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「地球温暖化は、どこでも同じように気温が上昇するのではなく、高緯度の地域ほど気温が上昇するといわれている」そうですが、なぜですか?

A 回答 (5件)

地球の自転の関係で(たぶん気流のせいでフロンガスの吹き溜まりのようになっているのでは)、高緯度の上空のオゾン層が、一番破壊され易い

らしくそのオゾン層の裂け目より紫外線などの太陽光線が直接地球に届くようになり温度変化が(気温の上昇)起きてしまうのです
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極地を中心とする高緯度地方では海水面の多くが氷で覆われています。


氷の反射能はきわめて高いので、太陽光線のほとんどを反射しています。
ところが温暖化によって海氷が解け出すと、反射能が急減し、海水の潜熱がが輻射を受けて急速に増大し、巨大な蓄熱器として作用するようになります。
こうするとますます海氷の融解が進み、太陽熱を相乗的に吸収するようになります。
これほど効果は大きくありませんが、高緯度の陸地での万年雪・凍土の融解によってより熱吸収率の高い露地の面積が増え、地表温度が上昇するのも、高緯度地域の気温上昇を助けています。

前回答にあるオゾン層の破壊は、温暖化との因果関係はあまりありません。
極地でオゾンの破壊が進行しているのは、もともと紫外線の照射が少なくてオゾンが生成されにくく(オゾン層は高層大気の酸素分子が紫外線で分解されるために作られます)、フロンによる破壊の速度に追いつかないからだし、オゾン層が遮断する短波長の紫外線は、もともとそれほど熱を運びません。
フロンはむしろ温室効果ガスなので、大気の熱を閉じ込める方向に働きます。

参考URL:http://www.sfc.keio.ac.jp/~t98619mt/kenkyu/ondan …
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太陽光線は可視光で、地球から宇宙に対しての放射は赤外線です。

なにが違うかというと波長が違います。赤外線は二酸化炭素にそのエネルギーを吸収されやすく、そのエネルギーはすぐに全方位に向けて放射されます。ここで下向きのエネルギーが地球を余分に暖めます。これの条件を北極、南極はよく満たしています。やはり自転の関係も大きいですしね。

元来私達生物が生きていられるのはこの温室効果の賜物だということを忘れてはいけません。もしなかったら今より平均33度は気温が下がるといわれています。つまり問題なのはそこからの(今現在)約一度の増加なのです。

そんなわけでこの微妙な変化の原因はなにも二酸化炭素だけではなく、大気中の水、フロン、メタンガスなども原因の一つです。

因みに、凍土の溶解や天然ガスから生ずるメタンガスが空中で酸化して水になるなんてのも原因の一つではないかとも言われています。まあ高緯度地域はこれにも当て嵌まりますね。はっきり言って想像もできないほどの原因と問題が絡み合っている現象故に未だ解明されておらず専門機関もあるほどです(IPCC)。ですから、一般に言われている偏った情報を鵜呑みにしすぎないようにしたいものです。
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直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「大気の熱収支と温室効果」
http://www.h2.dion.ne.jp/~hidakaya/g_index.htm
(地球温暖化解説<高校生編>)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/sc …
(毎日新聞:環境 北極圏の気温、急上昇)

ご参考まで。

参考URL:http://www.h2.dion.ne.jp/~hidakaya/g_onshitsu.htm
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シロウトっぽい言い方をすれば、最高気温が40℃のところが50℃になるのはたいへんなことだけれど、最高気温が0℃から10℃になるのは、そんなにたいへんなことでない、というようなことでいかがでしょう。



一般に、冷たいもののほうが温まりやすいです。
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