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世界各国で領土問題は起きており
現在でも紛争を何年も続けている国が多いです。
問題は、双方の国の政治家にあると思います。

どちらか片方が100%勝ち取る事は、武力であれ、理屈であれ
あるいは国際裁判であれ、勝ち取った国は良いですが
負けてその領土を失った国の政治家や官僚は、とことんバッシングされ
国民も取った相手国に対しノーサイドとはいかず
何年もあるいは何十年も禍根を残してしまうと思います。

北方領土問題で2島返還等々の折衷案があるように
尖閣諸島や竹島も折衷案を出すべきだと思うのですが

私の職業は不動産業で、このような境界杭の問題を多く見てきました。
中には、土地問題で(数十センチ)傷害問題に発展し
加害者は刑務所に、被害者も土地を売り引っ越ししたのも見ています。

双方が歩み寄る事で双方に利益があり、利益も少ないですが
一人の国民も犠牲になること無く解決できると思います。

政治家が、上手く国民に説明できるかではないか?
だと思いますがいかでしょうか

尚、韓国や中国を非難するような回答は遠慮ください。

A 回答 (17件中1~10件)

返信どうも。


社会問題に疎いのに一人前の顔をして口を挟むから馬鹿にされたり恥をかいたりするのですよ。
もっとも当人は恥をかいていると認識しているのか不明ですが。

あなたは質問の表題に「領土問題の解決法」と書いた。
日本で発生している領土問題は5点ある。
1.北方領土
2.竹島
3.尖閣諸島
4.沖縄列島
5.対馬
あなたはこの全ての領土問題を折衷方式で解決しろと提案しているわけです。

具体的な地域としてあなたは北方領土を上げ、この北方領土で折衷案があるが、他の竹島と尖閣諸島でも折衷方式を採用しろ、と主張している。
この主張をする者がせいぜい中学1年程度までの年齢なら、そういうことは有り得る。
10歩譲って世事に疎い無職成人女性にもその手の人はいるかもしれない。
100歩譲って成人男性引き篭もりニート無職の中にもその手の人はいるかもしれない。
だがあなたは「不動産屋」だと書いた。更に私への返信中に50代の男性だと明かした。
あなたはおかしい。
「おかしい」という言葉の範疇には、例えばアルツハイマー病とか、例えば発達障害とか、或いは脳にその他の後天的な器質障害が発生したか、そういう病気や怪我や遺伝的な部分も含めて。
或いは1週間前に刑務所から出てきたとか。

ずっと昔、私は奇妙な人に出会った。
各駅停車列車の向い側に40歳程度の男性が座った。隣には妙齢の女性が同伴していた。
男性はずっと窓の外を見つづけ、踏み切り信号に驚嘆し、道路に走る車に驚愕し、自転車に乗って走る中学生に驚嘆していた。
「あれは誰が作ったの?」「どういう仕組みが知らんが良く出来てるなー!」

この回答への補足

回答になっていないです。

100年前であれば支那や朝鮮など叩けばどうにでもなる
との考えが日本の主流だった。
私が100年前に、同じ事を言ったら、貴方のような方に
説教と同じ事を言われるかもしれない。

日本の歴代の総理や官僚が60年以上考えても解決できない問題なんですよ
私の提案で解決するなんて思っていない。
しかし、貴方のように何の代替案も無い人間が
意味不明の話(他人を侮辱する表現で)を持ち出して
他人を批判する方が幼稚なのではないでしょうか?

政治とはね、これまでの常識を変える事が出来るんですよ
現代の日本の常識が、数年後には変わるかもしれない。

貴方がどのような職業で、どの程度政治を理解しているか解りませんが
自分の常識が中心だと考えない事です。
相手を理解できないのは自分のキャパシティ小さい可能性がある。

尚、折衷案とは、島を定規で分割するという意味だけではないですよ。(そんな事どこにも書いてないよ)
ゼロサムゲームのような100対0は、禍根が残るから分割を中心に考える事が良いのではないか
細かな問題は事務方に任せて、まずは政治家が分割をテーブルに載せる事が解決を早くするのではないかという事。
早く解決するというメリットを高く評価するべきなんです。

尚、全国の不動産業者の殆ど政治連盟に加入している事はご存知だろうか

最後に、貴方の書き込みは回答になっていないので返答は不要です。

補足日時:2013/05/16 18:18
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まず現状、北方は2島が日本。

サンフランシスコ講和がそうなってる。残り2島はその後、話あって還せたらいいね、くらいの表現。
それを4島一括と騒ぐ過激な連中が国内にいるからややこしい。
ぶっちゃけた話、今更返還されたからと言って引っ越す住民がいるのかも疑問だけど。
現状から折り合いつけるとなると、4島一括返還した上で公用語をロシア語にする。漁業権、採掘権などは協同で管理。

土地は大部分を無償でロシア側に貸し出しをする変わりに資源などは、安価供給。。
もちろん貸すとは言え日本の土地なので、武器などの持ち込みは制限される。

やり方は5千円札の新渡戸方式。
ちなみに4島返還されると自衛隊駐屯地が必要になる。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

政治家が「2島返還でも良いですか?」と国民に聞けないんです。
「日本の国有財産を放棄するのか」
「政治的交渉力が無い」
「腰抜け」
などなど、マスコミや評論家、右翼などからバッシングされるのが怖いでしょう。
他にどんな手だてがあるか?無理な物は無理とはっきり言えない。
誰が考えても、早く決めてロシアと仲良くした方が良いのです。
100年先200年先は解りませんが、現在生きている人間が一番大切です。

国民にハッキリ言えない政治家ばかりいる
原発事故もそうです。
あの地域には、最短でも100年住めない。
だから、その土地を核廃棄物処理施設地域にします。
責任が取れないからなのか。逃げてばかりいる。

田原総一郎氏が「横田めぐみさんは亡くなっている何故政治家は言わないのか?」
との発言で訴えられましたが
北朝鮮が亡くなっていると言って骨まで出しているのに
その後の日朝国交正常化交流も頓挫して先に進めない。(現在参与が訪朝しているようですが)
横田さんには大変気の毒だが、確たる根拠も無く「生きてる生きれる」と言われても
難しいものは難しいと、言うべき事は言うのが政治家だと思います。

自分の選挙の事ばかり考えている政治家が多すぎるから
外交交渉が進まない。

補足日時:2013/05/16 12:30
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返信どうも。


まともな返信が来るとは思ってなかったので、驚いてますよ。
私は質問者さんの質問をまともな質問と考えてませんでしたので、若干遊ばせて貰いましたが。
領土紛争地域を折衷案で分ける・・・ と。

これは例えば北方領土、例えば竹島では我が国から見れば解決法の一つになりえますが、現在の時点で紛争化しているその他の地域でその解決法を提案するのはどんなもんでしょうかね。
場合によっては正気が疑われます。どんなお仕事をされているのか?と聞きたくなるが、不動産業だそうでw
事務所中国にあるとか? そうではなくとも中国人の顧客が多いとか?

1.中国は沖縄列島全域の領有権を主張している。沖縄列島を折半して解決するのか?
2.韓国は対馬の領有権を主張している。対馬列島を折半して解決するのか?

上の2点について、「そうだ。折半して、つまり半分ずつで解決するのを推奨する」と言うのであれば、質問者さんは恐らく殺されますよ。
土地の紛争では時として刑事事件に発展することもあるとご本人も言ってますし。

或いは、
3.ロシアが北海道の領有権を主張しだしたら、それも折半するのか?
4.そもそも中国の1950年代りつあんの100年計画によれば、西日本全域の領有が目標として掲げられた。西日本の領有権を主張したら、中国と折半案で解決するのですか?

あいすいませんが、まともな人間とは思っていません。
あなたがまともな人である可能性は、あなたが中国人であるか、中国利権に結びついているかしないと有り得ません。

この回答への補足

返答ありがとうございます。

そんなに異常ですかね。
このような話になると在日とか中国と利害関係があるのか?
などで、話が変な方向に行ってしまい何がなんだか解らなくなる
私は、親もその親も日本人で50代の男性です。

「我が固有の領土だ」と何十年も言い続ける事が政治家や官僚の仕事だと勘違いしている。
さらに言い訳として「国民の意志」だと言う。
確かに何年掛かっても妥協する必要は無いとも言えるでしょうが、事ある毎に緊張状態になる。
(これは、日本の隣接地も同様です)

そう何十年も言い続けているだけの政治家を回答者さんは支持するのですか?
(結果として支持している事になる)

私が、国会議員であればハッキリ聞きます
どのような方法で、何時まで解決するつもりか?
国会議員の任期は基本4年総理大臣はもっと短い
今、解決方法や計画が無いのに4年で解決できる訳がない。
それを回答者さんのよう方達が、折衷案はダメ、1cmたりとも譲れないと政治家を擁護する。
だから政治家や官僚は「努力しています」と言っていれば良い。
1000年経っても何も解決しない

「漁父の利」という諺があります。
鳥と貝が喧嘩して意地を張っていたら漁師から鳥も貝も捕まえられちゃった話。
これと同じで、意地を張り合っていても何も解決しない
韓国人も中国人も人間です。
人間と動物の違いは、人間は妥協がある事です。
そして力で解決するのが動物です。

役人や政治家は、「前向きに検討する」が仕事だと考えています。
つまり、今のままでは解決しないという事です。

補足日時:2013/05/16 07:57
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>竹島も折衷案を出すべきだと思うのですが



竹島の実効支配を終了し、日本国の象徴である天皇を侮辱したサムスン大統領が謝罪を入れるならば、折衷案として、
竹島に限って、大韓民国国民の90日間ビザなし観光訪問を認める。

(前提として、竹島以外の日本国に対する「90日間ビザなし入国」は、諸般の事情により無期限中止措置をとること)。
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>>今から66年前まで日本は、残虐で嘘つき国家と言われ


世界から攻撃を受けポツダム宣言を受け入れました

いえいえ、過去をふりかえれば、日本は、日清戦争に勝利し、国際的に認められて満州国を設立しました。本来なら、そのときの中国全土を日本が支配しても良かったと思いますが、それはしなかった。「日本の軍隊は他国に比べて規律ある軍隊である。中国支配は日本人に任せれば安心だ」と世界に思われていたんですよ。
「満州国を日本に返せ!」といいたいところです。

日露戦争でも、「絶対負ける!」と思っていたロシアとの戦いに勝利しました。203高地で勝利を収めた後、敵のロシア司令官の公平な扱いに対して、日本は世界から賞賛を浴びたんですよ。
当時の「侍国家日本」を尊敬している国は、今でも多いですよ。

嘘つき国家というなら、不可侵条約を破って、北方四島を奪い、多数の日本人兵士をシベリア送りにしたロシアであり、でっちあげの南京大虐殺をわめく中国であり、でっちあげの従軍慰安婦問題を米国までいってわめく韓国がぴったりです。
(米国にも、嘘はあるけど、まあこれは言わないことにしておこう)

この回答への補足

回答ありがとうございます。

100年前の話をしてもしょうがありません。
100年前は優秀でといっても、70年前には侵略をし虐殺した。
昔は、いくら優秀でも今が犯罪者であれば、犯罪者ですよ

村山談話も河野談話も現安倍総理が踏襲しているじゃないですか
南京虐殺も従軍慰安婦も、数についての信憑性は無いですがあったのです。
現総理が認めているのです。
もし無かったとしても、認めているのです。

前にも書きましたが、日本は先の戦争でポツダム宣言を受託し
世界に対し土下座したんです。
ポツダム宣言の解釈の違いがありますが、植民地は全て差し出し
沖縄だって取られちゃったんです。
アメリカと仲良くなって基地をそのまま置く条件で沖縄を返してもらった。

日本は戦争に負けたんです。
中国やロシア(ソ連)は戦勝国です。

補足日時:2013/05/15 11:58
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仰るとうりだと思います。


>政治家が、上手く国民に説明できるかではないか?

ぶっちゃけそういうことです。ですからあべさんが70%の国民支持率で自国民に「はい、こうしましたから、納得ね」
といえば決まりそうな機運が生まれています。ぷーちんもロシアでの人気に自信があって言い出したことでしょう。国民はいつもわがままなものです。

折衷アン、私も賛成ですが、現実としてこれは相手とのタイミングが重要です。ずっと100%を言っていたこちらが急に、1/2ではどーか?といえば、敵は、お、相手は弱気になったぞ、もうひとおしすれば2/3は取れるかも、と考えて、逆に強硬になったりします。交渉は国家間でも結局生身の人間がするもので、相手の手の内心の動きなどをシビヤーに見据えたゲームなのです。まあ、簡単にはいきません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

第三国に調停に入ってもらうのが良いと考えます。(アメリカ以外が良いと思います)
時間が掛かるとは思いますが、これまでよりは一歩前進できるかと。

このように、折衷案が成功すれば世界の紛争地域でも折衷案が採用される可能性が出て
日本と中国、日本と韓国が21世紀の領土問題の平和的解決法として
世界の基準になるかもしれません。(これはおまけです)

何よりもゼロサムゲームのように勝った者が100%取るは
20世紀の戦争時代の解決策だと思います。

補足日時:2013/05/15 11:40
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竹島、尖閣、北方領土どれも紛れもない日本の領土ですよ。



それを竹島や北方領土は韓国、ロシアが不法占拠し侵略されているわけです。
尖閣は中国が奪おうとしています。

日本人同士の土地の問題とはわけが違うんですよ。

あなたの主張は竹島や尖閣を仲良く利益を分け合えって意味に聞こえますが、そんなことをしたら沖縄や対馬が次に狙われますよ。
そうしたらそれもまた仲良く分け合えと言うのですか?

侵略者にそんなことを提案したら次から次へと日本の領土を狙われます。
なので一歩も引くことは許されません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>日本人同士の土地の問題とはわけが違うんですよ。

規模は違いますが似ていると思います。
最近の分譲地はしっかりした境界線が出来てから分譲されているので
問題は少ないですが、昔の住宅は境界線トラブルが多いんですよ。
さらに騒音問題などなど殺人事件に繋がる事もあり、決して仲が良いとは言えません。
表面上は仲が良い風に装っています。
国境を接する国々には紛争があります。
これは世界史が証明しています。

>したら沖縄や対馬が次に狙われますよ。
>そうしたらそれもまた仲良く分け合えと言うのですか?

これは、強硬派が考えたロジックです。
そんな事有り得ません。
このような情報をプロパガンダと言うのです。

中国がなぜ尖閣諸島を自国の領土と考えているか等の書籍を読んだ事がありますか
日本の言い分ばかりを伝えるメディアばかりを信じると
戦時中の日本国民のように鬼畜米兵になります。

日本は戦争に負けて
「もう悪い事はしません。戦勝国の言う事を何でもききますから許してください」
「東条秀樹をはじめ戦争を仕掛けたとされる人間を死刑にします。」
といって全面降伏したんですよ。
戦勝国には、ロシアや中国も含まれています。

「日本よ、泣きながら許しをこうた事を忘れたの?」
と言われているのですよ。

補足日時:2013/05/15 09:49
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”勝ち取った国は良いですが


負けてその領土を失った国の政治家や官僚は、とことんバッシングされ
国民も取った相手国に対しノーサイドとはいかず
何年もあるいは何十年も禍根を残してしまうと思います。”
    ↑
それはその通りですが、反対に折衷案の場合はどうなるでしょう。
お互いに、自分に理があると思っているのですから、
双方の国の政治家、官僚はパッシングされ、
何十年の禍根を国民に残すのではないですか。

例えば、百万円、強盗で盗られたとします。
これを折衷案で50万円返せばよい、となったら
被害者は納得しますか。
死ぬまで恨みますよ。

尖閣を半分、中国に盗られ、それで国民は納得するのでしょうか。
最近は沖縄まで中国領だ、という話まで出ています。
沖縄も、折衷するのですか。
次は、九州と言ってきたら、それも折衷にするのでしょうか。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

折衷案が一番良いと言っているのではなく
60年以上領土問題があるのに、これまでのロジックでは解決できなかった。
他の国でも領土問題があるが、何百年経っても解決が出来ない事は
歴史が証明している。

>例えば、百万円、強盗で盗られたとします。
>これを折衷案で50万円返せばよい、となったら
>被害者は納得しますか。
>死ぬまで恨みますよ。

これは日本のことですよ
日本は、先の戦争で近隣諸国を併合と言って侵略し自分の国の領土にしてきた。
しかしポツダム宣言で、本州、北海道、九州、四国以外は取られちゃった
沖縄だって取られちゃったのだから尖閣諸島も当然に失った。

本気で現実を見て、出来るだけ早く解決する事が大事だともいます。
先の戦争も意地の張り合いで特攻隊ができたり
原爆で大勢の人が亡くなりました。

補足日時:2013/05/15 09:33
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>尖閣諸島や竹島も折衷案を出すべきだと思うのですが


質問者さんの折衷案を補足してください。

「折衷案」という言葉が、お互いに認め合い譲歩し合うという、美しい言葉なのですが、実態のない言葉に思えてなりません。

(1)竹島に関しては、韓国が実行支配しているので、折衷案は韓国が退くことになります。韓国が納得して自国の利権を手放すような折衷案を示してください。

(2)尖閣にいては台湾と漁業交渉が結ばれたので、折衷案が締結されたことになります。一つの中国を歌う中国本土がこの協定に反対するのは筋が通りません。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>韓国が納得して自国の利権を手放すような折衷案を示してください。

私は、国際法に詳しくありませんが、半分にするという考えが一番良いと思います。
実際に竹島に国境線を引く事は、無意味ですので占有の仕方については
双方の役人が折衝する。

尖閣諸島についても同じように平和的な交渉をする事が良いと考えます。
双方が妥協する姿勢が大事で、それを国民が支持する事が少なくても
戦争を放棄した民主国家である日本は大事だと思います。


何よりも戦後66年が経過しているのに、何一つ決まっていません。
これから100年経っても、何も解決しない事は双方とも気づいています。
もし軍事衝突が発生して戦死者がでれば、同じ轍を踏む事になります。

数十年も、にらみ合って何か得られたか?
これから100年経過しても解決する可能性は無い事に
しっかり現実を見てみる事も大切ではないかと。

補足日時:2013/05/15 09:19
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長文失礼いたします。


領土問題と言っても千差万別あり、背後にある国家間の歴史文化や、何よりも国力のバランスには大きな違いがあります。一方ないし双方の当事者が持つ国際関係認識や脅威認識にも大きく左右されます。
あまりにも環境に左右されるため、あなたが求めるような一般解・一般原則は存在しえないと言って良いでしょう。

尖閣諸島の問題について言えば、かの諸島に対しては我が国のみが正当な領有の権利を持つという原則論を置いておくにしても、彼我の結集しうる軍事バランスによって、将来的な帰属の結果は正反対となることにまず疑いはありません。
日米同盟が機能する限りにおいて(この場合、米国が尖閣諸島を日本の施政権下にあると認め、日本の施政権下にある地域への攻撃に対して安保を発動する状態)、尖閣諸島は我が国に帰属するでしょうし、中国の軍事力がこれを上回り、あるいは日米同盟が有名無実かすることがあれば、我が国は圧力に抗しきることはできず、屈辱的な国際協定ないしは敗戦の結果として、尖閣諸島は全て中国へ帰属するものとなるでしょう。
尖閣諸島をフィフティ・フィフティ原則で解決するには、我が国としては安全保障上の懸念があるため、受け入れることは困難です。あるいは、尖閣諸島を共同統治下に置くという発想についても(この考えについては、例えば、ジョゼフ・ナイが『フィナンシャルタイムズ』誌記者との歓談で得た着想として、先年の日本訪問時における早稲田大学における講演の際に紹介してくれたものですが)、一種の策略として中国が一時的にそれを認め推進することはあっても、最終的に中国側がこれを受け入れることはないでしょう。なぜならば、尖閣諸島への進出は、資源問題というよりも、中国の海洋戦略における外洋進出の一里塚として位置づけられ得るものだからです。
すなわち、現状の中国経済・日本経済は(程度の差はあれ)共に海外からの資源輸入に強く依存しています。そして、中国の場合は更に輸入への依存度を高めつつあります。海洋交易路に対して自国の海軍力を投射できる環境を整えることは、中国の経済安全保障にとって極めて大きな意味を持つものと言えるでしょう。その上で、日本列島や台湾によって外洋への航路が遮られている現状の地勢は、純軍事的に言って中国にとって不利なものであります。この状況を変革するためには、周辺諸島を獲得し、軍事的に利用可能な状態(尖閣のような小さな島々の場合は、レーダー基地や通信基地、場合によってはミサイル基地として活用する)にしておく必要があると言えます。
勿論、日中の対決が定まっているわけではありません。しかし、衰退傾向にある日本が将来のある時点において、中国と踏み込んだ友好関係を築くことになる場合、尖閣諸島の引き渡し要求が必ず存在し、我が国としてはこれを受け入れざるを得ないでしょう(恐らく、沖縄への中国軍駐屯も要求されることでしょう)。
結論としては、あなたのおっしゃる尖閣諸島の折衷案は、中国側の軍事利用を独占的な形で認めるものでない限り、中国側が受け入れるものではないと考えます。


一方、北方領土問題について言えば、フィフティ・フィフティ原則に伴う三島半返還(あるいは三島・二島返還)で妥結する可能性はゼロではありません。
我が国は中国を第一の脅威と認識しており、そのためにロシアとの関係改善を模索しています。一方、ロシアは中国の友好国ではありますが、シベリア・中央アジア地域を巡る潜在的なライバル関係にあります。また資源を有効に(輸入国同士を競わせることでより高い価格を付けて)輸出する利得を得たいという考えもあります。このため、中国と日本の両者を天秤に載せておくことにかの国にとっての国益があると言えるでしょう。
従って、両国にとってそれが国益を満たすのであれば、折衷案による平和的解決に至ることも可能であり、互いに(不満はありつつも)納得した結論を得ることができるかもしれません。

なお、竹島については論外です。何故、「独島」として竹島を実効支配している韓国が、敢えて我が国の要求を容れて折衷・折半などに応じなければならないと感じ得るのでしょうか?
相手の視点からすると、「日本がごねる」なら、韓国としては、米国や中国に接近し、日本を孤立化させれば良いだけの話です。我が国としても、我が国の死命を決しうる大国である米国ないし中国、あるいはロシアとの関係を優先すべきであって、韓国や国際社会に対して竹島の日本領有の正当性を説く立場にあるとしても、韓国を我が国の思うように振り向かせるような努力が為し得ないことは明白です。これは折半を要求する場合でも同じことです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
しかし、なぜ出来ないかの言い訳の文章のように感じ
この先100年経っても解決する可能性が無い事を
書き連ねているように感じます。

憲法九条があるがために強く領有権を主張(行動)できないのではないか?
憲法を改正して海軍が空母をもってして竹島や尖閣諸島を警備すれば
日本に有利になると考えている輩が少なくない。
こんな事で解決できるとは到底考えられない。

回答者さんが、もし総理で任期中に解決する事を公約に掲げていたとしたら
具体的にはどのように行動するか?
せめて解決の糸口を見つける事ができるか?
これが重要だと思うのです。
「国民が納得しない」「相手がある交渉だ」を理由に
お茶を濁し次世代に問題を先送りする事の方が「罪」であるという認識を持ってほしい
役人や政治家にはそれが無い。

これは北朝鮮の拉致問題も同じで、総理にしかできない
領有権の問題と違い、被害者は100年も待っていられない
あと50年経って、拉致被害者は間違いなく亡くなっていますので返せません。
では話にならない。

補足日時:2013/05/15 09:02
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