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質問させていただきます。父が大病を患い、あるお寺のほうへご祈祷をお願いしてきたのですが、生死が関わってくるので、お知り合いの方がおすすめして下さったお寺にご祈祷をお願いしたいと思いました。藁にもすがる思いです。この場合、複数のお寺や神社にご祈祷などをお願いすることは大丈夫でしょうか?

A 回答 (3件)

日本で重い病気になったとき、神社や寺に祈祷を頼めるのは極限られた権力者ぐらいのものでした。

民間人が祈祷を願うことなど出来ませんでした。そのころは日頃崇敬している神社や仏閣に祈祷をお願いしたのです。
従って、良いとも悪いともいう決まりごと(風習を含めて)ありません。する事になんの制限もないのです。

ただし、困ったときの神頼みで、治ったら信仰を忘れる。これではハナからご利益など得られないと私は確信しています。少なくとも儀礼的にではなく、心から最低でも1年間はお礼参りをすべきでしょうし喜捨もすべきだと考えています。
実際に私は息子が死の縁に立った時、それまでは快く思っていなかった神社に行き、医者も驚く奇跡的な治癒後、一年お礼に日参しようと妻と話し合って、結局3年お礼参りをしました。神社との付き合いは子供たちが成人になるまで続き、以後は自分たちの人生だからといって付き合いをやめました。

ちなみにですけれど、TVドラマなどに出てくる病気平癒の僧侶はその家の菩提寺、或いは密教や古い時代の宗派になります。加持祈祷というのは元々密教や古仏教などで使われたものだからです。真言密教、天台密教、法相宗などが代表です。
また神主のような集団が祈祷する場合は、平安時代くらいですと陰陽寮や典薬寮ということになります。本来医薬を司る典薬寮がこのような祈祷も行っていましたが、やがて陰陽寮に主体が偏っていき、典薬寮に近い陰陽寮所属の役人がその任につくようになりました。これが後の「陰陽師」になります。
更に神仏習合の時代に神道に広がっていき、密教系神道や山岳信仰系の神道などが祈祷を始めました。御嶽教神道、月山系の神道、三峰系の神道などがこの代表になります。
更に陰陽師系の神道は民間に下り、神道を名乗ったり陰陽道を名乗ったりしています。
つまり、元来病気平癒の祈祷の主役はやはり医学的知識を持った密教や陰陽師の役目だったようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
信仰を忘れてはいけないと思いました。これからもしっかりお祈りしようと思います。どの回答者様も真剣にお答えしていだだき、どの回答をベストアンサーにしようか迷ったのですが、色々と勉強になったので、こちらを選ばせていただきました。ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/22 11:21

この手の質問は人によって回答が異なります。


私個人の意見としては複数の神社仏閣にお願いをしても良いと思います。

但し条件があって祀られている神仏が同じ名前の方の場合は基本一ヵ所のみ
(例外として同じ名前でも勧請元・勧請先の魂の親子の関係であれば
両方にお願いしてもOK)。
違う名前の神仏が祀られているのであれば同じ願い事でも構わないと思います。
助かった場合は御礼参りを、助からなかった場合は願解きの参りをお忘れなく。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
しっかりお祈りしようと思います。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/22 11:17

最初から例え話ですが



大学受験生!…合格へ藁をも掴む思いで優れた家庭教師を同時に2人呼びますか?…。
失礼ですよね。
日本人は宗教に無知だから、どれが良くて、どれが優れた宗教かも解らず、まるで手術をする時に医者が沢山関わる様に宗教も宗派を問わず何でも呼んでしまう。呼ばれた方も金儲けだから頼まれれば出て行く…、
一斉に同時期にするか?、順番にするか?…、そんな問題で無く、信仰とは信じる対象は1つの筈です。
解らないから…と沢山呼べば必ず願いが叶うとは限りません。
宗教選択は自由です。
質問者様が1番信じられる宗派の方へ頼まれるが宜しいかと私は思います。

キリストと神社と釈迦と…日にちや時間を重ならなければ…で無く信仰は信じる側、つまり質問者様の信仰度の強さも大切に成ります。
拝めば願えば何でも叶うなら、こんな簡単な事は無いし過去の先人達もそうして社会を築いて来た筈です。
信仰は信じる力と信仰の対象と成る物の力が重なり合い、力が大きければ大きいほど可能性は無限大です。
でも…それでも駄目な時も有るのです。

大切な家族です。助かって欲しい、病気を克服して欲しい…、誰でも願う事です。

鰯の頭も信心と言いますが質問者様が、思い、願う…その心の強さこそが信仰の基本です。

御家族様は今、病気と戦っていらっしゃいますが亡く成る理由は病気で無く、この世界での寿命が切れるからです。この世界での果たすべき使命を果たし切り、後は使命が無く成ったから、新たな新天地への新たな人生へ向けて深い深い眠りに着くのです。

残念ですが御家族様が苦しむ姿を何時迄も見てる事も辛いでしょう。

とにかく今は生きて欲しい…と一心不乱に祈る事です。信じる者は救われます。
仮に亡く成られても質問者様の懸命な祈りや思いは必ず伝わります。

肉体は滅んでも生命は永遠です。必ず又、再会しますから…、
今は大変でしょうが心を強く持って祈って下さいませ。

大切なのは質問者様と一緒の思いで祈って下さる方々こそが尊い方々です。大切にして下さいませ。

坊主丸儲け…的な形だけの祈りじゃ願いは叶いませんね。
答えに成ってませんか?…、
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この回答へのお礼

お礼遅くなって申し訳ありません。
回答者様のお言葉見に染みました。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/22 11:13

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