性が重要です。幸い日本は日本人の共通の祖先として最も古い家柄の天皇という一族がいて人柄も信頼できるようです。選挙などのコストをかけなくてもいいのですから便利だとも言えます。対外的にも、日本はそういった一族をずっと大事にしてきたという信頼感が増しますし、古い家柄は非常に希少ですので外国も尊敬します。何よりも、そういった人物を中心に据えて国を動かしていくということで国自体があまり極端な変化をしない(だろう)という信頼感もできます。戦後の日本はまさにそういった行動をとってきたので、信頼されていると思います。
天皇は存在するだけで日本の国の国益になっているのです。

ご参考になれば。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。

参考にさせていただきます。

お礼日時:2012/08/16 21:28

まず「国」「国家」というものには、実質的にその国を象徴するリーダーが必要、なのです。



分かりやすいのはアメリカ合衆国や北朝鮮でしょう。
アメリカはイギリスをはじめとした様々な国から移民がやってきた国ですから、伝統もなにもなく「自分達で代表者を選ぶんだ!王政の国と違って、俺達が選べるんだ!」ということで象徴的に大統領制を作り出した国でもあります。

ですからアメリカは自由=宗教の自由と政治の自由=国の指導者を選べる自由、ということで大統領がものすごく「偉くて尊敬できる」ということになるのです。

逆に北朝鮮は先々代の金日成が当時に朝鮮半島を占領していた日本軍を追い出して独立国家を樹立した、ということに始まります。ですので(本来は共産主義なのでダメなのですが)「この国は金日成をリーダーとして独立国としてやっていくんだ!」という考え方を持ち、金日成が亡くなった後は息子の金正日、そしてその息子の金正恩と血筋でつながっていっているのです。

このようにどこの国でも「その国のリーダーになる人たちの歴史的な理由」がありこれを「正統性」といいます。

日本の場合は5世紀前後に成立したとされる「大和朝廷(ヤマト王権)」が初めて日本列島を統一したのですが、その王朝が「天皇家」と呼ばれるようになり、その天皇家が王である政治体制が一回も壊れなかったので、日本は天皇を象徴としてまたリーダーとしてきたのです。

でも「リーダーって内閣総理大臣じゃないの?」という疑問が出ると思います。
たしかに現在は立憲君主制という「王様はいるけれど、政治は国民が責任をもってやるよ」という政治体制のため、日本の政治的リーダーは内閣総理大臣になります。しかし実際に「国民のリーダー」はあと2人いて、1人は最高裁判所長官そして衆議院議長及び参議院議長(2人で1人)になります。これを三権分立といいます。

これだと実際に外国と約束をしたり、国内の法律を定めたり、誰かを任命するときに「誰が何をやるの?」ということになりかねません。

実際には、外国との約束(国際条約)も国内の法律(法律の公布)も誰かを任命(総理大臣任命や最高裁裁判長任命など)はすべて天皇がはんこを押すことによって、決定することになっています。

国民は「こうしたいから、○○にやってもらいます」というところまでは決めるのですが「それでいいでうしょう。決定!!」と確定させるのは天皇の仕事です。
これを御璽といいます http://www.kunaicho.go.jp/about/seido/seido09.html

これが天皇の仕事の大きなもののひとつです。

次にたとえばアメリカ大統領の就任式などを見たことがあるでしょうか?聖書に向かって宣誓をしますよね。またイギリスでは王の戴冠式にはキリスト教会の大主教が「神はあなたを国王と認めました」と宣言して初めて国王になります。
また宗教を否定している共産主義国では、共産党宣言のような指導書を掲げて「この本に書いてあることを実践します」と宣誓します。

どの国でも「その国の理念」というものがあり、その理念を体現しているもの(聖書とか教会とか共産党宣言とか)に触れて宣言することで、リーダー(象徴)としての権限を得ることができる、とされています。

日本の場合、天皇はどのようにするのでしょうか。内閣総理大臣などは先ほどのように天皇から任命されますので、儀式で御璽の入った任命書をもらうことがそれに当たります。

しかし天皇は日本の神様達の1人であり、日本国を守る神様でもありますから、自分で自分をにんめいすることになります。正確に言うと、1人で断食や斎戒をして、先祖代々の神様達(先祖の天皇たち)から「お前は新しい天皇になりなさい」という宣言をもらう、という儀式をしています。これを「即位の礼」といいます。

しかし「自分で自分を即位させる」というのは結構大変です。そのため天皇は1年を通じて決まった日に行う祭礼(神様を祭る儀式)を行い、先祖の神様達に「私が治めている日本はこのように安寧です」と報告をしているのです。年を通してかなりの数の儀式と断食などの過酷な修行が必要だといわれています(何をしているかは非公開です)

これが天皇の祭祀と呼ばれて、天皇の大切な仕事であり、毎日「日本国が平和で国民が幸せに暮らせますように」とお祈りしてくれているのです。

そして国のリーダーといえば外国との交流や国内での視察も大切な仕事です。
大震災の後、陛下や皇后が声をかけた人々はそれなりに心安んじた、といわれますし、皇太子や秋篠宮 が様々なセレモニーに臨席されることで、各地域も日本国の一地域という思いを新たにします。

また、この前のエリザベス女王在位60周年には世界の王族のみが集まる昼餐会があり、日本の天皇も出席しました。これ以外にも様々なところで総理大臣などとは違う外交をするのが天皇の役割でもあります。

これらが日本の天皇のみならず、世界各国の王族(特に立憲君主制の王)の仕事です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私でもよく分かりました。

参考にさせて頂きます!

お礼日時:2012/08/16 21:26

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