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CANON LBP9100C 2年使用 シアン色の横筋が入ります。
白黒印刷では入りません。
カラーを枚数が増えると5-6枚くらいから筋が出てきます。

シアンのトナーカートリッジを再生品で交換しましたが、改善されません。

メーカー相談口では、純正のカートリッジを一度ためしては?
よのことですが、ドラム一体型なのに、再生品でなぜ治らないのでしょうか?

再生品もドラムが寿命だったのでしょうか?

それともカートリッジ以外にも原因があるのでしょうか?
単色の筋が入るのだから、シアンのカートリッジに問題があると思うのですが。

メンテ契約していないので、こちらで質問してから修理を呼ぼうと思います。

詳しい方、原理だけでも教えて下さい。

A 回答 (3件)

プリンタの修理屋です。



言葉のあや、と言うことでしたら、気分を害されるかも知れませんけど、念の為に。

「シアンのリサイクル品がトナーを使い切る前に他のドラムやブレードの寿命が先に来てしまったというところでしょうか」・・・「他の」ではありません。
各色のトナーカートリッジの中にそれぞれ感光ドラムとクリーニングブレードが組み込まれています。

したがって、単純に再生品の初期不良、あるいは再生品の宿命ともいえる短寿命という事でしょう。


インクジェットプリンタと異なり、レーザープリンタの場合は再生品などの弊害は少ないのですけど、メーカーは信頼できるところを選択すべきですね。
今回のような場合、購入からの期間にもよるでしょうけど、クレームを入れると交換してくれるのが多いと思います。

今回の再生品についても、購入して間がないのでしたらクレームを入れてもよいのでは?

逆にそういう対応をしてくれない業者の商品は使うべきではないと思います。


業者や商品のレベルの判断要素としては2つあります。
ひとつは感光ドラムの色。
キヤノンの純正品の場合は、グレーっぽいブルーに少しグリーンが入った(?)独特の色をしていると思いますが、それと全く同じ色でしたらアウトです。
感光ドラムはアルミドラムの上に感光剤を塗布しています。
大昔は硫化カドミウムなどを使っていて、黄色かったのですけど、使用が禁止され各社ともにいろんな素材を工夫して作りました。

キヤノンのあの色の素材は特許があるはずで、他社が同様のものを作ることは出来ません。
したがって、ドラムを交換していないと考えられます。

もうひとつは、前回も書いたように再生回数のシールを貼っているかどうか。
レベルの低い業者では、そういう管理もしていないところがあります。


ただ、そういう管理や作業をしっかり行うとコストが上がっていくことになります。
そのあたりをどうやって割り切るかは、あなた次第という事になります。




トータルのコストについては個々に考え方が異なりますけど、現在、カラーレーザープリンタで保守契約に入る事は非常に少ないでしょうね。
モノクロでしたら皆無と言っても良いでしょう。

ただし、カラーレーザープリンタには、定期交換部品が存在します。
LBP9100C の場合、定着器とITBユニットです。(他の機種でも似たようなものです)
http://cweb.canon.jp/cgi-bin/lbp-op/option.cgi?c …

15万ページの寿命と書かれていますけど、使用状況によって変わりますので、10~12万ページ程度で交換指示が出ることが多いでしょう。

たまたま、このシリーズの場合、ユーザーは交換できるようにキット化されていますけど、他社ではサービスマンが対応することがほとんどです。
出張費と基本工賃を加えると、部品代の2倍くらいの金額になることもあります。

サービス対応の機種(メーカー)を購入してしまった場合、印刷数が多くなると予想できるのでしたら、保守契約に入ったほうが安くなる可能性もあるわけです。

こちらも、使われる方の割り切りという事になります。
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プリンタの修理屋です。



「ドラム一体型なのに、再生品でなぜ治らないのでしょうか?」・・・・ものすごい勘違いですよ。

再生品というのは、純正品の空になったカートリッジを回収して、洗浄し、感光ドラムを付け替え(純正品は表面処理などの特許がありますので使えません)、トナーを詰替えて販売しています。
最近では、純正品の感光ドラムをそのまま使いまわしているメーカーもあるようです。

感光ドラムは封入されたトナーの量に応じた耐久性しか、持たせていないはずです。
さらに、感光ドラムの表面に残ったトナーをこそぎ落とすクリーニングブレードは非常に神経質な部品で、こちらも感光ドラムと擦れていますので摩耗が進みます。
クリーニングブレードを交換している再生業者は見たことがありませんので、感光ドラム以上にセッティングが難しいと考えて良いと思います。
カートリッジの外側に再生回数のシールを貼っているものを見かけますけど、これはクリーニングブレードの耐久性と考えて良いはず。
経験的に5回程度と判断していると思いますけど、それ以下で不具合を起こすものは珍しくありません。


症状だけを見れば、シアンのトナーカートリッジ以外に原因が考えられないと思います。

ITBユニットの話も出ていますけど、ITBはすべてのトナーが乗ってきますので、特定の色だけで故障が起こるという事は考えられません。



今回の症状とは関係ないと思いますけど、(レアなケースだとは思います)いろんな色のスジが(比較的細いスジ)がランダムに出るような場合、廃トナーボックスのトラブルもありました。
2度ほど経験しています。

廃トナーボックスの中で、落ちたトナーが山になってきて、それが固着して崩すためのスクリューが空回りをしてしまう現象がありました。
こうなると、廃トナーボックスの入口で灰トナーが止まってしまい、ITBから送られてくる廃トナーの出口がなくなり、ITBのクリーニングがうまく行かなくなるわけです。

念の為ため確認しておいても良いでしょう。
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この回答へのお礼

大変詳しく、理論的な御解答ありがとうございます。私も単色の色筋ということはITBの劣化では無いと考えておりました。やはり、シアンのリサイクル品がトナーを使い切る前に他のドラムやブレードの寿命が先に来てしまったというところでしょうか。安いので、また再生品を違う会社で注文しましたが、またトナーを使い切る前に筋が出るかもしれません。それでも、純正品を買ったり、メンテ契約するよりコスト削減できそうです。リース契約が半額など価格破壊が始まっていますが、9100Cの新品買い取り5万円弱でリサイクルカートリッジで交換し続けるというのが、最もローコストだと思います。

お礼日時:2013/01/06 09:39

CANONのQAサイトを見ると、ITB(Intermediate Transfer Belt)の不具合の可能性が書かれていました。


この不具合であれば、トナーカートリッジの交換でも改善されない気がします。
もしここの不具合で直らないなら、ITBを交換する必要があるのかもしれません。

ITBの交換パーツはネットで見ると、販売価格が44,300円とありました。
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この回答へのお礼

早速の御解答ありがとう御座います。
ITBの劣化の場合もシアンなど単色の筋が入るのでしょうか?

取り急ぎシアンのトナーカートリッジをまた再生品で交換してみようと思います。
なにせ6000円くらいで格安なので、無駄にはならないので。

お礼日時:2013/01/04 15:47

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