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先日、家族にお寺に連れられ、そこでお祓いの様なものを受けました。内容は、そこのお寺の尼僧の方が、まずお経のようなものを唱え、その後折り本で肩や背中をトントンと軽く叩かれたというものです。しかし、本来お祓いは神道と関係があるものではないでしょうか。私はどちらの知識もなく、腑に落ちない心情が続いています。仏教にお祓いというものやそれに類似したものがあるのか、教えてください。

A 回答 (2件)

仏教では本来お祓いと言う名目の所作はありません。

それぞれに別の呼び方をしています。
神道における“祓え”というのも本来は自らが意識的・無意識的に犯した罪咎穢れを洗い流すことを意味し、一種の再生の儀式です。これが神仏習合の時代に邪気、魔などを退散させること、浄化することの意味が加わりました。更に陰陽道や山岳信仰などに影響を与えた道教の風習が加わり、呪いを打ち消したり跳ね返すことも含まれて来ました。さらに水や煙などで身を清めることも含まれます。

従って“祓え”と言う言葉でなくてもそれらを意味する所作はあります。それを清めと称したり祓いと称したりする事もあるでしょう。

お経(経本など)で肩を叩いたり、頭を撫でたりする清めの方法はよくありますね。
お加持などと言うことが多いと思います。数珠を使うときもあります。
数珠の場合には「お数珠頂戴」と言う場合もあります。
本来は仏法や経に帰依する意味ですが、今ではお払いや清めと言う意味で行なわれることも少なくありません。
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「お祓い」というと神道ですが、「祈祷」であれば仏教にもありますよ。



よく知られているのは「厄除け」ですか。
それ以外にも、良縁、健康、交通安全など、「祈願」と言われているものですね。

真言密教では修行の一部になってますね。
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