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聖書を読むことはキリスト教を理解することと同義でしょうか。

A 回答 (8件)

No.5です。


丁寧なお礼のお言葉、ありがとうございました。

>その他にも三大宗教のどれか一つに偏重していなく、独善的な感じではない書籍やHPなどがあれば教えて頂きたいです!

⇒三大宗教を均等に扱った本は「日本人のための宗教原論」以外には知りませんが、仏教の本ならいくつか推薦できる本があります。

『超訳 ブッダの言葉』(小池龍之介 著、ディスカヴァー・トゥエンティーワン社 刊)
『釈尊のさとり』(増谷文雄 著、講談社学術文庫)
『原始仏典』(中村元 著、ちくま学芸文庫)
『法句経』(友松圓諦 著、講談社学術文庫)
その他、「角川ソフィア文庫」から、「仏教の思想 12巻」なども、仏教を思想として捉えた体系的シリーズとして刊行されています。私はこの中の第2巻「存在の分析<アビダルマ>」を読みました。面白かったですよ。あと、第3巻「空の論理<中観>」第4巻「認識と超越<唯識>」なども読んでみたいと思っています。
もっとも、仏教は、哲学ではなく実践ですから、あまり理屈ばかりを追い求めるのは如何なものかと自戒してます。

なお、仏教はもちろんお釈迦様が説いた教えですが、年が経つにつれ、いろんな宗派に分かれたり、後世の人たちの思い入れに基づいた思想が入り込んで来たりして、何が本当にお釈迦様が説かれた教えなのか分からなくなっている側面もありますので、仏教の本をお求めになる場合は、日蓮宗、浄土宗などの特定の宗派の宗教家が書いた本よりも、学者の書いた本の方が、一宗派に偏らないので、望ましいと思います。
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この回答へのお礼

再度の御回答ありがとうございます。

>第2巻「存在の分析<アビダルマ>」、第3巻「空の論理<中観>」第4巻「認識と超越<唯識>」
興味深いです。是非読んでみたいです。

>仏教は、哲学ではなく実践ですから、あまり理屈ばかりを追い求めるのは如何なものかと自戒してます。
アドバイスありがとうございます。私もぼんやりとは似たイメージを持っていたのですが、実践が大切なことだと改めて認識しました。

>日蓮宗、浄土宗などの特定の宗派の宗教家が書いた本よりも、学者の書いた本の方が、一宗派に偏らないので、望ましいと思います。
御指摘ありがとうございます。これから書籍を選ぶ時に気をつけたいと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2012/08/28 00:19

No.5です。


ご紹介した本の題名に一部誤字がありました。
「言論」ではなく「原論」です。
お詫びして訂正致します。
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違います。


理解するなら
プラトンのティマイオスを読んでください。
キリスト教に関心がある人は
聖書よりもむしろ、ティマイオスを読むべきだと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3% …
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

プラトンのティマイオスですか。聖書よりも読むべきものなら必読ですね。是非読ませて頂きたいと思います。

お礼日時:2012/08/23 01:37

基本的にはそういうことだと思います。



ただ、キリストの言った言葉の真意は何か、とか、日常生活の個々の具体的事例をどう処理すべきかなどを巡って、信者間での意見が分かれた時、時の権威者達(キリストの後継者としての教会)によって一つの見解が出され、それがキリスト教の教義として定着し、信者はその教義を信じて信仰生活を営んできたというのが、キリスト教の歴史だと思います。

だから、キリストの後継者達が解釈し、説明した事の中には、キリストが言ったこと以上の事柄に踏み込んでいるケースとか、キリストが言っていないことへの言及も含まれています。
(例えば、十字軍の遠征などの、他宗教への圧迫などは、もし、キリストが生きていたらどう言ったか、興味の湧くところです。キリストは「汝の敵を愛せよ」と言っていたのに、キリスト教は他宗教を邪教だと言って抹殺しようとしたのですから、・・・。)

ですから、私は、教会の見解よりも、聖書に素直に従う方が良いと思っていますが、キリスト教の「教義」を知りたければ、聖書以外にも勉強する必要があると思います。
キリスト教の教義について書かれた本は沢山出回っていますから、入手しようと思えば入手できるでしょう。

ただ、キリスト教=新約聖書と考えがちですが、実は、ユダヤ教の原点である旧約聖書も含んでいます。
そして、神の愛についての印象は、新約・旧約の両者間で大きく異なって、私には感じられます。

新約聖書では神は無限の慈愛を持ったものと感じますが、旧約聖書では、その機嫌を損ねるととても恐ろしい仕打ちをする神であり、えこひいきをする神でもあり、人間を支配し服従させる絶対的な怖い存在です。神にとって人間は、塵のような存在にすぎず、人間はただ神の命令に従うだけの存在です。

でも、キリスト教はこの旧約聖書を否定していませんし、むしろ、黙示録などでは最後の審判において、とても怖く厳しい神であることが示されていますから、神の愛を単純に新約聖書に書かれているように、無限の慈悲深い神であると理解するのは間違いかも知れないと、私は思っています。

もし、貴方が、まだクリスチャンではなく、真理を求めている求道者であるならば、キリスト教と同時に、釈迦の教えも勉強されることをお勧め致します。

実は、私は、若い頃キリスト教の洗礼を受けましたが、キリスト教にはしっくり来ないところがあり、ひそかに釈迦の教えも勉強している者です。
キリスト教は世界の創造主としての神を認め、むしろこの神が絶対的存在で人間を支配する、神中心の教えですが、釈迦の教えでは、世界の創造主などを唱えていません。むしろ、人間存在を客観的に見つめ切る事によって、何が真実かを探り出そうとしています。釈迦の教えの根本は、他者への限りない慈悲にあると、私は思っています。

世界の3大宗教の概要と違いを知るには『日本人のための宗教言論』(小室直樹著、徳間書店刊)などは参考になると思います。

余計な事まで書いてしまい、失礼致しました。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

>時の権威者達(キリストの後継者としての教会)によって一つの見解が出され、それがキリスト教の教義として定着し、
キリスト教を理解するに当たってぼんやりとしていたことの幾つかが明確になりました。

>神の愛についての印象は、新約・旧約の両者間で大きく異なって、私には感じられます。
新約・旧約どちらにもまだ目を通していないのですが、このことを意識して読むと有益そうです。

>人間存在を客観的に見つめ切る事によって、何が真実かを探り出そうとしています。
私も仏教に興味はあるのですが、そこまで詳しくないためちゃんとした事は言えないのですが、この事は的を得ているというか私が感じた仏教という宗教の雰囲気と似ているものです。

『日本人のための宗教原論』(小室直樹著、徳間書店刊)是非読んでみたいと思います!その他にも三大宗教のどれか一つに偏重していなく、独善的な感じではない書籍やHPなどがあれば教えて頂きたいです!

お礼日時:2012/08/20 00:54

違うと思います。



六法全書だけを読んでも、法律は理解できません。
それと同じだと思います。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

六法全書を正しく読むためには、それなりの勉強が必要ですよね。キリスト教も同じですか。

お礼日時:2012/08/17 00:40

読んでも理解できない者もいるだろう。

教科書と同じです。
まあ、キリスト教はどちらかと言うと、政治ツールに近いですが。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

読んでも理解できないのなら、解説書が要りますね。

お礼日時:2012/08/17 00:38

いいえ、違います。

18世紀の識字率はロンドンが30パーセント、パリが10パーセントだったそうです。つまり庶民は字が読めなかった。字が読めないのに聖書を読むことはできません。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

そうですよね、識字率が低かったなら、聖書を読むことは到底叶いませんね。

お礼日時:2012/08/17 00:38

聖書には旧約聖書と新約聖書が有ります。


キリスト教は、新約聖書を採用しています。

聖書=キリスト教では無いです。

キリスト教にも、各宗派が有ります。
どの宗派が知りたいかにもよります。
新約聖書を元にしても、キリスト教内での、意見は分かれます。

よって同義とは言えないと思います。
キリスト教を理解するには、イエスキリストを理解しないと始まりません。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

なるほど、宗派によっても大きく異なるのですね。
少なからず類似している部分はあるかと思っていました。

お礼日時:2012/08/17 00:36

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